六編のうち最初の三編に関しては、
強い印象は残さないものの、短編として成立していたように思うのですが、
残り三編は少し割り切れない部分がありました。
特に「電脳蜃気楼」は劇中劇にする必要性が感じられませんでした。
タイムリーな感じを出したかったのでしょうか、
何となく付け足したような後味の悪さが残りました。
「やくそく」は子を持つ親としてはちょっとコワイので、
とても面白くは読めなかったという、個人的な理由からケチがついた感じです。
最後の「山の子」は、主人公の起こした行動の動機があやふやなわりには、
思い出の描写が詳しくてアンバランスな感じがしました。
結論としては、”山田作品は長編の方がオススメ”ということでしょうか。
ランチブッフェ
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