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へうげもの―TEA FOR UNIVERSE,TEA FOR LIFE (1服) (モーニングKC (1487))
山田 芳裕
価格: ¥540 (税込)

コミック
出版社: 講談社
発売日: 2005/12/22
ISBN: 4063724875
おすすめ度:5.0
Amazon ランキング: ランク外
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

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新たに天才発見(遅)
前々から気になっていた作品で、夜話に背中を押され最新刊まで読破しましたが、絵柄のインパクトからも最初から何がなんだかわからないけれど物凄い迫力でした。読めば読む程、織部や利休、周辺の武将達を好きになり、死なないでくれ!と思いながら読んでいます。史実と違う点の仔細は知りませんが、そこがどうあれとことん面白く、わび世界は利休達が命、人生を賭す程に業が深いだけあって魅力的ではあります。茶=禅行の趣です。
あと数年は連載していて欲しい貴重な作品が一つ増えて嬉しい限りです。

秀吉や三成の造形も面白いですが、この2人よりは七哲達が魅力的ですね。特に織部、長益、戻ってきたクリスチャン(笑)の3人。
中でも、織部と利休の師弟愛が大好きです。作者の様な方がいるおかげで歴史に埋もれた偉人達の魅力が現代に華々しく甦る・・・にわかファン乍、大変ありがたいことです。

利休(と織部)のその後は勿論のこと、堅物の徳川家康の恋の行方(安否;)や織部の商売が気になっています。
8巻が待ち遠しいです。
物欲か?出世か?
茶器と大名、清廉と俗物と、またアートとその価値とをといかける日本史マンガ。
茶の湯という文化には価値がある。茶器にも、茶道にも価値がある。
文と武と、さらにはやりモンまでを、古田織部という一芸にもニ芸にも秀でた武士の視点からとらえる。
天才信長、知謀家秀吉、策略家家康たちとの関わりから、進むべき道に目を開く。
悩みはそれぞれの欲のあいだをさまよい、定まらない。
現代に生きる私たちも、同じかもしれない。
それぞれを精一杯に極めようとする、古田織部の生き様が、また現代的。
これを読んだら、何か大きな問いが心に残る、戦国時代マンガ。
参考になる。だが易々としては、まねられない数寄者の物語。
キュ〜トな戦国時代
ひょうげもの1〜6巻まで読んでのレビュ

織田信長、豊臣秀光に仕えた古田織部と、茶人として日本で最も有名な千利休の二人が主役となる時代もの漫画。戦国の武士たちが、茶道や茶器、芸術的な物の収集に没頭する。「わびさび」「渋い」などの日本独特の美徳の誕生が見所。わたくし、日本の歴史も骨董品のことも、ほとんど知識ないのですが、戦国時代の人々が趣味に没頭する姿、趣味において他人に負けたくないと意気込む姿勢、ド素人を見下してみたりする光景が、非常にオタクな生き方をしているように見えて共感しました。たかが物に高揚している姿は、端から見ると変態にしか見えないですね。古田織部の物を見て発する、「フニャッとしてる」「モフっとしててええのう〜」などの、(謎の)キモい擬音が変態にまた拍車。読んでる間は微妙だったんだけど、だんだんと、侍っぽくないユルさと(品定めしてるときの)独特のエロにんまりな表情がツボになってきた。ああ〜千利休の顔何度見てもムカつく〜!んー次巻はよ読みてえ。時代ものなのになぜか、毎回話の題名が、洋楽や昭和ヒット曲だったりして、風変わりだが実に味のある漫画よ。実に渋〜〜い下ネタ台詞も必見!おれの大金時様で、自慢のろくろ回しご覧にいれよ〜う!!
戦国時代の"違う”戦い。
都内に勤める、しがないフツーのOLですが、
これは手元に残しておきたいマンガです。
女子には『戦(いくさ)モノ』は抵抗があるかもしれませんが、
これはいわゆる殺戮とは違う、別な戦い?のお話。
『お宝鑑定団』もますます面白く見ることができる
、文化的な、そしてロマンを感じられる一冊。
骨董マニア向け
出版社の煽り文句『流血と裏切りの戦国時代を「物欲」で塗り替える。歴史ファン、お茶ファン、陶芸ファン・・・』の言葉どおりの本である。最近陶芸に興味を持ち始めたばかりなので、楽しく読めた。
絵については少々難を感じるが、ネームと話の運びは非常に上手い。



へうげもの―TEA FOR UNIVERSE,TEA FOR LIFE (2服) (モーニングKC (1512))
山田 芳裕
価格: ¥540 (税込)

コミック
出版社: 講談社
発売日: 2006/04/21
ISBN: 406372512X
おすすめ度:5.0
Amazon ランキング: ランク外
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

