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闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)
真鍋 昌平
価格: ¥530 (税込)

コミック
出版社: 小学館
発売日: 2004/07/30
ASIN: 4091873413
おすすめ度:4.5
Amazon ランキング: ランク外
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

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5良くも悪くも現代社会を実にリアルに表現している
皆さんが先に述べられている通り、債務者とその関係者が崩壊していく様、業者の追い込んでいく様を実に現実味を持って表現しておられると思います。(当方金融関係者では無いので事実の程はわかりかねますが)
ただ全体を通して特筆すべきはやはりその登場人物における人間描写かと思います。
登場人物を指して非難する事は簡単ですが、どの登場人物を見ても、現代人が持っている感情、世の風潮そのままかと思います。
何故もっと良い世の中にならないのだろうか?何故こういった業者がいつの世もはびこるのか?
こういった漫画が世の風潮を乱している可能性もあるとの取り方をされる場合もあるかもしれませんが、(特攻の拓・小島よしお等しかり)業種や人種を問わず、この漫画の中にあらゆる社会問題の根源とその原因が詰め込まれているように思います。
登場人物の描写に共感出来る部分が一つあれば、それを自分が意識し、改善する事。
そういった戒めの意味を持つ反面教科書としてこの漫画を多いに評価します。
4題材の勝利
強引な展開と構成が多く、物語としては上手くない。
話の内容は、作者が最近見た社会問題のニュースを
そのまま落とし込んでいるだけの印象を受ける。
特に1巻は消費者金融や闇金問題の書籍を丸ごと頂いている話も多い。
でもそれなりに面白い。ひとえに「闇金」という題材の勝利だろう。

この漫画で特筆すべきは、パチンコ屋や飲み屋にいそうな
タバコ臭い汚いおっさんやプリン頭のおばはんの描写。
これはほんとーーーーに上手い。
5入学したての大学生&新入社員に告ぐ! 借金たれのキーワード___金のない奴ほど見栄を張り、物欲金銭欲に関して自制心が無い。
実によく描けている漫画だと思う。いや、漫画と言う媒体を超越した写実主義に達した一つのドキュメンタリーである。
そして、この漫画には救いが無い。萬田や帝国何某等の人物が出てきて、いちびりな法律解釈をし、話の終わりは問題解決♪ちゃんちゃん♪と言うオチが無い。
果てしなく救いのない結末で終了している話が殆どなのだ。
だからこそ、読者に妙な臨場感を与えるし、それと同時に読者が受ける衝撃も大きい。「これが闇金の現実なのだ」と。

そして、話の内容はパチンコ主婦、見栄っ張りOL、俺様思考のニート、闇金狩り旅行代理店社員等などなのだが、
中でも一番凄味を増していたのは見栄っ張りOL久美子の話だった。
何故なら、久美子程弱気な女性ではなく気性が激しい人だったが、給料の半分の家賃の部屋に住み、ブランド物に金をつぎ込み虚勢を張る姿や発言が、
私が若い頃に見て軽蔑していた、見栄っ張りで自分の友達に対してでも悪口を流し陥れることが大好きな女性にそっくりの思考回路だったからだ。
そして、こういう多重債務者(サイマー)の話は、OLだけじゃなく、販売員、医療職、和芸、諸々の女の職場ではよくある話の一つだが、普通ここまで堕ちはしない。
だが、世の中には自制心が利かない輩が多いのだ。収入と支出の単純計算ができない奴は本当に多い。
ボーナス払い、リボ払い等のお陰で、さらにサイマーの金銭感覚は麻痺し易くなっている。
こういう奴に共通するのは
「頭は空っぽ、育ちの悪く上品ぶっても行儀が悪い、でも他人と比べて自分が優位でいたいし、努力せずに人の羨望を集め、上流に見られたいからブランド武装する奴」と、
競馬・パチンカスに多い、身内や友人や連帯保証人が何とかしてくれると思っている「他力本願の責任転嫁型の性格」なのだ。
私は闇金での就労経験はないが、他人の借金を組む仕事の経験はある。説得力無いだろうが言わせてもらう
「親兄弟にサイマーのいる人(異性含む)とは付き合うな。全ての個人情報は恋人にも言うな。クレジットカードは2枚以上持つな!」
「積立貯金しろ!家計簿付けろ!極力自腹切って現金決済で支払え!株や賭博で儲けようとするな!」
「しょぼい見栄を張るな、見栄張ったってどうせド庶民だろ?たかが知れてるっての。見栄張って付き合う奴は友達じゃねぇ!」という事だ。
本当に金のある人間は見栄を張らない。たかられない為にお金のない振りをする人が多い。本当に育ちのいい人間は無駄金を使わず収支の計算をきちんとしているものだ。
この漫画は、借金たれの実情を事細かに描いたドキュメンタリー作品だ。一家に一冊常備本にすべき。


