近頃、国家の品格で有名な著者ですが、
学生の時にこの本を読みました。
私が理系に所属していたこともあってか、
面白く、また参考になるように読めました。
理系学生の葛藤にウッテツケ?では、と思います。
若き数学者のアメリカ (新潮文庫)
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エッセイストとしても著名な作者が数学者としてアメリカへ留学した
際の事を綴った本。ユーモア溢れる親しみやすい文章で一気に読めます。
丁度、この本をヨーロッパ長期出張中に読んだため、作者の孤独や苦悩に
深く共感させられたのを覚えています。
30年近く前の話ではありますが、全く違和感なく読めます。唯一違和感を抱いたの
は「アメリカの学生は、日本の学生に比べて驚くほど教養が無い。ただその代り
論理的思考能力や自己主張能力は日本の学生は全く太刀うち出来ない」のくだり。
ディベートでは相変わらず日本の学生は、欧米の学生の敵じゃないと思いますが、
日本の学生の教養に関しては30年前と比べると格段に落ちているように思います。
時の流れを感じました。
際の事を綴った本。ユーモア溢れる親しみやすい文章で一気に読めます。
丁度、この本をヨーロッパ長期出張中に読んだため、作者の孤独や苦悩に
深く共感させられたのを覚えています。
30年近く前の話ではありますが、全く違和感なく読めます。唯一違和感を抱いたの
は「アメリカの学生は、日本の学生に比べて驚くほど教養が無い。ただその代り
論理的思考能力や自己主張能力は日本の学生は全く太刀うち出来ない」のくだり。
ディベートでは相変わらず日本の学生は、欧米の学生の敵じゃないと思いますが、
日本の学生の教養に関しては30年前と比べると格段に落ちているように思います。
時の流れを感じました。
アメリカの大学、とくに学者たちの内情や講義での学生とのやりとりの話などは非常におもしろく、ぐいぐい読みました。
一方で「アメリカに涙はない」とか「アメリカ人に故郷がない」とかの抽象論はこれまた非常に退屈でした。
というわけで、私にとってはおもしろいページとつまらないページが混在した本。
またストリークの話は興味深かったが、1970年代前半という時代を感じさせる記述がもっとほしかった。
一方で「アメリカに涙はない」とか「アメリカ人に故郷がない」とかの抽象論はこれまた非常に退屈でした。
というわけで、私にとってはおもしろいページとつまらないページが混在した本。
またストリークの話は興味深かったが、1970年代前半という時代を感じさせる記述がもっとほしかった。
表紙がすでに違います.いとう瞳のさわやかな表紙にかわっています
30歳ぐらいで渡米したとの話ですので’70年代のまだ
ベトナムなどのキーワードが残る世界です.
アメリカのアメリカたるゆえんとはという,難しい課題に
対して,彼なりの結論がある本だなと思っています.
でも,そんなに重い内容ではないので秀逸だと思います.
いい本が値段が上がっているとはいえ,残っているのは
うれしいことです.
30歳ぐらいで渡米したとの話ですので’70年代のまだ
ベトナムなどのキーワードが残る世界です.
アメリカのアメリカたるゆえんとはという,難しい課題に
対して,彼なりの結論がある本だなと思っています.
でも,そんなに重い内容ではないので秀逸だと思います.
いい本が値段が上がっているとはいえ,残っているのは
うれしいことです.
『国家の品格』で有名な藤原氏が1970年代に若くして助教授としてアメリカに留学したときの体験記を綴っています。渡米途中で立ち寄ったハワイで、アメリカへの敵対心を燃え上がらせ、ラスベガスで撃沈され、ミシガンで大成功を収めたと思ったら、うつ状態に・・・。フロリダでの「リハビリ」の最中、コロラド大学で助教授のポストを獲得し、地元住民や学生達とアメリカを謳歌するといった内容です。著者は数学者ですが、さすが、故・新田次郎、藤原ていの次男だけあって文章も読みやすいです。
若い藤原氏の極端なものの考え方、無茶な行動、学者としてのアツい意気込みが、微妙にアンバランスで、そのアンバランスを保ちながら情熱と気合いでアメリカ生活を駆け抜けたという様子が生き生きと描かれています。”すごいな〜優秀だな〜。”と思いつつ読んでいると、いきなり、”なんでそんなアホやねん。”という行動が書かれていたりして結構楽しめます。
アメリカで成功している日本人の研究者はエネルギッシュな方が多いと思いますが、藤原氏も例に漏れず、アツく、エネルギッシュと思いました。ただ、この本を読んで、「エネルギッシュ+バカさ加減」が必要なのかもと思いました。
若い藤原氏の極端なものの考え方、無茶な行動、学者としてのアツい意気込みが、微妙にアンバランスで、そのアンバランスを保ちながら情熱と気合いでアメリカ生活を駆け抜けたという様子が生き生きと描かれています。”すごいな〜優秀だな〜。”と思いつつ読んでいると、いきなり、”なんでそんなアホやねん。”という行動が書かれていたりして結構楽しめます。
アメリカで成功している日本人の研究者はエネルギッシュな方が多いと思いますが、藤原氏も例に漏れず、アツく、エネルギッシュと思いました。ただ、この本を読んで、「エネルギッシュ+バカさ加減」が必要なのかもと思いました。



