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夫婦一年生 (shogakukan paperbacks)
朝倉 かすみ
価格: ¥1,260 (税込)

単行本
出版社: 小学館
発売日: 2008/07/31
ISBN: 4093862214
おすすめ度:4.0
Amazon ランキング: 156179位
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目に青葉
主人公・青葉の新婚生活での試行錯誤や
あんまり素直じゃないところが、
実にかわいらしく描かれていて
とっても面白く読みました。

特に気に入った章は、
夫の両親が新居に泊まりに来た際に
青葉が酔っ払って演説するくだり。
自分が嫁になりたてだったら、
きっと青葉と同じように
義理の両親をどうもてなそうかと
あれこれはりきっちゃうんだろうなぁと、
うなずきながら読みました。

メーターが振り切れるほどの“愛情全開系”ではない
やさしい温度感が私には心地よかったです。

そして、物語のトーンにぴったりの
さかざきちはるさんのイラスト(Suicaのペンギンも手がけたイラストレータ)と4コママンガにも和みました。

ちょっと結婚を意識してる人が読むには
タイムリーでチャーミングな本だと思います。
あれあれ?
初婚の方なら良いかも…ですが、離婚歴があり再婚を考えてる身分の私としては、ずいぶんしらけてしまいました。
朝倉マジック!
この本
わたしの好きな朝倉かすみさんの新刊なのですが
どうもこのタイトルと表紙の絵が気に喰わず…
知らん顔するつもりでした

だって新婚生活の話しなんて
なんだか楽しくなさそうだし…
あんまり興味ないなぁ

と…思いながらも
結局買ってしまったのですが…
またやられてしまいました
「朝倉マジック」です

結論から言えば
面白かった
やっぱりすごいです…この描写力
まるでドラマでも見てるかのようにその場の空気が伝わってくるのです
朝倉さんが書けばきっとどんな題材でもさらっと書いてしまうのでしょうね
この作品も別に「夫婦一年生」ってタイトルじゃなくても良いのです
人と人との間に生まれる「情」みたいなものが夫婦という形で表現されてるだけで…
基本的に登場人物がみんな魅力的なのです

あと、会話の中に時々でてくる
たとえ(比喩表現)が面白い!
「ダンディズムな心境…」
「いつだって薄く不安…」
「セキセイインコの鳴き声で謝る…」
「コンサバだな…」

こういう事をさらっと書いてしまうところが
憎たらしいほどに楽しいのです
いたって普通の夫婦が
いたって普通の生活をしているだけなのに
何故こんなに魅惑的に思えてしまうのでしょうかね

朝倉さんの頭の中は
きっと言葉の泉があるように
常に素敵なものが湧き出しているのでしょう
まさに
「朝倉マジックの泉」

また、やられてしまいました
完敗です……
読んでてとてもくすぐったかったです。
 新婚時代を面白おかしく綴ったよくあるエッセイなのかと、思っていました。違いました。
私は結婚して12年経ちますが、これは小説ですが、自分と重なるところがあって、ページをめくるたびにくすぐったいような切ないような気持ちになりました。
近頃読んだ小説の中では一番面白かったです。

「よしまさこ」のマンガが小説になったような感じ?
ふわっとした“仕合せ”に包まれるそんなお話です。
主人公たちが幼い
これが、26歳と23歳の新婚さんの話で、学校を卒業して1〜2年で何も考えずに
寿退社→結婚、みたいなストーリーだったらとても面白く読めたと思う。しかし
33歳のヒロインがちょっと幼稚な気がする。夫の赴任先で戸惑って不安になるのも、
独身時代は仕事をがんばっていたから料理が下手なのも設定的にはわかるんだけど、
それにしても、30歳の女性だったらもっと精神的にかっちりと自分というものが
あって、それだから他人と暮らすのにいろいろ考えちゃうわけなのに、そのへんが
ずいぶんつるん、としてるなーという印象。イラストと装丁の可愛さは絶品なので
若い新婚さんにプレゼントしてみたい。



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