二人の人生(の途中)を10日間かけて読みました。
「右岸」を最初に読みきって「左岸」を読みながら「右岸」に戻りと。
「左岸」だけで終わる人はいないかと思いますが、もし「左岸」が物足りなかったら
「右岸」も読んでみてください。
「左岸」を読み終えた後、信じられないことなのですが泣いてしまいました。
九から茉莉へのの手紙の結び「お互い今日を乗り越えてましょう」は沁みました。
主人公たち以外の人の人生(生い立ち)も気になります。
「左岸」「右岸」の主人公以外の人の登場人物のスピンオフというか外伝も読んでみたいです。
左岸
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江國の描く「右岸」のコラボ作品。50年に及ぶ時を、少女から母へと人生を重ねていく一人の女性の視点から描かれている。「右岸」と交錯していく時間と、けして交わらない時間は「両岸」を挟む「河」と呼ぶべき、それぞれの生きる時間の隔たりを感じさせる。辻の描いた作品に比べ読みやすく、感情移入もしやすかったものの、生と死、激動する周囲の環境には窮屈な世界観を覚えた。物語の完走はそれぞれ一冊では洗わせられない。2冊あわせた1000ページを読み終えて初めて充実した気分にさせられる。
大作です。幼少から、中年期になるまでのひとりの女性(茉梨)の生き様。そのなかで、変わってゆくもの(変わらざるを得ないもの)・全く変わらないもの。
茉梨の日常、様々なものや場所、男性との出会いと別れのなかで、それが溢れ出している。
人生という大河の流れに乗って思うさま、自由に生きる茉梨は、とうとう最後まで誰にも、どこにもとどまることはなかった。 そんな孤独も、この物語は鮮やかに描き出している。それが特に良かったと思う。
こんなに分厚い長編にもかかわらず、軽やかでみずみずしい、ちょっと切なくて、とても爽やかな読後感の物語。 まるでマスカットのようなお話です。
茉梨の日常、様々なものや場所、男性との出会いと別れのなかで、それが溢れ出している。
人生という大河の流れに乗って思うさま、自由に生きる茉梨は、とうとう最後まで誰にも、どこにもとどまることはなかった。 そんな孤独も、この物語は鮮やかに描き出している。それが特に良かったと思う。
こんなに分厚い長編にもかかわらず、軽やかでみずみずしい、ちょっと切なくて、とても爽やかな読後感の物語。 まるでマスカットのようなお話です。



