この小説のあらすじは兄に女を寝取られた青年が田舎のペンションにて住み込みで働く事により、特色のある人々と出会い自分の人生について見つめなおすというものだ。
話の筋立て自体はそれほど特徴的というのではないが、他の方もお書きになっているように、作者の人物描写はそのあらすじに面白さと内省を促す落ち着きを与えている。荒々しく心を揺さぶられるのでもなく、静かに心に響くような書き方は作者の非常に優れた点だと思える。
すべての雲は銀の… Silver Lining〈上〉(講談社文庫)
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恋の感傷を引きずった主人公が、大学を休学して信州菅平のペンション「かむなび」に住み込みで働くうちに、地域の人たちとの交流を通して、本当の自分を見つける姿を描いた作品。
著者特有ともいえる作中人物の心理描写は繊細で、ちょっとした所作や言葉の中に、その人の意思を感じ取ることができる。洒脱な人柄の「園主」や闊達な気性の瞳子など、人物造形もしっかりとされていて好感を抱かせる。
上下巻に分けられた長編小説であるが、会話中心のさっくりした文体はとても読みやすい。
家族や友人など人との繋がりや社会との係わり方などを、いろいろな立場の人たちを使って、いろいろな形で表現されているので、幅広い年齢層で読める作品に仕上がっていると思う。
著者特有ともいえる作中人物の心理描写は繊細で、ちょっとした所作や言葉の中に、その人の意思を感じ取ることができる。洒脱な人柄の「園主」や闊達な気性の瞳子など、人物造形もしっかりとされていて好感を抱かせる。
上下巻に分けられた長編小説であるが、会話中心のさっくりした文体はとても読みやすい。
家族や友人など人との繋がりや社会との係わり方などを、いろいろな立場の人たちを使って、いろいろな形で表現されているので、幅広い年齢層で読める作品に仕上がっていると思う。
主人公は「僕」で、著者は女性なのに、男の視点から書かれている。
なのに本当に自然な気持ちが書かれている気がして、村山さんて不思議な人だと思った。
場面設定や状況の説明は簡単に書かれているのだが、とても上手くて読みやすい。また、登場人物はたくさん出てくるが、混乱すること無くすんなり読める。
この登場人物の感情もそれぞれあるが、理解できる人物達だ。
これは、心の闇を抱えた人たちが、段々とそれを克服して行く話だ。それと共に、読んでいる自分も最後にはすっきりした気持ちになれた。
時々私は、落ち込んだ時にはこれを読み返して、晴れ晴れした気持ちを取り戻している。
この小説を読んで村山さんの小説のファンになりました。
なのに本当に自然な気持ちが書かれている気がして、村山さんて不思議な人だと思った。
場面設定や状況の説明は簡単に書かれているのだが、とても上手くて読みやすい。また、登場人物はたくさん出てくるが、混乱すること無くすんなり読める。
この登場人物の感情もそれぞれあるが、理解できる人物達だ。
これは、心の闇を抱えた人たちが、段々とそれを克服して行く話だ。それと共に、読んでいる自分も最後にはすっきりした気持ちになれた。
時々私は、落ち込んだ時にはこれを読み返して、晴れ晴れした気持ちを取り戻している。
この小説を読んで村山さんの小説のファンになりました。
「失恋の痛み」なんて表現すると陳腐ですが…。
それをここまで描けるなんてこの人すごい!!と脱帽しました。
祐介の心理描写はもちろんですが、園主のキャラがきいてますね。
心が疲れたときに読みたくなる、そんな本でした。
これからに期待をこめて星4つで(^^)
それをここまで描けるなんてこの人すごい!!と脱帽しました。
祐介の心理描写はもちろんですが、園主のキャラがきいてますね。
心が疲れたときに読みたくなる、そんな本でした。
これからに期待をこめて星4つで(^^)
主人公の少年を中心に、淡々と描かれている人間模様。幸せって、その人にとっての幸せの”かたち”があることをつくづく実感させられました。学校にいけなくなった少女、そんな非社会的な娘に対し世間の目ばかり気にする母親の葛藤。野生児のように生きながらも、誰よりも深い悩みを抱える人。生きることは単純じゃなくて、それは仕事とか、夢とか、人間関係とか、恋愛も全部ひっくるめて・・・静かに考えさせられるこの本をぜひ読んでほしいと思います。最後に、テンポの良さと、独特な人物像、ところどころにあるユーモアに、笑わずにはいられないことをお約束します!





