正直この小説を読んで面白いと言える人間は余程ひねくれているか、
既存の物語の形式に飽き飽きしていると思う。
最後まで読んで小説を壁に投げつけるのが普通の反応な気がする。
理由はこの小説がどのジャンルの文法にも属していないからだと思われる。
ミステリかと思いきや事件の謎を謎とすることもなく、
読者の期待を裏切る前に形成させておく予想すら立てさせない。
ライトノベル的なキャラクタ造詣をするかと思えば、主人公が文学的に苦悩する。
文学かと思いきや反則的とも感じられるオチで読者の視界をぐらつかせる。
どれかのジャンルにある程度習熟してから他のジャンルの要素を取り入れるならわかるが、
作者はどのジャンルに習熟しているわけでもないと思う。
そのせいで怪奇小説ならぬ、どれも半端な奇形小説になっているというのが正直な感想。
面白さ基準で言えば星二つが妥当な気もするが、
他の小説にはない眩暈を感じさせてくれるのも事実なので星三つ。
ただこのクレイジーな小説を出発点とする作者の将来期待は星五つ。
フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人 > (講談社文庫)
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軽い語り口で読者をいらいらさせる。残酷、陰湿な展開があるわけだが、想像の範囲内で、リアリティは皆無。
連続殺人犯が出てくるが、まず現実には前例のない話だ。この小説に書かれる異常者は現実には到底現れそうにない。
所詮人物などは作者のキャラクターであり、漫画であると痛感させられる。話の展開は短絡的で、深い意味がない。スーパーナチュラルの要素が出てくるが、はっきりいっていらないと思う。
自分の求めている作品と違い、得るものもなかった。がっかりだ。あらすじを読んで期待したのがいけなかったんだろうが。
連続殺人犯が出てくるが、まず現実には前例のない話だ。この小説に書かれる異常者は現実には到底現れそうにない。
所詮人物などは作者のキャラクターであり、漫画であると痛感させられる。話の展開は短絡的で、深い意味がない。スーパーナチュラルの要素が出てくるが、はっきりいっていらないと思う。
自分の求めている作品と違い、得るものもなかった。がっかりだ。あらすじを読んで期待したのがいけなかったんだろうが。
舞城王太郎、西尾維新に挟まれ一時期はまるで目立たずにいたように思われた佐藤友哉にも、再評価の気運が高まってきた。読者よ、おそれずに手に取れ。本書――フリッカー式を。
突如、自殺した妹、佐奈。兄の公彦は妹をレイプした者たちへの復讐を開始する。一方では少女を狙った連続殺人鬼、突き刺しジャックが世間を騒がせており、その突き刺しジャックと視界が接続してしまう奇病(?)をもつ少女、明日美の話が語られる。
メフィスト賞にふさわしき破天荒な設定で綴られる暗黒の鏡家サーガ。文体の完成度では舞城に劣り、ラノベ的美少女ゲーム的世界観の構築では西尾におよばない故か、まだ大きな話題を呼ばないユヤタン(作者の愛称)だが、ブレイク間近なのは間違いない。
突如、自殺した妹、佐奈。兄の公彦は妹をレイプした者たちへの復讐を開始する。一方では少女を狙った連続殺人鬼、突き刺しジャックが世間を騒がせており、その突き刺しジャックと視界が接続してしまう奇病(?)をもつ少女、明日美の話が語られる。
メフィスト賞にふさわしき破天荒な設定で綴られる暗黒の鏡家サーガ。文体の完成度では舞城に劣り、ラノベ的美少女ゲーム的世界観の構築では西尾におよばない故か、まだ大きな話題を呼ばないユヤタン(作者の愛称)だが、ブレイク間近なのは間違いない。
とうとうあの佐藤友哉のメフィスト賞受賞作が文庫化!
内容は、私は楽しめましたが、好き嫌いが分かれる本だと思います。
特に、トリックに論理性を求める方はご注意ください。
最後の展開には驚かされますよ。
内容は、私は楽しめましたが、好き嫌いが分かれる本だと思います。
特に、トリックに論理性を求める方はご注意ください。
最後の展開には驚かされますよ。



