お笑いで頑張っている女の子が主体の小説なので、昨今のお笑いブームからこの本を取ると違和感を感じるかもしれない。
斜に構えた視線で描いた抱腹絶倒のお笑いものの本ではないからだ。
この本は女の子でありながら、漫才をどうしてもやりたい気持ちを丁寧に描いた本だ。
躓いても夢を諦められないその思いに共感してしまうのは、誰しも一生懸命に何かに打ち込んだ思い出が重なるからだと思う。
人を応援したくなるそんな気持ちにさせる1冊。
笑う招き猫
|
「駆け出しの女漫才コンビ」と帯にもあったので、「漫才」のネタの練り上げ方やコンビ同士のもっとドロドロとした感情のもつれなどを期待したが、単に主人公が「漫才コンビ」の普通の淡々とした「青春小説」だと思った。特に主人公は「漫才コンビ」でなくてもよいのではと思った。
小説中の漫才のネタのレベルや、漫才にかける熱意、とにかく売れよう・受けようとする迫力などは10年前の小説だが、NSCを題材に取った西田俊也「オオサカン・ドリーム」(ISBN:4094024913,ISBN:4872331257)の方が格段に上だと思った。
甘く見ていた。
漫才コンビの成長を描いたと言うことと、『すばる文学賞』の二つを要素を基に手に取った。
とくに前者による、疾走感だけに期待をしていたのだけれど、途中から、「これって、漫才コンビをネタにした小説だよね?」
漫才コンビの成長を描いたと言うことと、『すばる文学賞』の二つを要素を基に手に取った。
とくに前者による、疾走感だけに期待をしていたのだけれど、途中から、「これって、漫才コンビをネタにした小説だよね?」
読んでいくうちに当初に抱いた期待とは違う、切なさという拾いものの側面に、涙が溢れてきそうになった。これがこのレビューの導入部分への応え。
途中、現在のヴァラエティ(笑いとは敢えて言わない)番組への警鐘に、同感しつつ、しまいに作者のそれに対する憎悪に思えてきたので、「いい加減…」、と思ったのだが、それも秀逸なネタふりになっていた。
しかし、疾走感も終始、携え続けた小説だ。
これほどまでに、結末が見えている小説を、途中で投げ出させず、むしろその一文を読むことでもたらされる、「感極まる感」を求めさすなんて…。
浪花節の人情味じゃなく、成長しようとする者同士が共有にする人間愛に彩られた作品だと思います。
スカッとした涙と笑いアリの青春小説。
若手お笑い芸人がまた、ゲンキなこのごろ、
まさに旬な小説ではないでしょうか。
これをウマイと味合えるのは現在、夢に向かって
努力している若い人たちかもしれませんね。
ウツウツ気分のあなた、ぜひ、手にとって
読んでみてください。
若手お笑い芸人がまた、ゲンキなこのごろ、
まさに旬な小説ではないでしょうか。
これをウマイと味合えるのは現在、夢に向かって
努力している若い人たちかもしれませんね。
ウツウツ気分のあなた、ぜひ、手にとって
読んでみてください。
すばる新人賞受賞作。笑いありホロリあり、そして友情!
女性は20代後半になると、いろいろと考えちゃうんですよね。
仕事、結婚、夢、恋愛、将来…
お笑いやって、なぁーんにも考えていないようでも、いろいろあるんです。
そういったことをさらりと、明るく語ってくれています。
ヒトミとアカコ・・・心から応援したくなりました。
テンポもよくおもしろかったですよ!



