なんて言うんだろうか、とにかく巧く説明できない。
「感動の作品」というのは違う、「泣ける小説」でもない。「名作!」と言うのもちょっと違う。でも、誰かに薦めたい……そんな作品。
松久淳+田中渉さんの作品はなんとなく「あざとい」。チャラチャラしているとでも言おうか、現実味が薄いと言おうか、ウチみたいなおじさんにとってはなんかうさんくさい。「若い」のとは違う気がするんやけど、丁度物まね芸人の物まねのように「若い」人の青臭い部分を巧く強調して、読んでいる人に共感を得ようとしているそんな感じがする。
それが不快かというとそうではなくて、術中にはまっている自分自身がなんとはなく嬉しい感じがする。
死と人を好きになることと、自分自身を見つける(この言葉自体がものすごく陳腐に聞こえない?)こと、それがこてこてにならないように、微妙なバランスにたっている小説です。
すっきりすることはなくて、「心地よいもやもや」の読後感を味わって欲しいなぁ。
プール
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人は「死」に意味を持たせすぎようとはしていないだろうか。
死とは単純な「無」への帰還。それ以上でもそれ以下でもない。
死んでしまう人、もしくは死んだ人の言動だから価値があるわけではない。
タイミングにこそ差はあれ、人は生まれながらにして死に縛られている。これを平等だと思うのであれば、それを隠れ蓑にしてはいけない。
行動を起こすきっかけに無理に意味を持たせる必要なんてないのだ。
死とは単純な「無」への帰還。それ以上でもそれ以下でもない。
死んでしまう人、もしくは死んだ人の言動だから価値があるわけではない。
タイミングにこそ差はあれ、人は生まれながらにして死に縛られている。これを平等だと思うのであれば、それを隠れ蓑にしてはいけない。
行動を起こすきっかけに無理に意味を持たせる必要なんてないのだ。
なんとなく、いま自分が立っているこの場所は、ちょっと違うんじゃないだろうか? びみょうに人生に違和感をお感じの方、一読をおすすめします。
ストーリーの骨格は、出会って、惹かれあっているのにすれ違う、もどかしい、不器用な、少年マンガの恋愛モノそのものです。
結末はどうとも取れるようになっていますが、いったん立ち止まっていたそれぞれの道を、また歩き出した、というところです。落ち着くべきところに落ち着く風味の、納得のいくエンディングでした。
星ひとつ減じた理由は、綿密に練られたマーケティング戦略にまんまと釣られてしまったからです。まあでも日本人なんだし、自然と共生すればいいのかなと再確認できたことは収穫でした。
どう解釈、評価していいか分からないでいる。
期待せずに読んで、予想外に面白かった。
「面白かった」という評価のしかたはこれからの長い人生でも
使ってはいけない、安易な表現だと思ったり。
うん、書評に「面白かった」はいただけない。
こんな世界があることを知らなかった。
『セカチュー』や『グッドラック』を読んでいる場合じゃない。
↑読み途中で書いている。
↓読み終わってから書いている。
謎はだいぶ解けました。
分からない部分もあり。
でもこれくらいがちょうどいい。
やられた。とてもいい。情けない表現だ。
とてもプレシャス。
「懐かしい」と表現している人もいました。
中学生の時の彼女と思い出の場所が頭に浮かびました。
彼女を自分だけのものにしたいという熱を帯びた感情が出てきました。
自分だけの所有物にならない歯がゆさ、斑目さんの無念。。。
いやあ、『いま、会いにゆきます』読んでいる場合じゃないよ。
『海辺のカフカ』読んでいる場合じゃないよ。
ラストシーンが納得いかないという人もいますが、
それはたぶん過去で終わったからでしょう。
現在で終わったほうがすっきりしますね。
いやあ、『空中ブランコ』、当たりだよ。
『プール』、大当たりだよ!
切ねえ。
心に、しんしんと何かが蓄積されていく。
そんなお話でした。
サクッツと読み終わります。
私としては同じ作者の中で、1・2を争う作品!!
そんなお話でした。
サクッツと読み終わります。
私としては同じ作者の中で、1・2を争う作品!!



