ナランチャ対クラッシュ&トーキング・ヘッド。
ナランチャのシンプルなスタンド能力、ふだんはアホながら、
いざという時に見せるギャングならではの凄みが格好いい。
優劣が二転三転する展開はシンプルに面白い。
ただ、ウソしかつけなくなるトーキング・ヘッドは、荒木飛呂彦だったら、
会話だけの静かな対決でこそ本領を発揮させてほしかった。
「ダービー・ザ・ギャンブラー」のように。
後半はノートリアス・B・I・G。
なんと本体が死して後に自動操縦型として進化したスタンド。
暴走型の究極の形といえるだろう。
自動操縦なので、謎さえ解ければ戦い方はシンプル。
ただ、一見弱い的/シンプルな的ほど手強い、
というのが荒木マンガの凄いところなのだ。
飛行機内の落書で運命を予告するあたりは荒木ホラーの真骨頂。
もし第五部のアニメ化があったら選ばれそうなエピソードである。
漫画の世界では稀有なアクションミステリー長編物語。独特な世界観とそれを体言している人物描写、セリフが決して他の漫画には無い魅力です。ジョジョの奇妙な物語は週刊で読むより、単行本を続けて読むほうが圧倒的に面白さが伝わる作品です。
本書ではボスに反旗を翻したブチャラティたちが裏切り者として組織から追われることに。レストランで腹ごしらえをしていた一行だが、ナランチャの舌に敵スタンド、「トーキング・ヘッド」が取り付く・・・。
長編でストーリーが若干わかりづらいところがあるのも本漫画の特徴です。それが原因で週刊の時には読まなかったという人には是非お薦めです。じっくり読むと非常に面白い漫画です。また様々な文学、ロック、文化を基礎にして、その要素を探すのも他に無いこの漫画のひとつの楽しみです。
ボスの顔がわからない。わからないと、攻撃できない。
そこで、ジョジョたちはボスがかつて住んでいた村に向かう。
スタンド「フライト・レコーダー」でボスの過去を数十年にわたって調べるが・・・
ボスがそれを邪魔に現れる。
そこに、裏切り者のスタンド使いの首領と、ボスが先に激突する!
私は、この戦いは、実は第5部で一番面白いのではないかと思っている。