4性的描写や暴力描写には注意
闇金、つまり違法な高利貸しの代表が主人公という異色の漫画。
端的に言えば安易にお金を借りることの怖さや社会の闇を描いた作品です。

なお、この作品には、かなり強烈な性的描写や暴力描写があるので、
そういったものに嫌悪感を抱く人や未成年の方にはあまりおすすめできません。
逆に、成人向け漫画のような性的描写を期待して購入する人にもおすすめできません。
性的描写も含めて目を背けたくなるような描写が多いです。

ちなみに2008年2月現在、第1巻はほぼWEB上で閲覧することができます。
5没入力
 一巻から凄まじいインパクトを持っています。
最初に読んだ日は寝床の中まで陰鬱な気分になりました。
「普通ここまで堕ちる馬鹿な人間はいない」
そう思いながらも現実に社会の底辺には
「箸にも棒にもひっかからない。こういうどうしようも人間が存在する」のが闇金の逮捕や殺人事件。
平日の朝から駅前一等地の巨大パチンコ店に並ぶ行列を見て感じます。

法律や債権者がカタにはめられるまでの推移のリアリティ。
そういったものがナニワ金融道と比べて足りないと評価される方もいますが。
読者に「こんなのにはなりたくない」と思わせ
駅前に乱立するパチンコや無人契約機を見るたびに忌避感を味あわせる
エゲツなさへの没入力は空恐ろしいものがあります

ちなみに一巻掲載分は「闇金狩りくん」編を除いてWEBで試し読みすることができます。
まだ未見で興味を持っている方はご覧になると良いかと。

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闇金ウシジマくん 2 (ビッグコミックス)
真鍋 昌平
価格: ¥530 (税込)

コミック
出版社: 小学館
発売日: 2005/07/29
ASIN: 4091873421
おすすめ度:4.0
Amazon ランキング: ランク外
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

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4ヤンキーの実態?
2巻はちょっと「TOKYO TRIBE」に似たような作品だったと思う。
今どきのヤンキーの話だけど、考え方がガキそのもので、幼稚な考えと狭い視野で暴走しているだけって感じで、
1巻の恐怖に比べたら少し拍子抜けする感じだし、救いのない話だけど、自業自得だと読者には思える内容なので、「ああ、そう。」と思うだけだと思う。
只、マサルが可哀そう。あんなに裏切られて、母親も碌でなし。なんだか救われない。それでも母親の愛情を乞い、母親を信じる。
しかし、いまどきのヤンキーってあんなもんなんですかね?いやな世の中だなぁ。
4不思議な画風ですな
あいかわらず人物のデッサンが変です。
顔の形もいろいろ変わります。
でも、この漫画は不思議とそれがしっくりきます。
絵のいびつさが登場人物のネガティブさを表してるような感じです。
2巻ではやくざが登場しますが、今後ありがちなやくざ抗争ものにならないことを祈ります。
4今回は今時のヤンキークン
1巻を読み面白いと思い購入しましたが、相変わらず人の弱い部分、汚い部分をよく描いてるなと思います。
今回はよくいるコノビニ前にたむろっているようなヤンキーといわれる子達が、話の軸になっています。中途半端なヤンキー、族の頭、若手のヤクザ、何考えてるかわらないガキすべてが現実によくいるだろうキャラばかりです。
こいつ等がウシジマと交わり話が進んでいきます。
今回は1冊で話が完結してないのが少し残念ですが、続きが速く読みたくなります。

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闇金ウシジマくん 3 (ビッグコミックス)
真鍋 昌平
価格: ¥530 (税込)