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この2服目、読まなければ秀吉が読めない
へうげものとして歩みだした左介。三河の実直さと直接対決。
正義を歩もうとする光秀。
黒い秀吉が、何を謀るか。
それを知るには、この2服目を飲み干さないといけない。
その1枚に、渾身の一振り。
「リアル」の一語に尽きる。
漫画が文化として成熟したと語られる一方、
リアルな表現が失われているように思う。
山田芳裕さんはデフォルメを得意としながらも、
人物描写、歴史観、あらゆる点でリアルに徹している。
『へうげもの』における「物欲」というキーワードは、
戦国時代を舞台とした物語が数ある中で、
初めて人間の本能、本性を喝破した。
400年の時を経て、こんなに共感できる漫画はほかにない。
「お世話になり申した。」
ギャグ漫画と見紛える様な過剰な表現を駆使しつつ、数奇者・古田左介の信念と物欲を一本筋の通った至極真面目なストーリー展開で魅せる異色戦国漫画振りは健在。今巻では遂に本能寺の変(の序章)が描かれます。
秀吉陰謀説は全くの新解釈と言う訳では無いのですが、利休が一枚噛んでいたり、実際秀吉が手を下していたりと、山田芳裕氏独自の新説を創造されています。必見と言えるでしょう。
利休、秀吉の狡猾なまでの手回し振り、家康の田舎侍っ振り、武人として今一つ振るわない左介の描写もお見事ですが、今巻では明智光秀、滝川一益の心象表現があまりにも秀逸です。信長討ちを決意し、絶望に暮れる光秀の表情は素晴らしいですね。
有楽斎長益の出番が少なかったのは残念ですが彼は変後も生き延びる事ですし、「逃げの源五」とまで嘲笑われた長益をどれ位格好良く描いてくれるか次巻以降、期待に胸が膨らみます。



へうげもの―TEA FOR UNIVERSE,TEA FOR LIFE (3服) (モーニングKC (1545))
山田 芳裕
価格: ¥540 (税込)

コミック
出版社: 講談社
発売日: 2006/08/23
ISBN: 4063725456
おすすめ度:5.0
Amazon ランキング: ランク外
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

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さらば信長公、こんにちは稀代の名物。
猿の心象であろう、壮絶な信長公の野心。それは秀吉の夢。
ならばお前は真っ当な武人だと申すか 古左?
真っ当も真っ当、、、、
これこそが、へうげものの対話。

抹茶色のカバーがまぶしい一冊。
左介の成長、著しい一服。とくと味わわれるがよろしかろう。
登場人物の描き方が素晴らしい
これほど鮮烈な信長の最期を描いた作品はちょっと記憶にない。現実離れしている部分を忘れさせてくれるくらい。まさにマンガのいいところだ。
各主要人物の捉え方も納得。NHK大河ドラマでやってくれないかな。
文句なしの5★
この作品中、素晴しい芸術品の事を
「名物(めいぶつ)」と称す。


信長の死

その新解釈に驚愕

そして、佐介の決意

真の「名物」は、この作品自体である
前門の『妖説太閤記』、後門の『シグルイ』
風太郎の傑作『妖説太閤記』を超えるか?
同じ山田姓なのも運命として、
風太郎作品の後継者といってもいいのでは?
山田風太郎御大に読ませたかった・・。

織田長益の存在は『大正野郎』以来続く作者特有の「一見イヤミな奴だけど主人公をサポートする脇役」として重要。
『シグルイ』で山口貴由が南條範夫の原作に憑依したうえでハイパー化した傑作を生みつつあるのに対して、
山田芳裕もライバル意識を燃やしているのでは・・?と妄想してしまう。
21世紀の漫画誌連載史上、伝説の競演として語り継がれるだろう。

今月の「カーサ・ブルータス」誌面でも、
山田氏の利休のイラストが一番目立ってたなぁ。
「『愛』よ」
この第3巻では信長公逝去から山崎の合戦までが描かれます。
今巻で残念ながら命を落としてしまうその信長公ですが、死に様が凄過ぎです。最早人ではなく、人を超越した何かです。今迄のどんな小説・漫画にも無かった信長像でしょう。是非ご覧下さい。
相変わらずの秀吉の周到な根回し、潔い光秀、義を重んじる家康、冷静な長益、血気に逸る忠興、慎重な藤孝と、主人公古田左介以外の登場人物も実に細かく魅力的に描かれていますが、今巻では更に上田左太郎(上田重安)まで登場します。信澄討ちくらいしか手柄の無い(上田宗箇流の流祖という事実は恥ずかしながら存じ上げませんでした。)左介同様信マイナーな武将なのでまさか登場するとは思っていませんでした。今後に注目ですね。
件の信澄ですが、「明智の女婿」という表現はされても「信長の甥」とは一言も表現されません。(と言うか名前すら出てきません。)連枝衆としては長益を上回る五番目の立場だっただけに、信長政権ではそれなりに重要視されていたと思うのですが…



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