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行動することが生きることである―生き方についての343の知恵 (集英社文庫)
宇野 千代
価格: ¥440 (税込)

文庫
出版社: 集英社
発売日: 1993/10
ISBN: 4087480879
おすすめ度:5.0
Amazon ランキング: 39743位
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会いたかったなあ
 文章に人柄が滲み出ていて、何もかも含めてかわいい人だなあって思ってしまいました。
 最近は読めるようになったのですが、高校生のころよく生きる知恵とか元気になれる本みたいな本を読むたび、読んだその日は元気になるのに、次の日の朝になると何故かひどく落ち込み、こういう本から自然と遠ざかっていました。この本を読んでいたら違っていただろうなって思いました。読むものとして楽しいし、文中のエッセイも小説も言葉がすとんと心に落ちる。自分が高校生のころ、ご存命のうちに読みたかったです。
「行動することが生きることである」
もう、この言葉に尽きるのではないでしょうか。

私は自分を変えたい、変えたいと思い、あらゆる自己啓発本を読んできました。
しかし、いくら本を読んでも頭でっかちになるだけで、書かれていることを実践しても長続きした試しがありませんでした。余計なものを詰め込みすぎていました。

この本に書かれていることは、タイトルの通り単純明快。ですが、鋭く人生の真理を突いているのではないでしょうか?

ある人が言っていました。「寝ている間は死んでいるのと同じ」だと。
この言葉からも、「生きるとは行動すること」というのが理解できると思います。
すてき!
必要なのは、考えと行動が常に同時であるということ、
飛び込むための「勇気」や「決意」すら入り込む隙はないくらい
ただただ「行動すること」なのです。
そうすることで生きるうえで見えなくていい部分は密やかになり
必要な部分が浮き出されてくるのだなと感じました。

波乱で突拍子もない彼女の生き方は
私の目からみてももちろんそうなのであるけれど
とても近くて実現可能な一番簡単なやり方にみえました。
そして誰にとってもきっと、彼女のように行動することが
一番簡単で一番楽しいように思えます。
いや、すでに誰もがそうしていて
ただ気付いていないだけなのかもしれない・・・
これはいわば人生の真理なのかなと思わせてくれる一冊でした。

潔さ、明快さ、賢さ、強さ、そういう社会性は全て
行動すればきちんと付いてくるもので
うだうだと考えるものではなく、
また思慮深さ、優しさ、真面目さ、そういった内面の深さは
体を動かしながらでも充分に深められるものなのだなと
私に確信を与えてくれました。
前向き、幸せな気持ちになれる本です。
宇野千代…

名前は聞いたことがあるけど、どんな人か分からなかったので興味本意で購入してみました。

読んでみたら、彼女の前向きさに感心させられっぱなしでした。人から見れば、大変な状況にあるときでも、自分は幸せだなぁと思える強さ。全てをポジティブに変換出来る人間としての大きさ。ただただ脱帽です。
この本を読んでいたら、シェイクスピアの『世の中には幸も不幸もない。ただ考え方でどうにもなるのだ。』という言葉と宇野千代さんの言葉が重なりました。やっぱり何か卓越した能力を持ってる人は共通したものの考え方をしてるんだなぁと、勝手に納得してしまいました。

あと宇野千代さんの年齢を重ねても、お洒落心と恋心を忘れないってところにも共感がもてました。こういう年のとり方をしたいなぁと思いました。

とても考え方が前向きになる本です。ぜひ、おすすめします。
気持ちが楽になった
東郷青児等との4度の結婚と離婚など、波乱万丈の人生を送ってきた作者
だから言える言葉がずらり。

ちょうど私は自分の研究に身が入らず悩んでいる時期だったが、宇野さんの
「作家も書けないことがある。その時はひたすら机に向かい続けるしかない。
そうしているうちに、次第に書けるようになる」という文章を読み、一気に
気持ちが楽になった。

「机に向かう気力が出ない」じゃなく、「気力が出るまでとにかく毎日机に
向かってみる」という発想の転換。 翌日から私は机にとにかく座るように
しはじめたが、その途端、すっと気持ちが楽になり研究に取りかかる事が
出来た。 本に書かれた1つの言葉でここまで救われた事って今まで無い。

人生の大先輩からの言葉だからこそ、素直に入ってくる何かがある。



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