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整形美女 (新潮文庫)
姫野 カオルコ
価格: ¥500 (税込)

文庫
出版社: 新潮社
発売日: 2002/09
ISBN: 410132123X
おすすめ度:4.5
Amazon ランキング: 172275位
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真実
主人公の一人の「モテ市場分析」。その鋭さは説得力を持って響く。女性が「美」と感じる容貌と「モテ市場」の価値は一致するのか?
なんで自分はもてないのかな?と悩む貴女、ぜひご一読ください。幸せな人生=モテかどうかは個人の判断でしょうが、「モテ市場」の原理が明らかになる筈です。
テンポいいです。
やはり姫野カオルコ、読ませますね。独特の文章リズムが冴え渡っています。しかも、美容整形です。
深読みすればするほど、はまってしまう面白さに、整形の実態的記述と世間的心理の、その運びがただただ面白い。
私は甲斐子と安部子の物語りそのものより(勿論痛快に面白いのだが)このリズムの躍動する文体に惚れてます。
どっちがしあわせか?
正反対の幸せを手にする整形美女2人。
整形すると性格まで代わってしまうのか、と怖くなりました。

本来の整形前の自分をとりもどし、さらに成長して、素敵な隣人に
愛されている主人公のひとりの生き方は清々しいです。

鼻を整形すると うつ伏せで寝ることもできないのか!と、整形後の
不自由さがリアルでした。
中村うさぎは整形したことをオープンにしているから 整形前と変わら
ず生き生きしてるんですね。

どういう結末になるんだろうー、とワクワクしながら読めました。
おすすめです。

売れ筋商品をめざした主人公
 近寄りがたい豪華な美貌。謙虚な誠実な性格。それではさっぱりモテない。なぜ私はこんな風に生まれついたんだ!!と神を恨んだ主人公は、自分で緻密なマーケティングをおこない、外見はもちろん、それにあわせて内面も「売れ筋」に整形する。そして愛の資本主義市場で勝ち逃げ(解説より)する。ちなみに、この小説を「高度資本主義経済の精髄のような作品」だという解説はとても面白かった。
 もう一人の主人公は平凡な容貌。そして発想も平凡な彼女は、ただなんとなくもっと綺麗になりたくて、彼女自身が美人だと思う顔に整形します。しかしそれは売れ筋から離れていく道だった。
 ではどんなのが売れ筋か。そこに作者の価値観と社会観がとってもよく現れています。痛くて笑える。
  
美人/不美人
二人の整形した女性がどんな人生を生き抜くのか・・予想できない展開で、最後まで一気に読めました
美人だと生きにくいのねー
美人に生まれなくてよかった・・と思ったのでした

思わぬ角度からこの小説を読み取っていた、解説も秀逸でした




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