私は本を読むときにはこのアマゾンの書評を参考にします。必ず出版されたら読む作家とかを抜かすと、結構参考にします。
巷の評判とは微妙に違う、意外と的を得た書評が書いてあったりして、大変参考になります。それは評価の高い書評、低い書評の両方に通じる話です。
古川日出男さんの本は「ベルカ・・・」を読んで、こりゃあ新鮮だな!ってことで、他の作品も読みたくなって、この本の評価も高かったので、読みました。
しかし、これは私には全く・・・全く受け付けませんでした。(悪い書評を書くと、「このレビューが参考になった」のは増えませんが・・・気にしないで書きます。)
まずは先に「ベルカ・・・」を読んだため、書き方(文の進め方)がかなり似通っています、その割りに全然引き込まれません。7部作というものの、どのストーリーも重みはなく、文体もやたら軽いです。(ちなみにロック(ンロール)好きなので、犬でなくロック(ンロール)が話題だからではないですよ。)
そして意味もない無駄な殺しや無駄な陵辱などが多くて読んでいて不快です。とにかく殺すことが文に刺激を与えるからという理屈以外考えられないくらいに、殺人が意味もなくどの話でも簡単に繰り返されます。読んでいて気分が悪くなってきます。
また話の中で出てくる、さまざまな出来事の詳細も一生懸命調べたので、その話を載せて話を膨らませましたという印象がやたらと強いだけで、文学というより、話を膨らませるためだけの詳細を書いてあるだけに感じます。知っている話がありましたが、それを知っていると何でそんなにくどく説明するわけ?という感じです。
そして最後までこの作品のメッセージ(訴えているもの)は私には通じませんでした。
人それぞれ受け止め方が違うので高評価の方もいるでしょう、しかし「ベルカ・・・」が気に入ってもこういう意見もあるという人がいるということをお許しください。
ロックンロール七部作
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話が少しづつリンクしつつ、どんどん転がっていく。
書き散らかしたような文体で、社会情勢とフィクションを織り交ぜて20世紀を振り返る新感覚な小説。
書き散らかしたような文体で、社会情勢とフィクションを織り交ぜて20世紀を振り返る新感覚な小説。
装丁が既にサブカル代表ともいえるコズフィッシュ(デザイン会社)の製作から始まり、物語もロックという消費的な側面を押し出し、その物語展開もロール(流転)しながら進んでいく・・・
しかし、決してただ消費されるだけでない登場人物の内面を見事に描きながら、あくまで軽く軽く一話一話が終わってゆく。
知識量もハンパでなく、ただ書きたいものを書くといった自己満足的な姿勢ではない。しかし、もっとわかりやすく書けるけど、書きたいようにしか書かないという一貫した姿勢を感じ取れる。
ロックロールを軸にした世界7大陸の壮大な物語。
しかしあくまで、軽さは失わない。
重々しく書きたいなら書けるだろう器はあると思う。文学たるものこれなければと居直ることもできるであろう。
しかし、軽く物語を展開しながら、壮大な物語を完成させる。
この才能は身が震えた・・・
しかし、決してただ消費されるだけでない登場人物の内面を見事に描きながら、あくまで軽く軽く一話一話が終わってゆく。
知識量もハンパでなく、ただ書きたいものを書くといった自己満足的な姿勢ではない。しかし、もっとわかりやすく書けるけど、書きたいようにしか書かないという一貫した姿勢を感じ取れる。
ロックロールを軸にした世界7大陸の壮大な物語。
しかしあくまで、軽さは失わない。
重々しく書きたいなら書けるだろう器はあると思う。文学たるものこれなければと居直ることもできるであろう。
しかし、軽く物語を展開しながら、壮大な物語を完成させる。
この才能は身が震えた・・・
「ベルカ、吠えないのか?」を読んで、
すぐにこの本を購入。
すぐに読んでしまった。そして、また深みにはまってしまった。
うーん。この人の本を読むと、いつもうなってしまう。
どういう頭の中身をしてんだろう?
七大陸で繰り広げられるロックンロールの話。
そして、それは20世紀の歴史でもある。
さらに言うと、それは、一人の人間の心が織りなす壮大な物語である。
(最後まで読めばわかる)
どこが、どう面白いのか?
それは、多分、物語自身が語る面白さなんだと思う。
(そうとしかいえない)
間違いなく読者を選ぶ本ではあるが、
それでも読んで損はない本。
もし、仮に共感できなかったにしても、何らかの印象が
深く心に刻まれるはず。
だって、この作者には、物語の神様がついている
(と、あたしは断言する)
(↑って、この本読むと、この口調が頭の中について
離れなくなるんですよ)
すぐにこの本を購入。
すぐに読んでしまった。そして、また深みにはまってしまった。
うーん。この人の本を読むと、いつもうなってしまう。
どういう頭の中身をしてんだろう?
七大陸で繰り広げられるロックンロールの話。
そして、それは20世紀の歴史でもある。
さらに言うと、それは、一人の人間の心が織りなす壮大な物語である。
(最後まで読めばわかる)
どこが、どう面白いのか?
それは、多分、物語自身が語る面白さなんだと思う。
(そうとしかいえない)
間違いなく読者を選ぶ本ではあるが、
それでも読んで損はない本。
もし、仮に共感できなかったにしても、何らかの印象が
深く心に刻まれるはず。
だって、この作者には、物語の神様がついている
(と、あたしは断言する)
(↑って、この本読むと、この口調が頭の中について
離れなくなるんですよ)
この本を読んだあとに、「どんな本?」と聞かれたらとても困るなあと思った。文章が流転(ロール)な本? 各大陸ごとに綴られた‘ロックンロール’という人類の発明品にまつわるロックな人の物語?
ああ、一つだけ確かなコトは、「おもしろい本」であるという事。この作者の本は、始めて読んだが、他の本も読みたくなった、という事! (と、あたしは断言する!)
ああ、一つだけ確かなコトは、「おもしろい本」であるという事。この作者の本は、始めて読んだが、他の本も読みたくなった、という事! (と、あたしは断言する!)



