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対談 美酒について―人はなぜ酒を語るか (新潮文庫)
開高 健吉行 淳之介
価格: ¥460 (税込)

文庫
出版社: 新潮社
発売日: 1985/11
ISBN: 410112812X
おすすめ度:4.0
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お酒と女の子
お酒について二人の大御所が対談した本書。お酒の話というよりは、人生の指南書になっている。最近の若い人達はお酒を飲まなくなってきているというが、そのような人達が本書を読んだらどんな感想を抱くのであろうか、非常に興味がある。
さて内容は大御所達の御酒にまつわるこれまでの経験を語り合っている。本当に飲みながら語り合っている、リラックスしている様子が伝わってきて、楽しい。
やはり人生の達人であり、飲酒というと一見無駄な行為に見られてしまうかもしれないが、その無駄の部分にグットくるものがあるのです。人生にフックを与えてくれるのです。あー飲まない人達もったいないですよ。
本書の中で教えられた一言は「女性とは7勝8敗でいい」の一言。人生経験がないとこんな香り立つ一言は出てきません。名言です。
開高氏・吉行氏の酒席にようこそ
タイトルからは、「この酒はこんなだ、あの酒はこうだ」と世界の美酒について薀蓄を傾けた本かと思われがちですが、そうではありません。
話題を酒に絡めながら、人生について語り合う対談集です。琴線に触れる一言があるかどうかは読者次第だと思いますが、さながら、吉行氏・開高氏の酒席に同席しているかのような臨場感が味わえます。

美酒については、この一言を。「極上品と言われるものには全部共通した性格が一つある。それは水に似ている。」




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