筆者の本をきちんと読んだのは初めてだった。
有名な作家だが、なんとなく自分の興味範囲からは外れると思っていた。
それが、読み始めたら面白くて、面白くて、びっくりした。
料理や、酒や、釣りに対する言葉の豊富さは、本当にすごいものがある。
自分のつたない言語能力、表現能力と比較して、ある意味ショックを受ける。
たまに入る、笑いや下ネタもちょっと下品な口調に、そこまで下品じゃない内容という絶妙なバランス。
人間世界を見渡す、少し乾いた視線と、自分が愛するもの食や、釣りに対するウェットな視線も絶妙なバランス。
その絶妙なバランス感覚には、日本語をしゃべる、読むことのできる、それなりに理解できる人間でよかったと思わされた。
ぜひ読んで見てください。お腹がすきますから。
地球はグラスのふちを回る (新潮文庫)
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題名からして、酒の話題あることは分かる。
しかし、食に関しての著者の「健啖家」ぶりには追いつけないのとは別の意味で、酒飲みとして、考えてしまう。
彼の破天荒な人生で、食と酒は切り離せない話題であるが、私は、彼にはついていけないと思う。
そういう心身の状態に成ったことについて、本当に残念に思う。
その文、徹底的にダイエットして、レーシングカートでいいタイムを出すしかないかな?
しかし、食に関しての著者の「健啖家」ぶりには追いつけないのとは別の意味で、酒飲みとして、考えてしまう。
彼の破天荒な人生で、食と酒は切り離せない話題であるが、私は、彼にはついていけないと思う。
そういう心身の状態に成ったことについて、本当に残念に思う。
その文、徹底的にダイエットして、レーシングカートでいいタイムを出すしかないかな?
酒、釣り、旅をテーマに書かれたエッセイ集。名酒よりは、ポピュラーなものや奇酒、珍酒をよく紹介している。外国特有の酒のよさが、さまざまなエピソードとともに紹介されており、旅に出たい気分にさせてくれる。作者は、各国の酒場を案内付きで訪れており、ちょっとうらやましい。パック旅行の添乗員さんとは、コアな飲み屋にはいけないものね。
さまざまな雑誌や本に出た酒、グルメ、釣りに関するエッセイを集めてきたもの。『孔雀の舌』(文藝春秋,1976年)、『開口閉口』(毎日新聞社,1976-77年)、『もっと遠く!』(朝日新聞社,1981年)など、既刊の単行本に収録されているものも多く、購入には注意が必要。『フィッシュ・オン』などとネタ的に重なるものも少なくない。
開高作品として一定の水準には達しているが、傑作というわけではない。特に釣りの話は『オーパ!』シリーズとは比べものにならない。本書で面白いのは酒の話。世界各国の酒を語っているのだが、それぞれの国が自分のところの酒に抱いているプライドとかこだわりが描かれていて軽妙であった。
開高作品として一定の水準には達しているが、傑作というわけではない。特に釣りの話は『オーパ!』シリーズとは比べものにならない。本書で面白いのは酒の話。世界各国の酒を語っているのだが、それぞれの国が自分のところの酒に抱いているプライドとかこだわりが描かれていて軽妙であった。
もう20年以上も前のことです。読書好きの友人と行った書店で、平積みとなっていたこの文庫本の初版を何気なく買って読んで、一気に読書好きとなった思い出の本です。当時、酒も飲めぬ15~16歳の少年でしたが、酒や食にまつわるエッセイがふんだんに出てきたのにもかかわらず、たいへんおもしろく読めて、その後、開高健の本を読破、大変な読書家でもある開高がエッセイなどでたびたびスパイ小説、自然読本、日本の古典文学などへのおもしろさについて言及しているのにつられ、同様の読書傾向となり、現在では読書が最大の趣味となっています。
本当に「本のおもしろさ」を教えてくれる作家のひとりであり、私はこの赤茶けた初版本を今でも書棚の最前列に置いて、日々、読書ができる環境をよろこんでいます。
本当に「本のおもしろさ」を教えてくれる作家のひとりであり、私はこの赤茶けた初版本を今でも書棚の最前列に置いて、日々、読書ができる環境をよろこんでいます。



