他力 (講談社文庫)
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この本の題名に使われて以来だと思いますが「他力」という言葉を目にする機会がとても多くなったように感じています。他力本願という言葉は、他人任せという意味でよく使われ無責任をなじる時に使用されます。しかし、本当の意味は、煩悩を取り払い悟りに達するには自分の力だけでは到達できないものだということです。現代風に言えば、人は地球環境によって生かされているということだと思います。この本には100篇の文章が掲載されています。最後の章に、日本は湿潤な風土である場所に合理的で乾いた文化を育ててきた。その為に心もカラカラに乾いてしまったのだ、とお書きになられています。日頃ぼんやりと感じていることを小説家は見事に言葉にするものだと思いました。この乾ききってカラカラになった喉を潤すのは、「他力」に代表される仏教の教えなのだと思います。五木さんの最近の仏教に関する著作は一貫してこのことを為されているのだと感じます。
2ページで1章にまとめられた文は読みやすい。だが、雑多な文と著者自身が言うように、随筆文が「他力」「蓮如」というキーワードで編集されただけの本。同じレベルで同趣旨の発言が幾度も出てくるため、著者の考えを理解するのには役立つが冗長感と1歩踏み込ませる深さに欠ける思いにとらわれた。「他力本願」ではなく「他力」、「南無阿弥陀仏」ではなく「ナーム・アミータ」のつぶやきに五木流宗教観が表出されている。西欧に厳然としてある資本主義の根本精神が欠落したままで、市場原理、グローバル・スタンダードに突き進む日本現代社会の危うさに対する著者の批判的視点と応仁の乱前夜に重ね合わせた社会分析は一読に値する。現代社会に蓮如が生きていたらという仮定での行動予測は興味深く読めた。いまこそ〈悲〉の思想が必要というところを、もう少し突っ込んで述べた章があればよかった。
考えさせてくれるのか。
いつもたのしみである。
100問を解いてそして明日がみえるのだろうか。
自力から他力を。
他力とは占いに似ている。
良く自分にみかえればそれを良しとし。
はずれればこのーーーとなる者もでるのだろう。
いずれこの本からまた旅路へとむかうのであろう。
わたしたちはあなたの考えの行き着くところまで
追いかけることができるのであろうか?
問いかけに問い掛けてみたくなった。
ぜひあなたもといてみてください。
いつもたのしみである。
100問を解いてそして明日がみえるのだろうか。
自力から他力を。
他力とは占いに似ている。
良く自分にみかえればそれを良しとし。
はずれればこのーーーとなる者もでるのだろう。
いずれこの本からまた旅路へとむかうのであろう。
わたしたちはあなたの考えの行き着くところまで
追いかけることができるのであろうか?
問いかけに問い掛けてみたくなった。
ぜひあなたもといてみてください。
現代のプラス思考・・・真っ只中にあって、自力だけで生き抜くことのできなくなる時に、本書は、とてもいいアドバイスをくれると思う。
若い頃は、勢いとエネルギーで押していけても、ある時期、枯渇するときに、「他力」もありよ!と言ってくれると、世界観が変わる。
人生の折り返し地点で、トータルな自分の位置を見極めようとするとき、がむしゃらに進むだけでは、開けなかった扉を開くヒントが本書には書かれていると思う。
若い頃は、勢いとエネルギーで押していけても、ある時期、枯渇するときに、「他力」もありよ!と言ってくれると、世界観が変わる。
人生の折り返し地点で、トータルな自分の位置を見極めようとするとき、がむしゃらに進むだけでは、開けなかった扉を開くヒントが本書には書かれていると思う。
人生論なので読み手のそれぞれの人生への視点によって、多用な読後感を生み出すに違いない。
「大河の一滴」も読んだが、つまるところ、我々人間は自然の一部にすぎず、力まず、自然にまかせて生きるのが、自然と調和した生き方で楽になれるらしい。 そういう意味では、「他力」も言わんとするところは同じ様な主旨と感じ納得した。
己の能力だけで努力努力と「自力」だけでは、力んでしまい、苦しくなる一方であり、時に「他力」に任せるのが良いらしい。「我々は、おおいなる大自然の一部であり、故に一人で無理せずに「他力」を当てにするのは、実は、悪いことではないのだよ」と五木氏が優しくさとしてくれた様に感じた。「自力」を忘れず、がしかし「他力」に頼るでなく任せるのがいいらしい。
「大河の一滴」も読んだが、つまるところ、我々人間は自然の一部にすぎず、力まず、自然にまかせて生きるのが、自然と調和した生き方で楽になれるらしい。 そういう意味では、「他力」も言わんとするところは同じ様な主旨と感じ納得した。
己の能力だけで努力努力と「自力」だけでは、力んでしまい、苦しくなる一方であり、時に「他力」に任せるのが良いらしい。「我々は、おおいなる大自然の一部であり、故に一人で無理せずに「他力」を当てにするのは、実は、悪いことではないのだよ」と五木氏が優しくさとしてくれた様に感じた。「自力」を忘れず、がしかし「他力」に頼るでなく任せるのがいいらしい。



