収録されている短編すべてが野球と死をモチーフとした作品。
著者の野球を愛する気持ちが伝わってきます。
今まで野球について何の思いもなかったのですが、
なんとなく「野球を愛する人」のことを理解できたような気になりました。
「青空にボールが舞い上がった時、皆がひとつのものを見上げてるってことが俺は好きなんだ」
純粋に野球を愛する心が伝わってきます。
また角田光代さんのあとがきも秀逸。
キャッチボールでいうところの「ボールを投げられた側」を描き、
そのボールを自分で取りにいく=その凛とした生き方、と解説している。
これでまた全ての短編が再び心の中で輝いた。
野球で学んだこと ヒデキ君に教わったこと (講談社文庫)
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