赤毛のアンに隠されたシェイクスピア
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作者モンゴメリに対し、新たな尊敬を呼び起こす作品。
題名からもわかるように、『赤毛のアン』の中に引用されているシェイクスピアを、隅から隅まで説明してくれている本です。読み進めていくうちに、シェイクスピアだけではなく、アーサー王物語などの有名な数々の英米文学からもいろいろ引用されていることがわかります。英米文学に特に詳しい人でもなければ、『赤毛のアン』を読んだとしても、単なる物語で終わってしまうでしょう。しかしこの本を読むと、『赤毛のアン』の中に隠れていたもう一つの世界をのぞくことができます。なぜアンがあの場面であのようなセリフを口にしたのかがわかるうえに、アンの発言は実はとても機知に富んでいて、レベルの高いものだったのだなあと私は感心してしまいました。また、アンを読んだだけで多くの英米文学作品に触れていた事実に、驚くと同時に「英米文学」を身近に感じることができました。これが私のこの本を気に入っている理由です。『赤毛のアン』を読んだ人もそうでない人にもお勧めの一冊!この本を読んだなら、他の英米文学の作品への興味もわいてくること間違いなしです。



