ひとつ前に戻る

イキガミ―魂揺さぶる究極極限ドラマ (1) (ヤングサンデーコミックス)
間瀬 元朗
価格: ¥530 (税込)

コミック
出版社: 小学館
発売日: 2005/08/05
ISBN: 4091532810
おすすめ度:2.5
Amazon ランキング: ランク外
発送可能時期: 在庫あり。

amazonの詳細ページへ
国家による無差別殺人
国民は幼少期にナノカプセルを注射され、18歳〜24歳の時期に1/1000の確率で死んでしまう。
つまり「国家繁栄維持法」は国家による「無差別殺人法」ですね。
無差別殺人がおこなわれることにより国民に「生命の尊さ」を認識してもらうことが目的です。
すると、その国にはもはや「憲法」は存在しませんね。基本的人権、生存権がありませんから。「刑法」も存在しませんね。「冤罪で死刑」などということも、争っても無意味ですから。なんの罪も犯していない若者でも抽選で殺されてしまうわけですから。
そしてそれに反対する者は「思想犯」として処罰される。

不思議なのは、その国はファシズム、恐怖政治、国家統制なのかという点です。
ファシズムならばその国の繁栄を維持していくために「国家」にとって負担となる者、弱者、つまり身障者、老人、少数民族を粛清する法律が制定されるのも頷ける。
恐怖政治というのは、独裁者が国民をコントロールするのではなく、国民が集団暴走することです。自分の利益を守るために自分と異質な者を排除する。そして内心では自分がいつ排除される側にまわるのか不安なためにその体制を維持せざるを得なくなる。
そこに良心の葛藤や人間が持つ残酷性や戦慄や不合理や不条理が生まれるわけです。

ところが「国家繁栄維持法」には法律を維持していくための大義名分や抑止力がなにもありません。なにせ抽選ですから。

ならばいっそのこと「死亡予告証」でなく「殺人許可証」でも発行して、選ばれた若者には誰か1人殺してもらうという設定にすればいかがですか?
国家が直接殺すのも、選ばれた若者が「代理人」として殺すのも同じことですから。ひとり殺せば自分は死を免れる。自分の死を受け入れてそのまま死ぬのもOK。
だけでもその設定は星新一ではなくアシモフにあったような気もしますが。(嘲笑)
拙い感想ですが。
イキガミ、読ませていただきましたが…。なんだか、言葉にしたら、可愛げない。
擬音にたとえたら、ギスギスしてるという印象でした。
リアリティ(ご都合主義漫画嫌いなんで)ある感じの漫画や小説は好きな方だったんですが…。
デスノートは良かったのに、この漫画の印象が良くないのは、はなんでだろ?
なんか、比較間違ってるみたいですね。
すみません。
第一巻を読んだ限りでは、映画に軍配
出張時の機上で松田翔太主演の映画版を観て大変感動し、コミック版にも手を伸ばしてみた。「「死」への恐怖感を植えつけることによって、「生命の価値」を再認識させることが目的であり・・・「自分が死ぬのでは」という危機感・・・こそが、「生命の価値」に対する国民の意識を高め、社会の生産性を向上させている」(12〜14頁)との国家繁栄維持法の趣旨やその具体的な運営システム(例えば、守秘管理のためのリレー方式によるアンプル製造)の描写については、やはり後者の方が分かりよかったが、感動という点では個人的には前者の方が圧倒的に優れていると感じた。

Episode 2「忘れられた歌」は、映画版の序幕として採り上げられたコマツナによる『ミチシルベ』の話(但し、主人公のキャラは映画版とは逆)。なお、177〜178頁で描かれた森尾秀和の交通事故シーンであるが、引越運送車は通常であれば貨物搬入の便宜を考えて搬送先の軒前に駐車するはずであって、あのような駐車はしないのではなかろうか。この点、細部にやや疑問の残る描き方であるように感じた。
無理
何と言うか、微塵も感情移入できなかった。
物語などを読む際には「自分だったら?」とかを多少なりとも考えてしまうのですが、

は?こんな理不尽な設定あるわけないやん。→終了

という感じ。この設定を自然に受け入れて感情移入することは私には無理でした。
同じ理不尽でも「北斗の拳」みたいにすべてが理不尽な世界ならまだしも、
例の法律の以外は現実社会と同じ、という世界だからこそ、なおさら当該箇所に
違和感を感じました。

まあ要するに無理。受け入れられない。
映画にもなって話題作みたいなんで読んだのですが
これそんないに、いいんですかね?
副題の"魂揺さぶる究極極限ドラマ"って、名前負けしてる感じ
そこまでテンションあがってないのに
無理に感動させようとしてるみたいで
作家と読者の間に温度差がありました(私の場合は^^;)
どうせ国が殺しちゃうんでしょ〜とか思うと、どんな劇的でもしらけちゃうし、、、
キャラクターも魅力がないし
2巻目で飽きちゃいました



