この物語の主人公一家はみんなかっこいいんだな。
秀美、母、祖父、秀美の恋人桃子、みんな魅力的な人物として描かれています。
その格好のよさは、作者と同世代の人が(多分)憧れるであろう恰好のよさなんですね。
各々の良識を持った中で、枠にとらわれずに生きていく、そんな感じの格好のよさです。
ぼくは勉強ができない、しかし勉強はできないけど、頭はいいんだな。
頭脳を勉強に使わずに、今の自分について考えることに使っている。
結局、勉強ではなくそういうことに頭を使ってた人が、かっこいい人間になるんだろう。
ぼくは勉強ができない (新潮文庫)
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学校からみるか、子供からみるかで、作品の印象が違うかもしれません。
学校からみると、不良の物語でしかないかもしれません。
子供からみると、最後は常識の範囲内で行動しようとする男の子「時田秀美」に嫌気がさすかもしれません。
「秀美」が嫌いな相手が、実は、同じ性格だから嫌いなんだというくだりでは、自己嫌悪を覚えるかもしれません。
ps.
あとがきを読むと、作者の意志を登場人物が代弁していることがわかり、安心しました。
目的のない文章を読むと、悪い後味を引きずったままのことがあります。
作者の意図はなんだったのだろうかと悩んだままになったり。
作者の意図が分かり、安心しました。
自分でも、こういう作品が書ければと思います。
学校からみると、不良の物語でしかないかもしれません。
子供からみると、最後は常識の範囲内で行動しようとする男の子「時田秀美」に嫌気がさすかもしれません。
「秀美」が嫌いな相手が、実は、同じ性格だから嫌いなんだというくだりでは、自己嫌悪を覚えるかもしれません。
ps.
あとがきを読むと、作者の意志を登場人物が代弁していることがわかり、安心しました。
目的のない文章を読むと、悪い後味を引きずったままのことがあります。
作者の意図はなんだったのだろうかと悩んだままになったり。
作者の意図が分かり、安心しました。
自分でも、こういう作品が書ければと思います。
この作品は、勧善懲悪の体裁をとっている。
主人公が圧倒的に正しく、その対となる人間は
劣った人間、馬鹿な人間として戯画的に描かれている。
その構成を見れば、女性の読者が秀美をヒーローとして崇めるのも当たり前だと考えられる。
客観的に見れば、高校生の一人称視点のなかで、
どこの女と寝た、誰が浮気した、ガリ勉が馬鹿みたいだった、TVでこんな話題があった
と一見ありふれた話題が語られていく。
そのいずれもが他人の論理を批判し、嘲笑することに終始する。
まっとうな批判もあるので、それは良いとして、では彼の信じる論理はなにかというと
「女にモテるのが偉い」なんじゃそりゃ。
僕はこれは小説にする必要はなかったのではないかと考えている。
そこまで主張したいことがはっきりしているなら、文学ではなくエッセイに書けばいい。
「恋愛している奴のほうが偉いんだ。以上終わり」で済む。
星3つとしてそれなりに評価した理由は、作品の登場人物のなかにも
なかなか筋の通ったまともな人間が登場するからである。彼らの表現は面白く、まーまー含蓄のある話をしてくれる。
(もちろん秀美ではなく、後に秀美にいぢめられて退場する『悪役』達のことだ)
主人公が圧倒的に正しく、その対となる人間は
劣った人間、馬鹿な人間として戯画的に描かれている。
その構成を見れば、女性の読者が秀美をヒーローとして崇めるのも当たり前だと考えられる。
客観的に見れば、高校生の一人称視点のなかで、
どこの女と寝た、誰が浮気した、ガリ勉が馬鹿みたいだった、TVでこんな話題があった
と一見ありふれた話題が語られていく。
そのいずれもが他人の論理を批判し、嘲笑することに終始する。
まっとうな批判もあるので、それは良いとして、では彼の信じる論理はなにかというと
「女にモテるのが偉い」なんじゃそりゃ。
僕はこれは小説にする必要はなかったのではないかと考えている。
そこまで主張したいことがはっきりしているなら、文学ではなくエッセイに書けばいい。
「恋愛している奴のほうが偉いんだ。以上終わり」で済む。
星3つとしてそれなりに評価した理由は、作品の登場人物のなかにも
なかなか筋の通ったまともな人間が登場するからである。彼らの表現は面白く、まーまー含蓄のある話をしてくれる。
(もちろん秀美ではなく、後に秀美にいぢめられて退場する『悪役』達のことだ)
かなり評価がわかれているのですね。私は素晴らしい作品だと思っています。
(いろんな人がいますから、それぞれの人生の中で体験し、感じることも違うでしょう。
これは仕方のないことです。お互いが正しいと思っているから…)自意識を如何に削っていくか、この作品を読んで初めて気が付いたことなのです。「私は特別だ」と思い込みたい自分を認め、戒めていける人になりたいと思いました。
高校生よりも、大人(だと信じている人々)に読んで頂きたいです。
(いろんな人がいますから、それぞれの人生の中で体験し、感じることも違うでしょう。
これは仕方のないことです。お互いが正しいと思っているから…)自意識を如何に削っていくか、この作品を読んで初めて気が付いたことなのです。「私は特別だ」と思い込みたい自分を認め、戒めていける人になりたいと思いました。
高校生よりも、大人(だと信じている人々)に読んで頂きたいです。
初めて山田詠美さんの小説を読みました。おもしろかったですよ。でも理解できない人もいるだろうなとも思います。すこし過激ですし。でも私はあってもいいなぁと思います。時田くんと仲良しならいいけど、逆のタイプだとほんと癪に障ると思います。
私は最後には主人公が勉強するぞ!!と意欲を見せたとこでやっぱり勉強するんだ、そうだよな現実はそんなに甘くない。私もあきらめて勉強するか、どっちにしても私は時田君みたいには生きられないぞ。と思いました。うらやましい存在です。あんな風に、山田詠美さんのように生きられたらと思いましたが、今は少し落ち着いて自分の人生を見つめています。
私は最後には主人公が勉強するぞ!!と意欲を見せたとこでやっぱり勉強するんだ、そうだよな現実はそんなに甘くない。私もあきらめて勉強するか、どっちにしても私は時田君みたいには生きられないぞ。と思いました。うらやましい存在です。あんな風に、山田詠美さんのように生きられたらと思いましたが、今は少し落ち着いて自分の人生を見つめています。



