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灰色の月・万暦赤絵 (新潮文庫 し 1-6)
志賀 直哉
価格: ¥500 (税込)

文庫
出版社: 新潮社
発売日: 1968/09
ISBN: 4101030065
おすすめ度:4.0
Amazon ランキング: 199192位
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志賀の名文
 この中に収録されている「早春の旅」は 文学者が書いた奈良
訪問記の白眉の一つであると考えている。

 志賀は名文で鳴り響いている。美文ではなく名文であるという点
がミソだ。美文は 漢文を下敷きとした 幾分 飾った日本語である。
勿論 綺麗に出来上がった美文の美しさは 中々のもので読んでいて
も楽しい。

 一方 志賀の名文は 簡潔で無駄がなく しかも的確な点に魅力が
ある。実際 彼の文章は読んでいて よどみがない。さらさらと読め
てしまう。気がつくと 読み終えている。そんな体験ばかりだ。

 そんな志賀の作品の中で 「早春の旅」は幾分冗長な印象を持つ。
事実 長い作品でもある。しかし 奈良を的確に描いた本としては
中々得がたい。
ちょっとしたことで読みました☆
本を読んだのではなく、試験で一部だけ読んで、続きが読みたくなったので買ってみることにしたのです!読んだところは、戦争後の少年工がでてくるところ。私たちの世代には感覚でしかわからないこういう雰囲気をもっと知りたいと思ったしだいです。ぜひ、読んでみてくださいね☆



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