イキガミ―魂揺さぶる究極極限ドラマ (2) (ヤングサンデーコミックス)
間瀬 元朗
価格: ¥530 (税込)

コミック
出版社: 小学館
発売日: 2006/04/05
ISBN: 4091510752
おすすめ度:3.5
Amazon ランキング: ランク外
発送可能時期: 在庫あり。

amazonの詳細ページへ
作者のどのような性格なのでしょうか?
話としてはえんどコイチの「死神くん」と似ています。
死の宣告をされた人の行動を描いている点が全く同じです。
死の宣告という悲劇的な状況、死にいく人間の命懸けの行動、その周りの人々の感情、変化、対応を描いて読者を感動させる狙いもほぼ同じでしょう。

ですが、決定的な違いがあります。
それは「死神くん」の場合、あの世にいるという架空の存在である死神が、人間のいわゆる広い意味での「寿命」を宣告するのに対し、
「イキガミ」の場合は人間が人間に死の宣告をし、その人間を(生きている人間が命の大切さを感じるため?という名目のもとに)殺します。
死の宣告をされた人は、殺されることに抗えないまま、最後を迎えます。

何が言いたいかというと、「イキガミ」を読んで感動するためには、人間が人間に理不尽に殺される社会を肯定するか、その部分を「見て見ぬフリ」することが必要です。
そんな社会を肯定する常識人はあまりいないと思いますが、見て見ぬフリをする常識人はたくさんおられるでしょう。
というか今の世界情勢を見る限り、見て見ぬフリをするしかないことはたくさんあります。

「イキガミを読んで感動した」という人は、いろいろなことを”無意識に”「見て見ぬフリ」することができて、日々それを実践している人なのだと思います。
エンターテイメントとして、この「イキガミ」に人気があるという事実が少し怖いです。
近年まれにみる、駄作。
リアリティーゼロな世界設定。薄っぺら〜い、キャラクター達。小学生が考えたんじゃないの?ってぐらいに幼稚で、安易なストーリー展開・・・。
私は、この最低漫画「イキガミ」が、「どうやら一部の人達の間では、名作として認知されているらしい」という事が、どうしても許せません。
そもそも、「魂揺さぶる究極極限ドラマ」という、嘘・大袈裟・まぎらわしい・思わずJAROに電話したくなってくるようなこのサブタイトルは一体、何を根拠にしてつけられたのでしょう。作者は、本当にこの作品で読者の魂を揺さぶる事が出来ると思っているのでしょうか。もしそうだとしたら、相当センスがないと思います。
そのような「センスのない」人間が「プロ」として漫画を書き、そしてその作品が、何故か「名作」としてもてはやされる・・・。
この冗談のような現実をなんとか「否定」したくて、このレビューを書きました。まあ、あまりにもささやか過ぎる抵抗だとは思いますが(笑)。
臨床心理士
非常に面白く読ませていただきました。ただ、臨床心理士が投薬できるかのように描かれているところなど、背景設定に少し引っ掛かりを感じました。
読んで損なし
2巻に登場するカウンセラーはいらなかったと思います。
死生観を語るキャラを登場させないで、ストーリーを展開して欲しかった。

話題になっているし、ちょっと読んでみようと思い、3巻を一気に読みました。
誰の人生も大事なんだと実感します。
是非読んでみることをお勧めします。

泣いてしまった…
シリアスな内容だけに、物凄く心を動かされる漫画である。

一巻も大変すばらしく、よって、この2巻も買ったのだが、こちらの巻の方が数段、感動させられる。

久しく漫画で感涙していなかったが、一緒に読んでいた主人と涙してしまった。

非常に完成度の高い、引き込ませる作品であった。

老若男女問わず、読む価値あり。



イキガミ 3―魂揺さぶる究極極限ドラマ (ヤングサンデーコミックス)
間瀬 元朗
価格: ¥530 (税込)

コミック
出版社: 小学館
発売日: 2006/12/28
ISBN: 409151149X
おすすめ度:3.5
Amazon ランキング: ランク外
発送可能時期: 在庫あり。

amazonの詳細ページへ
作者は売れたかったのでしょうか?
話としてはえんどコイチの「死神くん」と似ています。
死の宣告をされた人の行動を描いている点が全く同じです。
死の宣告という悲劇的な状況、死にいく人間の命懸けの行動、その周りの人々の感情、変化、対応を描いて読者を感動させる狙いもほぼ同じでしょう。

