切ない。自分の中の気持ちを表現するのにまずその言葉が思い浮かびました。
あなたは恋をしたことがありますか?
それはどんな恋でしたか?
凜一の思いは、熱く燃えるようなものとは違います。
だからといって冷たいわけではないし、己を隠しているのでもありません。
しかし彼を見ていると、ただ淡々と「切ない」のです。
彼が悪いわけじゃないのに、責められ、欺かれ、怪我を負わされ…
それでも彼は自分の恋を全うしている、そう思うと背筋が正されるような、そんな一冊です。
白昼堂々 (集英社文庫)
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内容を確認せず、タイトルだけで手にとった作品です。読んでみてびっくり。私が苦手な同性愛でした。でも、苦手意識を感じさせないぐらいさらっとしていて、主人公の感情に純粋さと美しさを感じました。気がついたら完全に「長野ワールド」にはまっていました。
高校時代に友人に奨められて、初めて読んだ長野さんのご本が本作です。大学生になった今も、手放せないでいます。読み終えた瞬間、読まなきゃ良かったと非常に後悔しました。なぜなら、これほど完成度の高い同性愛ものは他に知らないからです。現在百二十九万人の女性が支持するとも言われるBLの世界ですが、それを活字にし、文学的レベルにまで結晶化させた方が長野まゆみさんです。タイトルといい、登場人物といい、申し分ありません。このような世界に抵抗のある方がいらっしゃるのは当たり前ですし、レビューによってそれを押しつけるわけでもありません。しかし、美少年を愛するみなさん、是非長野まゆみさんの「白昼堂々」を読んでみてください。甘くて切ない気持ちに胸が疼くことは必定ですから。ハマるとコワイ、それが長野ワールドです。
「白昼堂々」は、私が始めて読んだ、長野さんの作品です。
それまで、長野さんの作品は、タイトルのイメージから、ファンタジーものばかりだと思っていました。
私はファンタジーとか恋愛系ってちょっと、と思っていたので近づかなかったのですが…読まず嫌いは良くないですね。
多くの作品には、どこかレトロで、現実味があり、単に”ファンタジー”という訳ではないです。
「白昼堂々」の世界に引き込まれてしまい、凛一シリーズを一気に読んでしまいました。
それまで、長野さんの作品は、タイトルのイメージから、ファンタジーものばかりだと思っていました。
私はファンタジーとか恋愛系ってちょっと、と思っていたので近づかなかったのですが…読まず嫌いは良くないですね。
多くの作品には、どこかレトロで、現実味があり、単に”ファンタジー”という訳ではないです。
「白昼堂々」の世界に引き込まれてしまい、凛一シリーズを一気に読んでしまいました。
このシリーズは、凛一の周囲の日常を描いているのですが、それは、現実的には非日常。
登場人物はみんな美しく、華道などの熟練者だったりするのです。
でも、凛一の氷川に対する想いや、それを抑えられないもどかしい気持ちがどうなっていくのか気になり、
物語の世界についつい浸っていってしまいます。
こんな少年達が実際いたらなぁ、なんて考えちゃいました。
長野さんの作品を読んだことのない人は、是非是非「白昼堂々」を読んでみてください。
最初はあまり乗り気じゃなく読み始めたんですが、読んでるうちに世界に引き込まれました。続きが読みたい!ってなります。



