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十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻 行人
価格: ¥730 (税込)

文庫
出版社: 講談社
発売日: 2007/10
ISBN: 4062758571
おすすめ度:4.0
Amazon ランキング: 165659位
発送可能時期: 在庫あり。

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素晴らしすぎる濃い内容!!
初めて綾辻行人さんの小説を読んだ作品です。この方は桁外れに天才ですね。全くトリック等がわかりませんでした。よく考えられた作品です。また迷路館や時計館も十角館同様非常に面白く、強くお勧め致します。この時注意するのが十角館と水車館を先に読んだ後、絶対に迷路館を先に呼んでから、その次に時計館を呼んで下さい。ある部分がわかってしまうので。とにかく最初にはこの十角館を最初に読むことですね。その次に水車館を読み、迷路館、時計館と読み進めることですね。水車館ではいまいちでしたが。この作品ではまんまと著者の罠にはまりますね。やられました。このトリックがわかった人はすごいですね。思い浮かびません。またラストのなんともいえない感情の描写が素晴らしいです。とにかくミステリ好きなら綾辻行人さんの館シリーズを強くお勧めいたしますね。またヒントを挙げるとしたら構成に注意した方が良いのかもしれませんね。とてもスリリングな内容でアガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」を彷彿とさせますね。あの人が犯人じゃないかとにらんでいたのがまんまと著者の罠にはまってしまいました。この著者は読者の心情をよく理解していますね。これから読む人は良い意味でかなり気をつけて読んでくださいね。以後の作品も含めて素晴らしい作品です。
新本格ミステリーを読む上でのリトマス試験紙
島田荘司氏以来の新本格系がブームになる以前は、それまでミステリー小説と言えば西村京太郎や赤川次郎くらいしか知らず、興味も無かった。トリックと言えばせいぜいが時刻表トリックくらいで、テレビドラマも刑事が汗を拭きつつアリバイ崩しに奔走するようなベタな火曜サスペンスくらいしかなかった。

そこに違和感を持っていた自分が本屋で目に止まったのがこの作品。「不気味な洋館で起こる不可思議な連続殺人事件」という、まさに自分が漠然と見たいと思っていたシチュエーションそのままの作品であり、読み始めて一発で夢中になってしまった。

こうしたジャンルは「不気味な雰囲気の中で犯人を推理する」というシチュエーションをゲームのように楽しむべきものであり、基本的に人物描写やドラマ性は二の次。

確かに著者のデビュー作という事もあり、色々と拙い部分もあるが、それまでほとんど陽の目を見なかったマニアックな「本格ミステリー」というジャンルを一般化して根付かせた功績は大きい。

もしこの作品がダメだという人は、この後に確立した「新本格」系の作品群のほぼすべてが受け付けられないだろう。それぐらい今作は「新本格」系ミステリーを読む上での基本であり、リトマス試験紙でもある。
駄作。呆れるを通り越して腹立たしい。
”ミステリ史上最高のどんでん返し!”

みたいな宣伝文句につられて買ってみたのはいいが…
読み終えての感想は「ふざけるな」としか言えない。

ミステリ初体験だが、あんなものをトリックと言わないでいただきたい。
いや、確かに手法自体は斬新かもしれない。
しかし、例えばマジックなら

1,思いもよらぬ仕掛けを施し
2,それがバレないように細心の注意を払って事を進め
3,待っていたのは思わず声を上げてしまうマジック!

ってな感じだが、本書の場合、1と2はいいけど3がダメ。
さんざん人を焦らしておいて、出てきたのは鳩一匹どころか、
ちっこい虫すら出てこねえじゃねーか。なんだこりゃ。

犯行の動機も全くもって論外。
後付けでももっとマシなもん考えられるよ。

とにかく、上記のトリックその他ギミックを見せたいがために、
キャラを都合よく創っている印象。
彼らはブッ殺したりブッ殺されたりするために生まれてきたんですか?
「そして誰もいなくなった」に挑戦した作品ではNo.1
本書は、孤島に集まったミステリ同好会グループが次々と殺されていくという、いわゆる「孤島もの」で、私の知る限りクリスティーの「そして誰もいなくなった」に挑戦した作品の中ではもっとも面白い。

作者のデビュー作でもあり、以後「館」シリーズを手がけていくが、本書は「そして誰もいなくなった」への挑戦、比較的シンプルな点、またカーとかヴァンとかアガサとか、殺されていくミステリー同好会の面々が推理作家の名前で呼ばれ記号化されているあたり、パズル小説として徹底されている点で、もっとも好きな作品だ。

なお、この作品ではあまり感じなかったが、以後の作品では徐々に作者のホラー作家の面が強くなっていく。したがって、本書以後の作品ではその点で好き嫌いが大きく分かれることだろう。
館シリーズの頂点
館シリーズ読むなら十角館を強くオススメ
たった一行で読者を突き放す作品はそうはありません。
ただ綾辻作品ってなぜか無駄な文まで強調するような気がしてなりません。
だから純粋な謎解きの側面は弱く、経験知による謎解きの側面が強い気がします。
犯人視点のプロローグ、エピローグがなんともいえなく美しい。
ここだけサルのように読み返してます。
館シリーズの犯人の中で一番綺麗・鮮やかに描かれています。
壜を闇に投げた…(賽は投げられた)から始まる件は物語の波乱を予感させ
そして壜が物語の終焉を告げるシーンは感動ですよ! 



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