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EDEN 1―It’s an Endless World (1) (アフタヌーンKC)
遠藤 浩輝
価格: ¥530 (税込)

コミック
出版社: 講談社
発売日: 1998/04
ISBN: 4063141764
おすすめ度:4.5
Amazon ランキング: ランク外
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

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「ここではないどこか」なんてあるのか。
風邪が悪化し高校を早退し、本屋で安静wにしていたとき出会った本。

これを言っては評者としておしまいなのだが・・・

「読んでみないか?面白いから。」

遠藤浩輝はありのままを描く。

そしたらたまたま不条理な死や、目も当てられないような世界があった。

「EDEN」には「世界なんてクソ」的な雰囲気が漂っているかもしれない。

しかし、主人公であるエンノイアは・・・ひいては遠藤浩輝からは、

クソな世界を積極的に肯定しようとする生き方が見える。(俺だけ?

エンノイアはグノーシスを否定するのだから。

本作での議論は、グノーシス主義は第三の選択となるのかということだ。

・社会は社会の成員の実存を保証する。では社会から弾かれた人々は?
・社会から弾かれた人々は、神を信じることで実存を得る。
・では、両方から弾かれた人々は?

という問いを、民族紛争やイデオロギー闘争などを描きながら考えていく。

グノーシスとは、簡単に言うと、

「この世界はもう駄目すぎる。きっと別の楽園があるはずだ。」という感じ。

それに抗うのが主人公。

プロローグ

エンノイアたちは破壊された「閉鎖系」に住み、世界は自分たちを残して滅んでしまったと思っていた。

しかし、ある日突然「世界は滅んでないよ。」を告げるヘリが来る。

エンノイアたちの閉じた楽園は戦場となり、彼らの中では滅んでいたはずの世界も、急速に現実味を取り戻す。

「閉じた楽園」から追放されたエンノイアは、「罪をかぶり」生きていくことを想う。

プロローグが終わると、しばらく主人公はエンノイアの息子に引き継がれる。

彼が見聞きする世界と、マニアックながらも生き生きとした戦闘シーンを楽しむことを断固オススメする。


表紙買いでビビッときて以来、ずっとファンですわ。

なにやら同郷だし。面白いことがあるものだ。
1巻はEDENの中でも雰囲気が特別です
かれこれこの漫画とのお付き合いも10年近くになります。

掲載誌であるアフタヌーンも同じぐらい長いこと読んでますが、
このEDENはまさに「アフタヌーン以外だったらどこで掲載するん
だ!」と思えるような作品です(遠藤浩輝さんの短編集ももちろ
ん)。私が個人的に「アフタヌーン系」と読んでいる作品のひと
つです。

好き嫌いが分かれる作品だと思います。特に1巻は話が前後しま
くり、よくわからない登場人物名・組織名がでまくり…、そして
何よりもやたらと説教臭い(ここが一番の売りです!多分)。
なので、あわない人にはあわないでしょう。ただ、私がこの作品
と出会ったときは青春真っ盛りだったので、そんな説教臭さや不
条理への反抗心とへんに共振しあうものがありました。

ここまで読んで自分にあいそうにないと思う人もいるでしょう。
ただ、2巻、3巻と読み進めていくうちにアクションシーンも増
えてきますし、世界設定もわかってくるので、とっつきやすく
なります。自分としては、ひとまず3巻まで読んでほしいです。
1巻だけを読んで、「読むのに疲れた」「肌にあわない」と切り
捨てるのはもったいない作品であることは確かです。

コミックの出版される間隔がわりとバラバラなので、1年に1冊
ペースと考えておけばいいかもしれません(笑)。
向上心のある作品は大好きです
「EDEN」がマンガ界に久々に現れた、
向上心のあるSFマンガであることに
異論は出ないでしょう。

さまざまな科学情報、新説、仮説を採用し、
ゲイや宗教問題にも真っ向から取り組む姿勢には
唸らされます。

そして遠藤浩輝といえば、“青臭さ”が代名詞。
後書で吐露しちゃっている
「エヴァンゲリオンに影響された」
も見事に描かれています。

あれこれ批判も出ていますが、
「ならばこんな作品を誰が作れた!?」
と対抗できる力を持った怪作です。
初期は面白い
この漫画は、一貫して意味ありげな台詞と「世の中は糞だ」的な青臭さに溢れている。
私はその青臭さこそがEDENの魅力だと思っているのだけど、その辺に抵抗がある人の目にはひたすら、
EDENやその読者が痛々しく映るに違いない。
賛否が分かれるというのは多分この辺の事情。

