最後の最後まで二人は本当の兄妹なのかどうか...あの謎のメモの意味は?
とぐいぐい引き寄せられてったんですが、、
たくさんの謎解決しないまま、血の繋がりが最後まで判明しないまま
終わってしまったのがすごく無念で消化不良です。
..あれだけ引っ張ったのにこのオチは何?って思っちゃいました。
なんらかの結末を期待し過ぎちゃったのかな〜。
それ以外はすごくハマッタけど。
焚火の終わり〈下〉 (集英社文庫)
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宮本輝の作品には「オレンジの壷」に代表されるように、謎が放置されたまま終了しても名作と呼べる小説が多いです。
しかし本作では、作者が最後まで謎を扱いかねていた印象を受け、「アレ?」と思ったまま終了してしまいます。
さらに謎自体が気分が悪いものである事も重なり、読後感が非常に悪いです。
この小説で宮本輝が描きたかったものは、背徳的なエロスだったと思うのですが、それもイマイチしっくりきませんでした。
しかし本作では、作者が最後まで謎を扱いかねていた印象を受け、「アレ?」と思ったまま終了してしまいます。
さらに謎自体が気分が悪いものである事も重なり、読後感が非常に悪いです。
この小説で宮本輝が描きたかったものは、背徳的なエロスだったと思うのですが、それもイマイチしっくりきませんでした。
ベースに兄妹の恋愛物語があり、二人の出生の秘密をめぐる話が展開していきます。
顔をくりぬかれた写真、灯油をかぶって焚き火に飛び込んだ男、流産していた母、多額の預金通帳などなど、惹きつけられるエピソードが数々展開していったのですが、
結局二人の出生の秘密は謎のままで、次々と展開させたエピソードの一つ一つまでも謎のまま。
読後感を一言で言うと「消化不良」といったところです。
更に死んだとされていた人物が最後に何の伏線もなく登場してくるのは一番いただけませんでした。
顔をくりぬかれた写真、灯油をかぶって焚き火に飛び込んだ男、流産していた母、多額の預金通帳などなど、惹きつけられるエピソードが数々展開していったのですが、
結局二人の出生の秘密は謎のままで、次々と展開させたエピソードの一つ一つまでも謎のまま。
読後感を一言で言うと「消化不良」といったところです。
更に死んだとされていた人物が最後に何の伏線もなく登場してくるのは一番いただけませんでした。
宮本輝さんの小説の中で一番好きです。
異母兄弟の近親相姦、といってしまえばそれまでですが、主人公の美花の自立した考え方が好きです。「誰にも迷惑かけないで、自分の生きたいように生きる」って素敵ですよね。
もし、映画化されるなら絶対に美花役は「森下愛子」さんだと思うのですが、どうでしょうか。(あと20年若かったらですが・・)
異母兄弟の近親相姦、といってしまえばそれまでですが、主人公の美花の自立した考え方が好きです。「誰にも迷惑かけないで、自分の生きたいように生きる」って素敵ですよね。
もし、映画化されるなら絶対に美花役は「森下愛子」さんだと思うのですが、どうでしょうか。(あと20年若かったらですが・・)
宮本の短編に「りんごの話」というのがある。だから、多分こんな終わりをするのだろうなあ、と思っていた。謎は謎のまま放って置かれるのだ。それが、すがすがしさに通じる。
人は、理屈では分かり合えない。謎は謎のまま、むしろ謎をありのまま受け入れることによって、かえってわかりあうこともあるのだ。
人は、理屈では分かり合えない。謎は謎のまま、むしろ謎をありのまま受け入れることによって、かえってわかりあうこともあるのだ。
ここで描かれる二人は美しい。官能も背徳もひっくるめて、美しい。



