友人に薦められて読みました。しかし私には合わなかったようです。
まず、登場人物が全員あまりにも不自然です。それぞれが特別な家庭事情があり、揃いも揃って性格が大人です。その不自然さを自然に感じさせるのが小説家であるのに、この作品は作者(女性)の理想とする男子高校生像が前面に押し出され、読んでいる私は置いてけぼりにされてしまいました。
そして、ミステリー(?)要素ですが、一つ出してはすぐ解決。そしてまた出してくるという手法で最後まで読みたいと思わせるものがありません。そのミステリー要素も中盤でほぼ消失し、最後はヒューマンになだれ込んで終わります。
また、主人公に対して仲間の一人が好きだと度々言っていますが、この同性愛発言が本音かどうなのか全く判断が付きません。作品の中に考えさせるヒントが全くないのです。すべては作者の頭の中にあり、私たちがそれに触れることはできないのです。
なんだか余りにも「作られた」小説で流し読んでしまいました。
ネバーランド (集英社文庫)
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高校の寮で年末を過ごす事を選択した4人の男子高校生の7日間を描いた学園モノの青春小説。
男子校出身者としては、
「男だけの生活で食事なんてインスタント食品か弁当ばっかだよー」
「こんな当たり前のようにみんなが酒やタバコはやらないよ」
「エロ本とアダルトビデオが無いのはおかしい」
と思うし、全員が美形・金持ち・頭が良い(舞台は進学校)、けれど心に傷を持っている・・・という設定に少なからずケチをつけたくなる。
それにこんなにも自分の弱みを吐き出して仲間で絆を深めていく、という密なコミュニケーションなんてみんな嫌がるよ、とも思う。
だけど、だからこそ、こんなにも清々しい学園生活に憧れるのだろう。
現実では考えにくいからこそこういった環境を羨ましく思うのだ。
男子校出身者としては、
「男だけの生活で食事なんてインスタント食品か弁当ばっかだよー」
「こんな当たり前のようにみんなが酒やタバコはやらないよ」
「エロ本とアダルトビデオが無いのはおかしい」
と思うし、全員が美形・金持ち・頭が良い(舞台は進学校)、けれど心に傷を持っている・・・という設定に少なからずケチをつけたくなる。
それにこんなにも自分の弱みを吐き出して仲間で絆を深めていく、という密なコミュニケーションなんてみんな嫌がるよ、とも思う。
だけど、だからこそ、こんなにも清々しい学園生活に憧れるのだろう。
現実では考えにくいからこそこういった環境を羨ましく思うのだ。
年を重ねると主人公が高校生の学園物は非常に恥ずかしく、なかなか手に取ることができない。
ネバーランドも、そんな1冊だった。
まさしく高校生の話であったため全く買う気はなかったのだが、
著者のあとがきの中で『今の私にはもう書けない、とてもほろ苦い小説』と記されているのを拝見し、一気に興味が湧いた。
恩田陸が、『今はもう書けないと思う小説とはどんなものなんだろう』。
それを知りたくてこの本を手にした。
読んでみて、まだ青くてかたい果物のような感じだった。
主軸の大人でも子供でもない発展途上中の4人の男子高校生たちからも、
それを書く著者の文章からも、そんな感じがうかがわれた。
4人の男子高校生は、それぞれ誰にも言えない秘密をもっている。
彼らは長い間そのことに縛られ続けていたが、
その秘密を告白しあい共有しあい受け入れあう中で、
彼らの心が自由になる希望がかすかに見えるラストが好きだ。
若者には、やっぱり輝かしい未来がなくっちゃね。
ネバーランドも、そんな1冊だった。
まさしく高校生の話であったため全く買う気はなかったのだが、
著者のあとがきの中で『今の私にはもう書けない、とてもほろ苦い小説』と記されているのを拝見し、一気に興味が湧いた。
恩田陸が、『今はもう書けないと思う小説とはどんなものなんだろう』。
それを知りたくてこの本を手にした。
読んでみて、まだ青くてかたい果物のような感じだった。
主軸の大人でも子供でもない発展途上中の4人の男子高校生たちからも、
それを書く著者の文章からも、そんな感じがうかがわれた。
4人の男子高校生は、それぞれ誰にも言えない秘密をもっている。
彼らは長い間そのことに縛られ続けていたが、
その秘密を告白しあい共有しあい受け入れあう中で、
彼らの心が自由になる希望がかすかに見えるラストが好きだ。
若者には、やっぱり輝かしい未来がなくっちゃね。
最初は、みんなに、 どんな秘密があるのか気になって面白ろかった。
途中から、あるひとりに焦点が当たりすぎて、
他の子がかすんでしまったと思う。
えっ、もう終わりなの? という感じで、 物足りなさが残った。
もっと、ひとりひとりの心の声を書いて欲しかった。
機会があれば、続編を お願いしたい。
途中から、あるひとりに焦点が当たりすぎて、
他の子がかすんでしまったと思う。
えっ、もう終わりなの? という感じで、 物足りなさが残った。
もっと、ひとりひとりの心の声を書いて欲しかった。
機会があれば、続編を お願いしたい。
評判を聞いて読んでみましたが、先が気になってすごい勢いで読んでしまいました!
読んだ後、まだこの四人を見てたいと思っちゃいました。
読みやすいさっぱりとした文体で、よかったです。
冬休み誰もいない学校でたった四人の少年の共同生活。
影と謎を秘めたクールな少年達。
とてもツボでした。
手放せない一冊になりました。
読んだ後、まだこの四人を見てたいと思っちゃいました。
読みやすいさっぱりとした文体で、よかったです。
冬休み誰もいない学校でたった四人の少年の共同生活。
影と謎を秘めたクールな少年達。
とてもツボでした。
手放せない一冊になりました。



