6軒の家庭が出てきますが、三浦さんは、家庭における夫、妻、そして夫婦というものをよく分かっているんだなぁと感心しました。
それぞれの家庭には様々な事情があるけど、要は本人達が幸せだと感じられるならそれでいいじゃんと、思わせてくれる本です。
私自身は前半の「サニーデイ」「ここが青山」「家においでよ」が、それぞれの『趣味の追究』という点で共感させられ、好きです。
好みにもよりますが、好きなものは後から食べる派の方は「グレープフルーツモンスター」から始めてもいいかもしれませんよ(笑)。
家日和
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結婚した家族、具体的には夫婦を対象にした物語。どの話も日常のちょっとした幸せや楽しみを中心に描かれていて、リアリティがあってとても読みやすかった。個人的には「ここが青山」が好きだった。夫の勤めていた会社が突然倒産という事態になっても何事もなかったように妻が働きに出て主夫となる夫。主夫の生活は意外と楽しくて快適なのだが、会社の元同僚は慌てて次の職場を探している。そんな温度差の違いがおもしろかった。こんな風にのんびりと楽観的に暮らしていけたらいいと思った。
家日和という地味なタイトルからあまり期待して読まなかったのですが、
違った意味で期待を裏切られました。
伊良部シリーズも面白いですがやり過ぎ感もあるので、
こちらは上質のユーモア小説でしょう。
痛快を期待していると物足りなく感じるかもしれません。
「グレープフルーツモンスター」は奥田氏の妄想だとしても
「サニーデイ」や「家においでよ」はあり得る話で夢中で読みました。
特に「妻と玄米ご飯」は奥田作品の真骨頂。
腹から笑いがこみ上げてきたのは久々です。
既婚者のほうがより楽しめるかもしれません。
違った意味で期待を裏切られました。
伊良部シリーズも面白いですがやり過ぎ感もあるので、
こちらは上質のユーモア小説でしょう。
痛快を期待していると物足りなく感じるかもしれません。
「グレープフルーツモンスター」は奥田氏の妄想だとしても
「サニーデイ」や「家においでよ」はあり得る話で夢中で読みました。
特に「妻と玄米ご飯」は奥田作品の真骨頂。
腹から笑いがこみ上げてきたのは久々です。
既婚者のほうがより楽しめるかもしれません。
「家」をテーマにした短編集です。奥田英朗のこの手の
短編を読むと、会社が倒産して専業主夫になっても、暇を
持て余してネットオークションにハマっても、全部いいじゃ
ないか、という作者の優しいメッセージが聞こえるようで
ほっとした気持ちになります。そういう意味では、「妻と
玄米御飯」だけがロハスな人々を痛烈に皮肉っており異質な
印象を受けました。
「先進国のエコロジーは、衣食足りた人々の免罪符である。」
なるほど、そうかも。
短編を読むと、会社が倒産して専業主夫になっても、暇を
持て余してネットオークションにハマっても、全部いいじゃ
ないか、という作者の優しいメッセージが聞こえるようで
ほっとした気持ちになります。そういう意味では、「妻と
玄米御飯」だけがロハスな人々を痛烈に皮肉っており異質な
印象を受けました。
「先進国のエコロジーは、衣食足りた人々の免罪符である。」
なるほど、そうかも。
ガールを読んだときもそう思ったのですが、
奥田さんって、女性を見る目が優しいです。
女の底意地の悪さや、どうしようもない情けなさや、
そういうのが、全然感じられません。
女だけでなく、人間全部に優しいのかもしれないなぁと思います。
短編集なのですが、どのお話も、それなりに大変なのに、なぜかほのぼのとして。
くすっと笑えるし。
ほんとうに安心して読める1冊と思います。
定価で買ってもおしくない本と思います。
奥田さんって、女性を見る目が優しいです。
女の底意地の悪さや、どうしようもない情けなさや、
そういうのが、全然感じられません。
女だけでなく、人間全部に優しいのかもしれないなぁと思います。
短編集なのですが、どのお話も、それなりに大変なのに、なぜかほのぼのとして。
くすっと笑えるし。
ほんとうに安心して読める1冊と思います。
定価で買ってもおしくない本と思います。



