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バスジャック
三崎 亜記
価格: ¥1,365 (税込)

単行本
出版社: 集英社
発売日: 2005/11/26
ISBN: 4087747867
おすすめ度:4.0
Amazon ランキング: 182197位
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日本のスタージョン
第2作目がいきなり短編集というのも意表をついていて興味深い。前作の『となり町戦争』
も名作だったが、本作も奇想が炸裂していて素晴らしい。

どの短編も奇抜な発想に度肝を抜かれるが、ストーリーが破綻せず、小説空間としての
約束事をきっちり守っているため、充分納得できるものになっている。文章も独特の味が
あって読みやすい。奇想で短編というとシオドア・スタージョンが有名だが、スタージョンが
難解さが伴うのに対して、三崎氏はわかりやすいので、難なく読める。

こういう変化球小説は人によって評価が割れるだろう。本書ははっきり言ってSFであり、
SFを読みなれていない人には、何これ? で終ってしまう可能性が高い。だが、感覚が合う
読者には至高の読書感が得られる名作になるだろう。
やられたの一言
 バスジャックがブームになってたまりますか(笑)。時々能を見る人間としても、憤慨しながらも笑い転げた。一番気に入ったのは「2階扉」。こういう不条理、今の世の中、幾らでも転がっているが、だれも気づかないんだよね。最後ちょっと怖い終わり方も、おぬし、やるなという感じ。最後の一遍は少々重いが、全体を通して、まいりました。
恐ろしい作家
三崎亜記という人は、恐ろしい作家だと思った1冊です。
「二階扉をつけてください」「しあわせな光」「二人の記憶」「バスジャック」「雨降る夜に」「動物園」「送りの夏」の7編が収められています。
最初の「二階扉をつけてください」から衝撃でした。
全ての作品において、設定がぶっ飛んでいます。あり得ないんです。
そして起きる出来事全てもあり得なくて、不条理なんです。
まさに「不条理」という言葉が最も当てはまる作品だと思いました。
表題作「バスジャック」が1番のお気に入りです。
SFですよねコレ
謎が謎呼ぶミステリータッチで楽しく読める短編集です。
SFっぽいファンタジーと言ったらいいかなあ
肩に力を入れずに気楽に読めるタイプの小説です。
「珠玉?の短編集」です。残念ながら…。
「となり町戦争」に続く作品集で表題作ほか6編が収められている。
 新人賞を受賞して次の作品となると、作家も出版社も気を使うものだろうが、それにしてはこの第二作、
チョット早すぎたのではないか?
 処女作のイメージに拘り過ぎて玉石混淆、いいものはいいが、レベル以下のものもあるのが気になる。
 発想の自由さ、会話文の巧みさ、これから期待できる作家なのだから、大事に育てて欲しいと思う。
 数がそろわないので、員数合わせで納得のいかない作品を収載してはいけない。
 いい作品が引きずられて埋もれてしまう。
 期待している読者を裏切らないで欲しいものだ。
 つまり、わたしは期待していて、その期待を裏切られた‥というわけだ。
 作家のせいではなく、出版社の責任だけど、…。
 だから、星4つ。



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