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はじめてわかる国語 (講談社文庫)
清水 義範(著)
価格: ¥650 (税込)

文庫
出版社: 講談社
発売日: 2006/02/16
ASIN: 4062752727
おすすめ度:3.5
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4言いたいことがきちんと伝わる文章
 谷崎潤一郎は『文章読本』で文章の要素には、用語・調子・文体・体裁・品格・含蓄の六つがあるという。初めに、文章は実用的でいいと言いながら、品格や含蓄まで求めるのは矛盾していると著者は指摘する。谷崎の説く論旨には納得できないが、誰にでもよく分かるように「難解な言い方を避け、意味の濁りのないように」正確に伝達することことが文章の目的であると考えている。いい文章は言いたいことがきちんと伝わることであると強調している(雅)
3パロディとして読むのであれば・・・
「国語入試問題必勝法」のような受験国語と、日本語としての国語としての内容を取り上げた本。国語の教員免許を持つ筆者が国語について書いているが、もし本気で国語はセンスの教科と思っているなら、多くの人に誤解を与える恐れがある(冗談だと思うが)。そもそも先生の文章解釈を押し付けられるというのは国語のスタンダードな授業ではない。また、自分が書いた文章の問題を筆者が解けないのはおかしいというが、そもそも筆者の本音をヤマ勘で当てる教科ではない。文章の論理から読解するのが少なくとも受験国語。主観的に自分の意図で解釈してしまうと、筆者の方がむしろ正確な読み取りができないはずだ。文章の中から読み取れない問題があるなら、それは悪問となる。受験生はくれぐれも注意して楽しく読みましょう。

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