パタゴニア、アマゾン、チベットのいわゆる秘境と言われる奥地を相変わらずズンズン進んでいく。
椎名さんの文章の特徴は怜悧なほどの状況描写能力だ。
今目の前の状況を文章にしろといわれて読者側に伝わる文章と言うのはなかなか書けないものだが、彼は世界の奥地の情景をいとも簡単に読者に見せる。
パタゴニアの壮大さ、アマゾンの湿度、チベットの街での不快さなどがグワッと伝わってくる。
そして辺境の地に足を踏み入れようと肩に力をいれず、スッと文章を進められるとなんとなく俺でもいけるんじゃないかという気にさえなる。
こんな旅、してみたい。
熱中大陸紀行 真昼の星 (小学館文庫)
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