重々しくなく読みやすいです。
実際にあったら大変なストーリーなのに小気味よく展開します。
何か斬新なポイントがあるわけではないのですが
時間つぶしにでも
あっさり読めるのが魅力です。
登場人物も何でも長けている特別な人!というわけでもなく
割とありふれた設定なのが
かえって話の展開をスムーズにしていると思います。
真夜中のマーチ
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奥田さんの作品で『最悪』のようなパワーは感じませんでしたが、内容はおもしろかったです。金を求め、追い続ける3人の男女。おもしろさは3人の独特の背景です。なぜか笑える奥田ワールド、ちょっと普通ではない3人の男女の駆け引きに注目です。
推理小説やサスペンスを好むのであれば、敢えて奥田作の本を選ぶ必要は無い。作者の経歴から考えても、重くて暗い長編が得意分野とは考えにくい。むしろ、キャラクター創り、視点の斬新さに注目すべきではないだろうか。そういう意味では、この作品は非常に軽快でポップな内容に仕上がっている。
世の中にはいろいろな職業がある。中にはどういう仕組みでお金が入ってくるのかも分からないような職業すらある。いわゆる裏家業。それを現実にあまりに忠実に描き過ぎれば、それは重苦しい内容になり過ぎて、重苦しさが逆に不快感へと変わる可能性がある。
例え犯罪だとしても認めてあげたくなるようなこと。例え犯罪者だとしてももう少し見ていたい人。自分も少しだけ日常から飛び出したくなるような、ささやかな勇気を与えてくれる一冊。
世の中にはいろいろな職業がある。中にはどういう仕組みでお金が入ってくるのかも分からないような職業すらある。いわゆる裏家業。それを現実にあまりに忠実に描き過ぎれば、それは重苦しい内容になり過ぎて、重苦しさが逆に不快感へと変わる可能性がある。
例え犯罪だとしても認めてあげたくなるようなこと。例え犯罪者だとしてももう少し見ていたい人。自分も少しだけ日常から飛び出したくなるような、ささやかな勇気を与えてくれる一冊。
NHKのドキュメンタリー番組(『なぜ鉄工所は潰れたのか/社長の600日』)
的、暗く重く緻密な小説を書いて受け入れられてしまうと、
読者は同じような作品しか期待しなくなるんだなあと、
レビューを読んでいて思いました。
的、暗く重く緻密な小説を書いて受け入れられてしまうと、
読者は同じような作品しか期待しなくなるんだなあと、
レビューを読んでいて思いました。
自分も「最悪」と「邪魔」は読んでいましたが、
あれはあれ、これはこれと意識を切り替えて素直に楽しみましたけど。
映像化したら面白そうな軽いノリの小説で、肩肘はらずに楽しんで
読むことができました。
この小説のセリフの中で「最悪」と「邪魔」という言葉が
印象的に使われていたことも興味深い。読者サービスも
怠らないって感じでしょうか。
そういう茶目っ気を楽しむ小説だと、個人的には思います。
「金の無駄」とか「期待はずれ」とか、勝手な思い込みして
作品に難癖つける偏狭な読者って、本当に「最悪」かつ「邪魔」です。
楽しく、一気に読ませてくれます。が、奥田さんらしいデティールへの
こだわりはやや弱いです。
若者3人が主人公の割には鋭さ、臭さ、青さという今風のキレもなし。
こだわりはやや弱いです。
若者3人が主人公の割には鋭さ、臭さ、青さという今風のキレもなし。
「最悪」や「邪魔」から入ると肩透かしを食うかもしれません。
時間の無駄ではありませんが、まあそれなりです。
ただ私は奥田さんの文章が好きなので★1つ足して4つとしました。



