辻仁成の書く文章は,いつも男性側からの視点を強く感じるものでしたが
第三者であるセンセイ/谷崎がハナとジェロームの恋愛について語るスタイルは
辻仁成のスタイルにとても合っていると感じました.
2人はどこまでも残酷な運命をたどるのですが,なぜか不幸であると言い切れない.
そして,恋愛だけでなく,プロとして夢を実現することの難しさ,厳しさについても
考えさせられる内容でした.
「いまこの瞬間 愛しているということ」
というタイトルの方が似合っている気もしますが,
星にかけて,二十八光年になっちゃったんでしょうか?
二十八光年の希望 (集英社文庫)
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