この巻に入って、四部最大の敵となる男が初めて読者の目に触れ、
少女の幽霊は、街をその男の手から守って欲しいと語る…。
いってみれば四部の「本筋」のスタート地点なのだけれど、
そんな重苦しい空気はさておき、とてもコミカルな話が挟まってくる。
主人公と友人のコンビが、新たに見つけたスタンド使いの能力を
利用して「金儲け」を画策するのだ。
この話を読むまで、ジョジョは不気味な漫画だと思い敬遠していたのだが、
仗助たちの庶民的でばかばかしいやり取りや、
セコイ超能力利用法に強い親近感を持った。
そして、読み手の意表をつくどんでん返しの数々も手伝って、
それ以来、自分はすっかりジョジョの虜になってしまった。
なので、今でも一番思い入れがあるのは四部であり、歴代主人公の中で
もっとも魅力があるのは仗助だと思っている。
凄いスタンドパワーの持ち主で、髪型に変なこだわりを持ってるけど、
根は普通の高校生なところがとても親しみやすい。
四部は、歴代ジョジョの中で異端視される傾向があるようだが、
舞台が日本の街であり、短編をいくつも積み重ねていく方法で
話を進めていくので、むしろ読み易い部類に入ると思う。
ジョジョを知らなかったり、絵柄や雰囲気で敬遠している人は、
あえてこの四部から読んでみてはいかがだろうか。(4部は29巻からスタート)
ジョジョの奇妙な冒険 (36) (ジャンプ・コミックス)
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画の世界では稀有なアクションミステリー長編物語。独特な世界観とそれを体言している人物描写、セリフが決して他の漫画には無い魅力です。ジョジョの奇妙な物語は週刊で読むより、単行本を続けて読むほうが圧倒的に面白さが伝わる作品です。
本書では作露伴と康一が地図にない場所に潜む少女、鈴美から恐るべき殺人鬼が杜王町に住んでいることを知る。そんな頃、仗助と億泰の前に小銭を集める珍スタンドが出現。スタンドの行方を追った二人は…?
長編でストーリーが若干わかりづらいところがあるのも本漫画の特徴です。それが原因で週刊の時には読まなかったという人には是非お薦めです。じっくり読むと非常に面白い漫画です。また様々な文学、ロック、文化を基礎にして、その要素を探すのも他に無いこの漫画のひとつの楽しみです。
ジョジョ4代目、東方丈助「クレイジーダイヤモンド」の編は、敵方の最後の登場人物、吉良良影以外は、スタンドとしての発想と、スタンドそのもののパワーが弱いです。
第3篇で、空条承太郎の「時間を止める」能力を見ているだけに、不満を感じます。
第3篇で、空条承太郎の「時間を止める」能力を見ているだけに、不満を感じます。
また、多数の読者が作者に投稿した意見どおり「承太郎のスタンドが弱くなった」といえます。その理由をはっきり漫画の中で書いておくべきだったでしょう。



