著者はインドを16回(2002年当時)も訪れ、全土を走破したという人物。インドに関する著作も多い。
本書はしかし、初めてインドを訪れたときの体験をまとためたもの(一部、二回目三回目の話が混じっているが)。当然のように、騙され、ぼられ、ひどい目に遭わされる。次第に不信感がつのっていき、過剰に攻撃的になったりしてしまう。ところが、それと同時にインドへの愛着みたいなものも生まれてくるのだ。
いささか定型的で、面白さとしてはいまいち。この人ならではという視点が見えてこない。
インド大修行時代 (講談社文庫)
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