コミック
出版社: 小学館
発売日: 2005/10/28
ASIN: 409187343X
おすすめ度:5.0
Amazon ランキング: ランク外
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51巻に比べたらゆるい感じで読みやすい。
1巻を読みあまりの恐さに凹んだと同時に、丑嶋くんが「豚を殺す罪悪感を持たずに豚のこま切れ肉を食べる事」を批判し、ウサギの多頭飼いをしている姿を見て、
「野良ウサギを飼っている菜食主義者なのか?」とちょっと期待してしまい、この漫画にはまってしまいました。
2巻の「ヤンキーくん」の続編と「ゲイくん」の前半が3巻の内容ですが、1巻のあの凹ませられる程の凄味はそんなに感じません。
むしろ「ヤンキーくん」はこの手の漫画にはありがちな内容ですが、それでも愛沢を中心としたヤンキー達の、
≪物を考えられず、目先の利益ばかりを追い、その場その場を刹那的に支離滅裂に生きて堕ちていく人間≫や
≪弱くて幼稚な人間だからこそ犯す残酷な犯罪≫が上手く描けていると思います。
そして、そんなヤンキー連中から裏切られて丑嶋の下で働くマサルの心情と葛藤と人間的成長も作者は書き洩らしていません。
話の中には1巻で出てきた奴隷くんの一種パチンカーの加山さんや自転車操業の闇金サイマーのオヤジも出てきて、闇金に手を出す人間の救いのなさと治療方法の無さに泣けてくる。
そして丑島君のライバル滑皮の今後にちょっと期待してしまいます。
それから、ゲイくんの話はちょっとほろりと来てしまいます。
TVに出てくる「おねえ系有名人」の様なリッチなゲイではなくて、普通の地味で貧乏なゲイの話。
取材がよく出来ていると思います。若く美しいが毒舌で嫉妬深いゲイの さまんさ、夢を追いながら孤独感に打ちひしがれて泣くゆーくん。
取り立て等のきつい話は少ないのですが、ゆる〜く話が進行し、4巻続けて読みましたがちょっとしんみりしながらもいい話で終わっています。
しかし、真鍋氏の人物観察目は冴えてるなって思います。漫画の登場人物を見て「こんな人いるよ。」と思わず頷いてしまいますから。
5だがそれがいい
この巻で『ゲイくん編』に突入するわけですが
色んな意味でやばいです・・・
ゲイでしかもジャニオタ・・・芸能界のタブーに触れちまってる・・((((;゜Д゜)))
これで完全にドラマ化の可能性は途絶えましたね・・( ̄人 ̄)

ドラマ化をねらってあざとい漫画を描く青年誌の漫画家が
多いなかこういう『ドラマ化なんてクソ食らえだぜ』的な
スタンスは素晴らしいと思いました。
4殺気の現在
作中、愛沢君は呟く。
「どいつもコイツも、気の抜けたマヌケ面でイライラするぜ!!
普通が幸せか?平和が一番か?お前らには無理な相談だな。
自分の範囲だけでコトが済む時代は終わった・・・」
これだけ読むと哲学者のようである。時代認識として正しいことを
言っていると思う。
ではこの発言をした男はなぜ結局みじめに自滅して果てるのか。
あまり長々とレビューを書くわけにいかないので端折ると
このコミックはもしかしたら宗教性への回路を意図しないで開くものだと思う。
ウシジマ君は「すでに死んでしまっている人間」を成仏させる(または引導を渡す)役割を引き受けたものである。そのような存在はふつうの意味でいう人間ではない。彼が度重なる危機を平然と超えていくのは偶然ではない。だって人間じゃないんだもの。

5路線変更?
前巻までのエグさはかなり後退して、某映画監督
のような歪んだ笑いが展開されます。これまで
闇金業者として記号的な要素が強かった
社員たちですが、3巻ではキャラクター性を強調
するような描写が増えています。漫画としての
完成度は前進していると思いますが、これまで
のような闇金業界の諸々に関する情報量は
減少しているので、そのあたりで評価が分かれるかも
しれません。
5ウシジマくん待望の第三巻
今回はヤンキー編後半とゲイ編前半の収録
 ヤンキー編の主役はヤクザにたかられ、丑嶋から金を奪おうと企むチンピラの花沢。なので、1巻、2巻程には闇金から摘んだために悲惨な目にあう人々は描かれていないが、その分、花沢が一人で絶望を背負っている展開となっている。絶望のなかにいるにもかかわらず(いるがゆえに?)、花沢はコミカルな言動を繰り返す。シリアスな展開だと普通は話が台無しになるところだが、花沢の言動が破綻なく組み込まれている所に作者の才能を感じた。

 ゲイ編はこれまでのウシジマ君にないまったりした話。社員である柄崎と加納の人には言えない趣味も明らかになる。

作者の絵はちょっとデッサンが狂っている所もあるが、そこが却って味を感じさせる。また、目の描き方だけは本当にとてもうまいと思う。


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