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ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫)
松岡 圭祐
価格: ¥460 (税込)

文庫
出版社: 新潮社
発売日: 2008/08/28
ISBN: 410135751X
おすすめ度:3.5
Amazon ランキング: 100550位
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熱血漢の主人公に興ざめ
 主人公・後藤の何にでも食いつく性格にイライラしてしまった。出勤初日から、ミッキーマウスの担当になりたがったり、現場を仕切ろうとしたり、理想が高すぎて、自分が良かれと思って行動することが、周りの迷惑になってることが、全く分かってない。正に、自己中人間。
 最後はその行動力で、組織が動かされるのが、救いなんだけど・・・。でも、一緒の職場に彼みたいな人間がいたら、ウザくてしょうがないだろうなぁ。
ミッキーマウスは生きている
これ、ディズニーランド好きには、ちょっとつらい小説かも^^;
ミッキーマウスの中に入ってるのは・・・人間???
え、ミッキーは、ミッキーで着ぐるみではない!??

そんな裏話から、
ディズニーランドで働くスタッフの話、
正社員と準社員の歴然とした格差。
とてつもなくテンションの高い「ジャングルクルーズ」のお兄さん。
実は、そうなれるまでには、厳しい厳しいテストがあったり
カワイイ服着て、お掃除するスタッフさん。
この人たちは、どこから来るんだろう?とディズニーランドに行った人なら
1度は疑問に思ったりするはず。。。
あのショーで踊ってる人たいは、パレードで踊ってる人たちは
いったい何者!!??って。

そんな夢見る王国、ディズニーランドの裏側を描いた小説。
さて、どこまでが現実のことなのだろう・・・・・
ディズニーランド好きにも、ディズニーランド嫌いにもどうぞ
娘がディズニー物にはまり始めてから親もついついディズニーランド教に入信してしまいました。
キャストのさわやか過ぎる笑顔や、ゴミ一つ落ちていないパーク、ちょっとやそっとじゃ名前が覚えられないアトラクションやショップの名前・・・
そういうものに取り囲まれているうちにトリップしちゃうんですよね。
そんな時この本に書店で遭遇。
暴露本を手に取ったようなワクワク感でした。
中身もワクワク感をうらぎらないテンポのいい展開。
新人キャストが自分の夢や希望とランドを支える「仕事」の現実との間で傷づいたり怒ったり、怒られたりしながら「それでも、この世界が好き。この世界は私たちが作ってる」という誇りが彼らキャストを支えてるんだなあ。
それにしても、ミッキーマウスの中の人に会ってみたいなあと思いました。(え?そんな人いない?笑)



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