なにげなく読み始めたがひきこまれた。
新人とは思えない味のある物語だと思う。
兄弟の生活の中心にある老犬のことを事細かに書いていないところが
返って自然で存在感を出していると思った。
はるがいったら
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良かったです。何となーく手にとって読み始めたら期待以上。瑞々しいといえば瑞々しいが、わざとらしさがない。なかなか珍しい設定なのだけれど、胡散臭さもない。ほのぼのしている中にほどよく刺さるトゲがあり、なかなか読ませる作品。今後の作品にも期待したい。
新人にしては十分です。
老犬の介護の話かと思っていたけれど、そんな話は全然でてこなかったのはびっくりした。犬をそこまで抽象化して、よかったんでしょうか。
両親の離婚によって引き裂かれた、姉と弟、なんて言ったら大仰だけど、もっとのびのび、ほんわかしています。そんなきょうだいの交互の視点で物語が綴られる。
姉のほうはいい。ちょっと毒の入ったお姉さん、そのまわりの嫌な女たちのうねうねと渦巻くいやらしさがは、よくかけている。ファッションチェックとひとの欠点探しを同一としてしまっている欠点など、ものすごくうまい。
なのに、弟の視点は死んでいる。なんか気持ち悪い。いきなり安いテレビドラマみたいな展開、会話の応酬で、違う人が書いてるんじゃないの、と思ったくらい。屋上で数学教師と語るとか、ないですよ、ホント、ないです。
女の視点でがんばれば、書ける人でしょう。
あと、このきょうだいのまわりには(当人あわせ)美男美女しかいないのか? とつっこみたい。
老犬の介護の話かと思っていたけれど、そんな話は全然でてこなかったのはびっくりした。犬をそこまで抽象化して、よかったんでしょうか。
両親の離婚によって引き裂かれた、姉と弟、なんて言ったら大仰だけど、もっとのびのび、ほんわかしています。そんなきょうだいの交互の視点で物語が綴られる。
姉のほうはいい。ちょっと毒の入ったお姉さん、そのまわりの嫌な女たちのうねうねと渦巻くいやらしさがは、よくかけている。ファッションチェックとひとの欠点探しを同一としてしまっている欠点など、ものすごくうまい。
なのに、弟の視点は死んでいる。なんか気持ち悪い。いきなり安いテレビドラマみたいな展開、会話の応酬で、違う人が書いてるんじゃないの、と思ったくらい。屋上で数学教師と語るとか、ないですよ、ホント、ないです。
女の視点でがんばれば、書ける人でしょう。
あと、このきょうだいのまわりには(当人あわせ)美男美女しかいないのか? とつっこみたい。
小学校低学年のころから飼い始めた犬が死んだとき、犬がいなくなるとともに自分の子供時代がこれで終わるんだ、というような不思議な感覚を覚えました。この小説は、子供のとき公園で犬をひろった姉弟が主人公で、姉が23歳、弟が高校3年生になったときの、犬が晩年を迎えたときの話だったので、なんとなく懐かしく思いながら読みました。
正直、完璧主義な姉とマイペースな弟の二人の主人公に感情移入できませんでしたが、ヤンキー崩れっぽい義理の兄の気持ちとか、姉に脅迫文を送った犯人の言い分とか、関係ないのに隣人が犯人を知ってしまう理由とか、主人公をとりまいている人たちのほうの気持ちがなんとなくわかるような気がしました。正しい、正しくないは置いといて…。
正直、完璧主義な姉とマイペースな弟の二人の主人公に感情移入できませんでしたが、ヤンキー崩れっぽい義理の兄の気持ちとか、姉に脅迫文を送った犯人の言い分とか、関係ないのに隣人が犯人を知ってしまう理由とか、主人公をとりまいている人たちのほうの気持ちがなんとなくわかるような気がしました。正しい、正しくないは置いといて…。
表紙をみて、犬とのほのぼの生活をかいたものかと思いきや、そうではなかったんですね。
完璧を求める姉は、婚約者がいる幼馴染の男性と付き合う、デパートの受付嬢。
父親と、再婚した母親(しかも父親の元愛人)と血の繋がらない兄と、そして年をとって介護が必要な犬と暮らす、どこかさめている病気がちの弟。
一言でいえば、その二人が抱える現実や不安を書いた物語といったところでしょうか。
姉は自分の存在に、弟は将来に。
それ以外にも、不安定な人達が出て来て、世の中完璧な人はいない!!と実感できる一冊。
その悩みがすごくリアルで、共感できる部分もかなりありました。
それに、物語にぐいっと引き寄せられます。
姉が無言電話や手紙に追い詰められて、対決しようと決心するところなんて、本当にはらはらしました。
どんどんと一気に読めます。
新人とは思えないほどの、人をひき付ける文章だと思います。
読み終わった後はじんわりと心が温かくなりました。
次作も、読みたいです。
完璧を求める姉は、婚約者がいる幼馴染の男性と付き合う、デパートの受付嬢。
父親と、再婚した母親(しかも父親の元愛人)と血の繋がらない兄と、そして年をとって介護が必要な犬と暮らす、どこかさめている病気がちの弟。
一言でいえば、その二人が抱える現実や不安を書いた物語といったところでしょうか。
姉は自分の存在に、弟は将来に。
それ以外にも、不安定な人達が出て来て、世の中完璧な人はいない!!と実感できる一冊。
その悩みがすごくリアルで、共感できる部分もかなりありました。
それに、物語にぐいっと引き寄せられます。
姉が無言電話や手紙に追い詰められて、対決しようと決心するところなんて、本当にはらはらしました。
どんどんと一気に読めます。
新人とは思えないほどの、人をひき付ける文章だと思います。
読み終わった後はじんわりと心が温かくなりました。
次作も、読みたいです。



