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星降り山荘の殺人 (講談社文庫)
倉知 淳
価格: ¥790 (税込)

文庫
出版社: 講談社
発売日: 1999/08
ISBN: 4062646153
おすすめ度:3.5
Amazon ランキング: 45590位
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こういう本に騙されるのもいい
読者に真っ向勝負を挑む本格推理小説です。わざわざキャプションがあって、読者に注意を促す親切さ?!
とにかく読み進んで、最後にこれはないよ〜とか、ふざけてる、と批判する人もいると思いますが、たかが推理小説・されど推理小説。僕は素直に読んで、素直に騙されました。
文章はとても読みやすいですし、次々にいろんな事がおきるので飽きません。
ちょっと反則っぽい感じもしますが、これはこれで十分楽めました。
今の世の中に山荘に閉じこめられる設定自体無理がある訳ですから、そこを理解して素直にドキドキしながら読みましょう。
ウェルメイドな王道ミステリ
本作は各章の冒頭に、その章の要約を
兼ねた注意書きが掲げられているのが特徴。

たとえば、一番最初の文章では、語り手(ワトソン役)が
事件の犯人でないことが、はっきり明言されます。


登場人物はわずか九人。

しかも、先のワトソン役に加え、何人かは
被害者となるため、容疑者の枠から外れていきます。

よって「意外性」という観点から残った人たちをふるいに
かけ、犯人を推定することは、比較的容易だといえます。


しかし、犯行の方法や経緯を含めた事件の全容を、あくまで論理的に
解明しようとするなら、細部までしっかり読み込む必要があります。

その点で作者は実にフェア。

作中のあるシークエンスまでに解明に必要な材料をすべて提示する
だけでなく、注意書きにおいて、伏線の場所まで明示しています。

まさにパズラーとしての条件を、余す所なく
そなえた正統派ミステリといえるでしょう。


読者を幻惑する変化球や魔球、あるいはバットを振ることも許さない剛速球といった作品は
数あれど、本作のように、打ちごろのストレートで読者を空振りさせるような王道作品は、
現在では希少なのではないでしょうか。
お手軽推理小説
作者の解説(ヒント)付きの推理小説。
物語は、きわめて平凡、推理の部分は、うーん....。
赤川次郎っぽい、お手軽推理小説と思い、お楽しみください。
パズルです
言葉のパズルですね。IQサプリみたいなものだと思いました。小説と思わない方がいいです。
いい作品ですねぇ〜
こういった娯楽小説になにを期待して読むか?によって評価は変わってくると思う。
倉知淳のこの作品は、本格探偵小説、青春ドラマ、サスペンス… などの、いずれの要素も中途半端で、期待が大き過ぎると その反動による批判も出てくると思う。
 しかし、正月の特番や、トレンディ連ドラ(古っ!)気分で楽しむ娯楽小説としては、最高の部類に属するのではないか? こういう小説を書いてみたいものだ。



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