男性よりも、女性に受ける作家さんだと思います。
何か、日常暮らしていて、大切なことを忘れていたな・・・
と心がじんわりなれる本です。
この本だけは捨てられません。
宇江佐さんの他の作品もいくつか読みましたが、
この本が一番好きです。
卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし (講談社文庫)
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序盤中盤はかなり盛り上がって楽しい話なのに、
一番最後で台無しだ。
人心を動かす布石として使ってるんだろうけれど、
いつも締りが悪い。蛇足を読んでる気分になったりする。
これなら、一番最後は読まないで棚に押し込んだ方が良かった。
一番最後で台無しだ。
人心を動かす布石として使ってるんだろうけれど、
いつも締りが悪い。蛇足を読んでる気分になったりする。
これなら、一番最後は読まないで棚に押し込んだ方が良かった。
実は私、時代モノは本当に苦手なんです。
時代背景に不勉強なため、うまく感情移入できなかったり
知らない言葉が多いというのがその理由ですが、
この本は不思議とサクサク読めました。
主人公ののぶの「気のあわない夫と離婚したい」という悩みは
現代に生きる私達にも十分に理解のできるものだし、
食べ物が人の心をつなぐという考え方は今も昔も変わりません。
おひでさんはのぶに言います。
「正太郎さんと一緒に美味しいものを食べる機会を多く持ちなさい。
そうすればきっと輿入れした頃のようにお慕いできるようになりますよ」と。
本当にその通りだと思います。
どんなに美味しい物も一人で食べても味気ないだけ。
大勢で楽しく食べればどんなものでも美味しい。
誰と、どんな風に食べるかってすごく意味のあることなんです。
食べるって実はすごーく生々しい欲望の行為。
その時間を共有するって、
まるで心も魂もからめ合うような究極の触れ合いじゃないでしょうか。
各章にそれぞれ一つずつ、キーになる食べ物が出てくるんだけど
そのチョイスの仕方もうまい。
食と心の触れ合いの融合性、見事なものです!
できればこの家族のこれからも見てみたい。
食べることのパワーはすごいもんで、
食べれば食べるほど2人は何でも言い合える本当の夫婦になっていく。
のぶの気持ちは本当に食によって変化させられるのですが、
最後に読者にはひとつだけ、どうしても心残りが残るんです。
いるべき人がいない・・・だからこのままで終わってほしくない。
椙田家に本当の意味での「家族団らん」が見たい。
この家族の幸せを祈っています。
これをきっかけに宇江佐さんの時代ものの本をもっと読んでみたいです。
時代背景に不勉強なため、うまく感情移入できなかったり
知らない言葉が多いというのがその理由ですが、
この本は不思議とサクサク読めました。
主人公ののぶの「気のあわない夫と離婚したい」という悩みは
現代に生きる私達にも十分に理解のできるものだし、
食べ物が人の心をつなぐという考え方は今も昔も変わりません。
おひでさんはのぶに言います。
「正太郎さんと一緒に美味しいものを食べる機会を多く持ちなさい。
そうすればきっと輿入れした頃のようにお慕いできるようになりますよ」と。
本当にその通りだと思います。
どんなに美味しい物も一人で食べても味気ないだけ。
大勢で楽しく食べればどんなものでも美味しい。
誰と、どんな風に食べるかってすごく意味のあることなんです。
食べるって実はすごーく生々しい欲望の行為。
その時間を共有するって、
まるで心も魂もからめ合うような究極の触れ合いじゃないでしょうか。
各章にそれぞれ一つずつ、キーになる食べ物が出てくるんだけど
そのチョイスの仕方もうまい。
食と心の触れ合いの融合性、見事なものです!
できればこの家族のこれからも見てみたい。
食べることのパワーはすごいもんで、
食べれば食べるほど2人は何でも言い合える本当の夫婦になっていく。
のぶの気持ちは本当に食によって変化させられるのですが、
最後に読者にはひとつだけ、どうしても心残りが残るんです。
いるべき人がいない・・・だからこのままで終わってほしくない。
椙田家に本当の意味での「家族団らん」が見たい。
この家族の幸せを祈っています。
これをきっかけに宇江佐さんの時代ものの本をもっと読んでみたいです。
気難し屋の夫との関係に悩む若妻が、周囲に助けられながら離縁を目指す物語。
・・・というとヘンな表現だが、話としてはだいたいそんな感じである。
そして6編の連作短編の中に、それぞれの章を象徴するような料理が登場するわけ。
それが卵料理だったり、豆腐料理だったり、他愛もない料理なのだが、
主人公“ふみ”の心の内をさらっと表現している・・・そんな仕立て方になっている。
これといって悪者が存在するわけでもなく、若い夫婦のすれ違いを描いた作品で、
舅姑をはじめ登場するのは温かな人物ばかりなので、落ち着いた気持ちで読めるのが良いところ。
“ふみ”の心理描写が細かいので、男性読者としては少しうざったく感じることもあるかな。
庶民生活を描いたものとは違うけれど、そういう点においては宇江佐さんらしい作風だと思います。
・・・というとヘンな表現だが、話としてはだいたいそんな感じである。
そして6編の連作短編の中に、それぞれの章を象徴するような料理が登場するわけ。
それが卵料理だったり、豆腐料理だったり、他愛もない料理なのだが、
主人公“ふみ”の心の内をさらっと表現している・・・そんな仕立て方になっている。
これといって悪者が存在するわけでもなく、若い夫婦のすれ違いを描いた作品で、
舅姑をはじめ登場するのは温かな人物ばかりなので、落ち着いた気持ちで読めるのが良いところ。
“ふみ”の心理描写が細かいので、男性読者としては少しうざったく感じることもあるかな。
庶民生活を描いたものとは違うけれど、そういう点においては宇江佐さんらしい作風だと思います。
評判がよく、タイトルも食いしん坊には気になったので読んでみました。
登場人物がそれぞれとても魅力的です。またこの物語で描かれている、人との関わりあいは温かく、江戸時代の人々の懐の深さのようなものを感じます。毎日の社会の中で、人間関係に悩んだり疲れたなあと感じている人には、特におすすめかも。
もちろん各章のキーアイテムとなる料理もおいしそうですし、登場人物たちの行く末が気になり最後まではらはらさせられ、作者の力量を感じさせます。これを読んで作者の他のシリーズも読みたくなりました。
登場人物がそれぞれとても魅力的です。またこの物語で描かれている、人との関わりあいは温かく、江戸時代の人々の懐の深さのようなものを感じます。毎日の社会の中で、人間関係に悩んだり疲れたなあと感じている人には、特におすすめかも。
もちろん各章のキーアイテムとなる料理もおいしそうですし、登場人物たちの行く末が気になり最後まではらはらさせられ、作者の力量を感じさせます。これを読んで作者の他のシリーズも読みたくなりました。



