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きらきらひかる (新潮文庫)
江國 香織
価格: ¥420 (税込)

文庫
出版社: 新潮社
発売日: 1994/05
ISBN: 4101339112
おすすめ度:4.5
Amazon ランキング: 18207位
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不可思議な人間たちの組み合わせが上手い
文中に出てくる食べ物が実にうまく文章に溶け込んでいることに感心した。
ホモの夫とアル中の妻のお話は
もちろん、危うい感じで物語りは続く
そして痛々しい感じで物語りは続くのである

ホモの睦月とアル中笑子をとりまく友人達は
どこまでも純粋
とても透明感を感じる1冊である
主人公が好きになれるかならないか
主人公が好きになれるかならないかで、この本の評価は変わると思います。
私は若干笑子にイライラしてしまったので、何回も読み返すことはないと思います。
笑子の情緒不安定さが、わからなくもないけどたまに痛々しすぎるというか。
それと皆笑子に対して好意的過ぎるので、うまくいきすぎてるなという感想を持ちました。

作品自体の材料と雰囲気はなかなか素敵だと思います。
もう少しうまく生かせるとなお良かったのではないでしょうか。

そして、良くも悪くも女性的な作品だと思いました。
「変態」の定義とは?
「変態」の定義ってなんでしょう?
世の中なんでもありだなと思わされてしまいます。
絶対にありえない人間関係でしょうけど。
というか、小説だからありえる人間関係なんですよね。
そう思うと少し冷めてしまいました。
ある一面では無機質なイメージの2人の生活空間は結構好きだったりします。
やおい本でしょうね。
江國さんの作品には、一時期はまりました。主人公のあやうさが、とても魅力的なのですが、是はちょっと行き過ぎですね。ホモの医者が、それを隠すために偽装結婚する。アル中でヒステリーの主人公を、都合良く助けてくれる。女性の都合のいい妄想だけでできあがった作品です。『神様のボート』のように、現実を冷静にとらえた作品のほうが、ずっとすきです。



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