ですが、決定的な違いがあります。
それは「死神くん」の場合、あの世にいるという架空の存在である死神が、人間のいわゆる広い意味での「寿命」を宣告するのに対し、
「イキガミ」の場合は人間が人間に死の宣告をし、その人間を(生きている人間が命の大切さを感じるため?という名目のもとに)殺します。
死の宣告をされた人は、殺されることに抗えないまま、最後を迎えます。

何が言いたいかというと、「イキガミ」を読んで感動するためには、人間が人間に理不尽に殺される社会を肯定するか、その部分を「見て見ぬフリ」することが必要です。
そんな社会を肯定する常識人はあまりいないと思いますが、見て見ぬフリをする常識人はたくさんおられるでしょう。
というか今の世界情勢を見る限り、見て見ぬフリをするしかないことはたくさんあります。

「イキガミを読んで感動した」という人は、いろいろなことを”無意識に”「見て見ぬフリ」することができて、日々それを実践している人なのだと思います。
エンターテイメントとして、この「イキガミ」に人気があるという事実が少し怖いです。
最愛の嘘は必読
「最愛の嘘」に感動しました。
桜という花に対する日本人の感覚を表現する話は沢山ありますが、すごく悲しかったし心をうたれました。
この作品は全3巻の中で一番感動しました。
話題になっているし、ちょっと読んでみようと思い、3巻を一気に読みました。
誰の人生も大事なんだと実感します。
是非読んでみることをお勧めします。
生か死か
死は誰にでも訪れるもの。
だけど、人為的に作られた死ならばどうなるか。

三巻も、するどく描いてくれました。
今巻で対比的だなと受け取ったのは、二作の内容の反比例さではないでしょうか。
ひとつは、家族に愛されない息子の死、もうひとつは、愛情を妹に注いだ兄の死。
自暴自虐になる青年と、未来を託すために最後の一日を生きる青年。

どちらが、正解なのでしょうか。
人間、だれしもが明と暗の両方を持っているでしょう。
それが、最後の一日になった場合に、天秤はどちらにかたむくか。ただ、掌に乗る
錘があれば、どちらへも転ぶでしょう。

生は欲しいもの、死はいらないもの。
ギリギリ、生の側にいる私は、この本の主題が大好きです。
今日も生きている、明日は?

万人に読んで欲しい、生とはなにかを再考させてくれる一冊です。
何気ない普段の生活が一番幸せなんだと思いました。
試しに1巻を買ってみて良かったので続けざまに買いました。1冊に2話で、じっくり物語が進むので良かったです。
読まれる年代によって評価が分かれる作品なんだなと思いました。
私が若かったら辛辣な評価をするのでしょうが、結構いろいろな経験をし、子育てをし、親を見送りしたなかで
『いのち』の大切さがほんの少し分かった世代以上には、ストレートに伝わってきて良い作品だと思いました。
Episode5「命の暴走」のような家庭は実際に存在するのでしょうし、Episode6「最愛の嘘」のようなことは、
実際には出来ないかも知れませんが、読んだ後ジーンときて、清々しくなる、後味の良い作品です。
一冊だけでも充分楽しめます
明日死ぬとしたらどうするか?という、
誰でも一度は考えるであろうことを描いた作品の第3巻です。

世間が良い良いと言うものは手にしたくないという、ひねくれモノの私(笑)ですが、
各メディアで話題騒然・・・と言われているにも関わらず、
作品のテーマに惹かれて購入してしまいました。

読後の感想としては、現実味があるかないかは別として、娯楽として読むには充分楽しめるマンガです。
しかし、ちょっとでもマンガの世界に引き込まれようものなら、大変大変。
思わず感極まって泣いてしまったり、物語の主人公に同調(または同情)してしまい、
読者であるはずの自分も頭を悩ませる場面もあるでしょう。
実際、私も2巻でホロリと涙を流してしまったものです。

この3巻に収められているエピソードは
・命の暴走(区議会議員選挙に立候補するちょっと問題ありな母の息子にイキガミが来る話)
・最愛の嘘(盲目の妹を持つ粋がってばかりの兄にイキガミが来る話)
の2つです。
最愛の嘘のラストは少々読めてしまう展開ではありますが、
そこにくるまでの演出が憎いです。
というのも、作者が出し惜しみなく、無駄なく見開きでの表現を活用するからです。
迫力や緊迫感もひしひしと伝わってきますよ。

基本的に読みきりの話なので、物語の詳しい設定などを追及しなくてもよいなら、
1巻から買わずに2巻、3巻から買っても楽しめます。
イキガミの世界観が気になるなら1巻から、
ちょっと感動したくなったら2巻から、
家族や兄弟の在り方に迫りたくなったら3巻から買うのをオススメします。



本のみちしるべ Powered by Amazon Web Service
PR: 本をまとめて検索