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エンド・ゲーム―常野物語 (常野物語)
恩田 陸
価格: ¥1,575 (税込)

単行本
出版社: 集英社
発売日: 2005/12
ISBN: 4087747913
おすすめ度:3.5
Amazon ランキング: 40171位
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失われたもの
この作品を読んで一番最初に思った事は、「これは読者が望んでいた『オセロゲーム』の続きではないんじゃないか?」という事です。
作品としては決して悪くないと思う。だけど、なぜか違和感を感じてしまう。
「光の帝国」という作品に対して、思い入れが強すぎたせいかもしれません。
特にラストを読んで、すごく突き放されたような、悲しい気持になってしまった。
思いっきり裏切られた感じ
 「光の帝国」をわくわくと読み、特に「オセロゲーム」の続きを心待ちにしていた私にとって、これは手ひどい裏切りのように感じられた。「蒲公英草子」もそうだったが、「光の帝国」の続編はなぜこうなのだろう。期待が大き過ぎた方が悪いのだろうか。こういう落とし方をするのなら、永遠に続編を待っていた方が幸せだった気がする。
 高い評価を入れている方もおられるので、人それぞれなのだろうが、あまり期待しないで読んだ方がいいかも。
展開にはスピード感があったが…
結局、最後がどうなったのか理解できなかった。正体不明の力を持つ一族の中でも父の力を受け継いだ最強のはずの娘も、その力を全然発揮することなく、結局最後は家族そろってちゃんちゃんという感じでよく分からなかった。ただ、展開にはスピード感があって、最後まであっという間に読まされてしまった。このシリーズは他にもあるらしいが、正直もう読む気はしないな。
がっかり
「光の帝国」に収録されている「オセロ・ゲーム」の続編ということで、かなり期待していました。しかし期待が大き過ぎたのか、全く楽しめませんでした。

行方不明になった父親や冷蔵庫に張られた電話番号、ひっくり返すという能力・・・オセロ・ゲームのスリリングでミステリアスな世界観を形作っている断片的な「謎」が具体的に解き明かされ、よりスケールの大きな物語が展開されていくのが今作です。しかし、前作で私を惹き付けた、日常と非日常の危ういバランスの妙といったものは失われてしまい、再構築された広大な世界観からは、高踏的なコンセプトを一方的に突きつけられたような居心地の悪さを感じてしまいました。

個人的には、あの薬局の奇妙な存在感が好きでした。でも説明されると、どうもしらけてしまう。
常野一族の哀しみが伝わらず空回り
常野一族の掟を破り結婚してしまったが故に、娘を置いて失踪せざるをえなかった父。
この父と母と娘が再び再会するとき、謎の男火浦も加わり、敵と味方が二転三転。
不可解なまま物語は読み手を離さない。
が、途中から空回りしてゆき、常野一族の忌みが上滑りで終る。



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