今さらですが、完読。
熱い。おもしろい。でも、微妙。
謎が謎として残るのは良いんだけれど、何か中途半端な感じが。
みんな言うように、5巻までは最高。その後も面白い箇所もあるんだけれど、通して見ると盛り上がりに欠ける。
設定もキャラも非常に良いのに。
年代的にドンピシャの人たちにとっては何とも言えないんだろうけど。
まあ、おもしろいんですけどね。
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)
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全巻の評価。
少年時代のノスタルジーを味付けに、自分探しのテーマに直結させた着眼点は良かったけど、やはり広げ過ぎた風呂敷を畳めずに終わった感じ。最終的に何が一番言いたかったのかすらぼやけてしまっている。
序盤は色々な伏線の張り方と、情報の小出しのバランスが良く、5〜6巻までは読んでいて先が気になる怒涛の展開だったが、後半は伏線の回収に必死で、先延ばしによる同じような展開の連続にグダグダ感が出まくっている。
それと、「MONSTER」もそうだが、もともとこの作者の漫画の描き方は、良くも悪くも非常に「商業的」と言うか、「テクニック的」と言うか、「ここで新たな謎を出せば読者の興味を持続させられる」とか、「ここで家族愛を強調(もしくは悪人を改心)させてからそのキャラを殺せば泣ける」といったように、ある意味パターン化されたプロットの切り張りで作品を描いている印象が強く、その小器用なやり方が鼻に付く時がある。
とにかく今作の最大の過ちは、「読者の興味牽引のための二転三転による引き延ばし」をやり過ぎた事。これに尽きる。十数巻で潔く終わっておけば傑作となっていたのに残念。
少年時代のノスタルジーを味付けに、自分探しのテーマに直結させた着眼点は良かったけど、やはり広げ過ぎた風呂敷を畳めずに終わった感じ。最終的に何が一番言いたかったのかすらぼやけてしまっている。
序盤は色々な伏線の張り方と、情報の小出しのバランスが良く、5〜6巻までは読んでいて先が気になる怒涛の展開だったが、後半は伏線の回収に必死で、先延ばしによる同じような展開の連続にグダグダ感が出まくっている。
それと、「MONSTER」もそうだが、もともとこの作者の漫画の描き方は、良くも悪くも非常に「商業的」と言うか、「テクニック的」と言うか、「ここで新たな謎を出せば読者の興味を持続させられる」とか、「ここで家族愛を強調(もしくは悪人を改心)させてからそのキャラを殺せば泣ける」といったように、ある意味パターン化されたプロットの切り張りで作品を描いている印象が強く、その小器用なやり方が鼻に付く時がある。
とにかく今作の最大の過ちは、「読者の興味牽引のための二転三転による引き延ばし」をやり過ぎた事。これに尽きる。十数巻で潔く終わっておけば傑作となっていたのに残念。
構想も斬新でよく練ってあるし魅力のあるキャラクターも多く実にワクワクドキドキでした。でも、その後だんだんストーリーにテンションがなくなって最後の方はもうダラダラ。読んでるのが苦痛だったんで飛ばし読みしたぐらいでっせ・・・(せっかく全部いっぺんにかりたのに〜)
多分、途中から連載の締め切りに追われて無理やり話しをでっちあげたせいではないでしょうかね〜、だとすれば実にもったいない。出だしが素晴らしいだけに「もうちょっと頑張れんかったんかいな〜」と思ってしまいます。
こういう悪い点は東野圭吾さんをはじめとする最近の推理小説とそっくりです。つまり、最初はめちゃおもろいと期待させるけど(゜o゜)!構想力がないのでストーリーに緊張感が持続しない・・・ダラダラダラ・・・ついには破綻してしまう・・・読者はガッカリ(>_<)
マンガでも小説でも映画でも名作は「だんだん面白くなって最後はもう異次元世界に連れて行かれ自分が本を読んでいることさえ忘れる・・・」と、いったものなのに。(手塚治虫のシュマリなんかはまさにそうですね、読み終わったとき自分の部屋にいるの忘れてましたぜ)
えらそうに言うのもなんですが、浦沢さんはもう十分成功したんだし、もう少し余裕をもってじっくり作品をかきあげ、とことん自分の納得いくものができてから発表してはどうでしょうか。これだけの実力のある作家ですから物凄い名作がかけるんとちゃいますか? 原作は別の人でもいいじゃん・・・ちょっと無責任かな(^^ゞ
多分、途中から連載の締め切りに追われて無理やり話しをでっちあげたせいではないでしょうかね〜、だとすれば実にもったいない。出だしが素晴らしいだけに「もうちょっと頑張れんかったんかいな〜」と思ってしまいます。
こういう悪い点は東野圭吾さんをはじめとする最近の推理小説とそっくりです。つまり、最初はめちゃおもろいと期待させるけど(゜o゜)!構想力がないのでストーリーに緊張感が持続しない・・・ダラダラダラ・・・ついには破綻してしまう・・・読者はガッカリ(>_<)
マンガでも小説でも映画でも名作は「だんだん面白くなって最後はもう異次元世界に連れて行かれ自分が本を読んでいることさえ忘れる・・・」と、いったものなのに。(手塚治虫のシュマリなんかはまさにそうですね、読み終わったとき自分の部屋にいるの忘れてましたぜ)
