間違ってもクラスの中心とか人気者とかアイドルになりようのない
アニメヲタクの女の子が主人公の表題作をはじめ、どちらかというと
地味な女の子の青春の1シーンを切り取ったような短編を集めた1冊。
どの作品も、キャラクターも設定も場面も全部地味なので印象に残らない。
地味な普通の人に起こる一瞬の輝かしいドラマ、みたいな青春小説が
好きな人にはお薦めできません。
よかったところは、会話が生き生きしてたところ。ヲタクな女の子の
「萌えー」みたいな会話はかなりリアル(実際に同人誌を作ってる
知人の飲み会のテンションに似てた)。 この会話の面白さを生かした
コメディとかをこの作家さんで読んでみたいかも、とは思う。
「処女同盟」第三号
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