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35歳で独身で
秋月 りす
価格: ¥1,000 (税込)

コミック
出版社: 講談社
発売日: 2007/07
ISBN: 4063646815
おすすめ度:5.0
Amazon ランキング: ランク外
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礼賛だけでも卑下だけでもなく
「35歳・独身」であることを、極度に礼賛するのではなく、また卑下するのでもなく、その時々に沸き起こる正直な気持ちが描かれていて、気持ちよかったです。

また、主人公が一人の「誰々さん」ではなく、「35歳・独身の男女みんな」という括りが、より多くの人の共感を呼びやすいのかもしれませんね。
35歳で独身で・・・それだっていいじゃないか!
 35歳・・・どんな年齢なんでしょう。
 結婚してたり,離婚してたり,チョンガー(すでに死語?)のままだったり・・・
 勤め人だったり,フリーターだったり,無職だったり・・・
 そこそこの役職に就いていたり,平のままだったり・・・
 ようやく人生の楽しさも悲しさも心から理解できるようになる年齢,現実が見えてきたけどまだまだ夢も捨てたものじゃない・・・そんな微妙なお年頃。まさに十人十色の,多様な生活様式をしている年齢ですよね。
 社会人としても家庭人としてもそれなりの活躍が期待される中にあって,独身という生き方を自ら選択した,あるいはなりゆきでそうなってしまった人たちの喜怒哀楽が交錯する「35歳で 独身で」,私も35歳はとうに過ぎてしまいましたが,とても共感できることが多々あります。「あ〜いろいろな生き方があるんだなあ。」「あ〜そういう考え方もあるんだなあ」「そうだよ,それでいいじゃないか!」等とうなづきつつ読破してしまいました。おおげさに言えば人生の視点が広がったような気持ちになります。
 「35歳で独身で」という主題からして簡潔にして格好いいじゃないですか!
 表紙の女性の,ちょっと人生に疲れちゃったかなあ,みたいな表情も素敵です。
 続編を期待します。とにかく面白い漫画です。
 
シングルライフのあれやこれや
「OL進化論」は、「モーニング」の中の一服の清涼剤。
その中の人気シリーズをまとめた一冊です。

秋月りすさんは、「あるよね。こーゆーこと。」というシーンを切り取るのが
上手い作家だと思っています。
シンプルな絵柄も読み易さを増してくれていますね。

「35歳で。。。」というのは過去の自分に重なる部分もあったりするのですが、
ペシミスティックになりがちな世代の不安を笑い飛ばしてくれているような
気がします。私は最初の一話目で「そうそう」と唸ってしまいました。

構成の上手さとシンプルで手に取りやすい装丁もGoodです。

シングルライフの泣き笑いを深刻にならずに笑い飛ばせる、素敵な本です。
自意識過剰ギャグ
縦に細長い、新書サイズの本。
1ページに4コマ1本で、漫画は白黒ですが、フチに色が付いていて、豪華な印象です。
これまでの「OL進化論」から、テーマ別に35ANSが抜粋されています。

悲壮感はありません。
学校を出て、スキルアップなどにはげんで、それから就職してという具合の昨今、
社会に出るのも遅くなっているし、社会人として一人前になるのも遅くなっています。
この様な事情なので、男女とも、35歳で独身でも、取り残された様な印象は少ない時代です。

自意識過剰です。
登場人物は、35歳で独身で、自意識過剰になっているので、些細な事に過敏になっています。
本書を貫くギャグのネタは、主にこの部分を笑っています。

著者の感性は女性的です。
女性作家の著者は、主に女性の立場から、35歳独身男女を鋭く見つめています。
しかし、社会のしがらみの中で、肩身の狭い35歳独身を、明るく笑い飛ばしています。

それぞれの内容に、インパクトがあります。
男性女性既婚独身を問わず、誰でも広く楽しめると思います。

何度読み返しても楽しいです。




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