えらそうに言うのもなんですが、浦沢さんはもう十分成功したんだし、もう少し余裕をもってじっくり作品をかきあげ、とことん自分の納得いくものができてから発表してはどうでしょうか。これだけの実力のある作家ですから物凄い名作がかけるんとちゃいますか? 原作は別の人でもいいじゃん・・・ちょっと無責任かな(^^ゞ
謎だから…おもしろい
謎だから…怖い
謎だから…読み返す
謎だから…話題になる
謎だから…
伏線やふろしき広げたまま
という事だけれども、描こうと思うば描けるはずで
描いてしまったら読者に考える楽しみがなくになってしまったと思う
こんなおもしろい漫画はじめて読みました。
おすすめします。
サダキヨが恩師に会ったシーンはさすが浦沢!!!とおもいました。
謎だから…怖い
謎だから…読み返す
謎だから…話題になる
謎だから…
伏線やふろしき広げたまま
という事だけれども、描こうと思うば描けるはずで
描いてしまったら読者に考える楽しみがなくになってしまったと思う
こんなおもしろい漫画はじめて読みました。
おすすめします。
サダキヨが恩師に会ったシーンはさすが浦沢!!!とおもいました。
「21世紀少年」も含めて、全巻通しての感想なので、ここに書きます。(そういう人、多いみたいですけど)
先に映画を見て、興味を持ったので、原作にあたりました。わたしはこの主人公たち(作者もそうですね)より一つ学年が下です。なので、たいへん懐かしく、思い入れたっぷりに、読みました。全編を通じて時代の空気がぷんぷん匂ってくるし、万博に対する憧れは、とってもよく理解できます。そう、あの時代のキィワードの一つに「万博」があります。シンボルの太陽の塔を作った岡本太郎という人を知り、その太陽の塔を占拠した赤軍派を知った。そもそも“本格科学冒険漫画”という触れ込み自体が、あの時代のもの。SFのことを「空想科学小説」とわざわざ副題をつけていた、あの時代の。
だから、あの時代のことが分かる人はおもしろいだろうし、そうでない世代ではおもしろみが薄いかもしれない。つまり、作品が読者を選んだということになるか。いや、作者というべきか。同時代者へ向けてのメッセージ。59年生まれ±2つの学年(つまり中学で重なる学年)。人生、まだまだ片付けちゃいけないよ、て。
風呂敷を広げすぎて畳みきれなくなった、という批判が多いようだが、まあそれは、勘弁してもいいのではないかと思う。なぜか。それはたぶん、わたしがおもしろいと思ったからだ。伏線を回収しきれなくても、尻すぼみに終わっても、おもしろかったんだからいいじゃないか。ということは、おもしろくなかった人には、やっぱり消化不良のままなのだろう。やはり、万人向きではなく、読者を選んだということだろう。
つまり中年バンド大会の「オヤジバトル」の漫画版なのだ。だから共鳴できる世代はとことんおもしろいし、そうでない年代層は、サッパリ、ということになるのだろう。
ただ、話がしつこい、とは思う。まあ、週刊誌連載の宿命なのだろうけど、単行本化するときにもう少しまとめられんかったものか。たとえば小説なら、連載を加筆修正しました、と断るように。あと、悪役の双子がヤン坊マー坊というのは、ちょっと違うのではないか。あそこはやっぱ、ブルーザーとクラッシャーとか、ブルート・バーナードとスカル・マーフィーとかでしょう。
先に映画を見て、興味を持ったので、原作にあたりました。わたしはこの主人公たち(作者もそうですね)より一つ学年が下です。なので、たいへん懐かしく、思い入れたっぷりに、読みました。全編を通じて時代の空気がぷんぷん匂ってくるし、万博に対する憧れは、とってもよく理解できます。そう、あの時代のキィワードの一つに「万博」があります。シンボルの太陽の塔を作った岡本太郎という人を知り、その太陽の塔を占拠した赤軍派を知った。そもそも“本格科学冒険漫画”という触れ込み自体が、あの時代のもの。SFのことを「空想科学小説」とわざわざ副題をつけていた、あの時代の。
だから、あの時代のことが分かる人はおもしろいだろうし、そうでない世代ではおもしろみが薄いかもしれない。つまり、作品が読者を選んだということになるか。いや、作者というべきか。同時代者へ向けてのメッセージ。59年生まれ±2つの学年(つまり中学で重なる学年)。人生、まだまだ片付けちゃいけないよ、て。
風呂敷を広げすぎて畳みきれなくなった、という批判が多いようだが、まあそれは、勘弁してもいいのではないかと思う。なぜか。それはたぶん、わたしがおもしろいと思ったからだ。伏線を回収しきれなくても、尻すぼみに終わっても、おもしろかったんだからいいじゃないか。ということは、おもしろくなかった人には、やっぱり消化不良のままなのだろう。やはり、万人向きではなく、読者を選んだということだろう。
つまり中年バンド大会の「オヤジバトル」の漫画版なのだ。だから共鳴できる世代はとことんおもしろいし、そうでない年代層は、サッパリ、ということになるのだろう。
ただ、話がしつこい、とは思う。まあ、週刊誌連載の宿命なのだろうけど、単行本化するときにもう少しまとめられんかったものか。たとえば小説なら、連載を加筆修正しました、と断るように。あと、悪役の双子がヤン坊マー坊というのは、ちょっと違うのではないか。あそこはやっぱ、ブルーザーとクラッシャーとか、ブルート・バーナードとスカル・マーフィーとかでしょう。