雰囲気や世界観が評価されることが多いが、アクションシーンも圧巻。
圧倒的な数の軍隊を相手に、たった数人のゲリラ(素人含む)がどう立ち向かうか、そのやりとりが熱い。
漫画でのガンアクションというのは下手をすれば、敵の弾が当たらない主人公側&銃を撃つ止め絵のオンパレードになりがちだが、
EDENは攻撃するにも回避するにも描写が丁寧で、キャラの動きが映像を観るように分かる。
ケンジが人気キャラなのも頷けます。

と、結構好意的なことを書いてきたが、その面白さも5巻まで。
6巻以降は急激につまらなくなる。(9巻で盛り返してまた落ちるけど)
あの共感できる「名言」もアクションシーンもサバイバルも無くなってしまった。
脱エヴァンゲリオン
遠藤さんの初期作品は純文学でいうと太宰とか初期鷺沢みたいなもので、少し「厭世」に酔い過ぎてる感があった。まあ進学校の男子クラスにはこの手の心理を持っている奴が3~4人はいて、衒学に耽ったりナルシスぶったり、飲んでる抗鬱剤の名前を競い合ったりして、色々愉しいわけだ。でもいつかそういう退廃的ニヒリズムから抜け出せない青臭い自分に嫌気が差して、それまで大好きだったものを裏切りだす。これがまた面白い。エデンは11巻まで読みました。12巻は完全に同人誌以下らしいので読みませんが、ほろびゆくせかい~だとか、げいいんふめいのうぃるす~だとか、そういうの好きな方、オスカー・ワイルドはダメだけど漫画なら読めるって方は手を出しても良いのでは?
全部売ったけど。



EDEN 2―It’s an Endless World (2) (アフタヌーンKC)
遠藤 浩輝
価格: ¥530 (税込)

コミック
出版社: 講談社
発売日: 1998/10
ISBN: 4063141918
おすすめ度:3.5
Amazon ランキング: ランク外
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

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電子戦キター!
近未来テロマンガ「EDEN」、
2巻目は電子戦です。

こうあろう、ああもあろうと騙しあい。
燃えますねぇ。

ちゃーんと人間の弱い部分も、
漏れなくついてきます。

ヘビーなSFアクション万歳!!
評価が絶賛か酷評に二分される奇書
 終わらない残酷な世界、汚い大人たち、100の絶望と1つの希望…。そういったテーマを扱った作品は世の中にあふれており、この作品独特の視線は感じられない。
 さらに大友克洋や士郎正宗作品に酷似した画面の構図や兵器のデザインなどには自分の目を疑った。

 もちろん、過去から影響をまったく受けない作品などは存在しない。しかしEDENに関しては、それがオマージュなどとは到底いえない露骨な模倣にとどまっている。

 物語のテーマが凡庸な上にあからさまな他作品からの引用。自分にとって、これらがとても不愉快な作品であった。だが、遠藤浩輝が強く影響を受けていると思われる作品を読んだことのない人にとって、このEDENは素晴らしく新鮮であろう。また、AKIRAやアップルシードが好きな人にとっても無視できない存在だ。
 どちらにしても一読の価値がある作品ではある。




EDEN 3―It’s an Endless World (3) (アフタヌーンKC)
遠藤 浩輝
価格: ¥530 (税込)

コミック
出版社: 講談社
発売日: 1999/05
ISBN: 4063142086
おすすめ度:4.5
Amazon ランキング: ランク外
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

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面白い、だからこそ不満を言いたい
EDENは久しぶりに買ってよかったと思える漫画である。
主人公の感情の共感を誘うような、定番の描かれ方ではなくただ淡々と出来事が起こっていくように話が展開し、要所要所の興味深いセリフが魅力的な作品だ。

不満点をあげるとすれば、そうした淡々とした描かれ方には避けられないものなのか、キャラクター一人ひとりにのめりこむような魅力を感じることはない。

もう一つ挙げると、この作者は描きたいメインイベントが当初からはっきり決まっている印象を受けるのだが、そうした個々のメインイベントを描かれるための話の流れが、時々違和感・矛盾のようなものを感じるようなものになってしまっている。具体例を挙げることはネタバレにつながるので、避けるが、それだけなければ今まで出会った漫画の中で最高峰に位置する。
この兆候は5巻でも見られる。
今度はゲリラ戦だ!
近未来SFサイバー戦争マンガ「EDEN」、
第3巻はゲリラ戦ですよ。

ハナからラストまで砂と硝煙と血の匂いでいっぱい。
残酷な描写は読者を選ぶでしょうが……
現実の地球上でも同じようなことが
連日行われていると、真摯に受け止めましょう。

「リセットすればいい」
「魔法で生き返る」
「生まれかわらない理由がない」

なーんて軟弱な萌読者にマグナムパンチ。
ネタバレ最悪。
文句なしに面白いです。自分は本巻からEDENを読みつづけていくことを決意しました。



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