奇抜な設定で常に読者を楽しませてくれる作者のエロティック路線作品。最後のオチは良く考えてあるが、基本的に秀頼の子を孕んだ「くノ一」が繰り出す、奇想天外なワザが読み所。
レヴューで書いても良いのか不明だが書いてしまうと、相手の男の精を吸い取るとか、男を「***」で包んでしまうとか、腹の中の胎児をくノ一から別のくノ一へ念力移動するとか、本当に良くこんな事考えるなぁ〜というワザばかり。だが、こうした描写で読者を楽しませる点に作者の真骨頂があるのだ。脱線するが、本作はAV化されて、くノ一の一人として若き日の水野真紀が出ている。今となっては手に入らない幻のお宝だ。
文壇に媚びず、読者へ面白い作品を提供する事に生涯を掛けた作者のエロティック路線の傑作。
くノ一忍法帖―山田風太郎忍法帖〈5〉 (講談社文庫)
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豊臣家のご落胤を宿したくノ一と伊賀忍者の争いは、言わずもがな女vs男の闘いです。
女性の性が虐げられがちな社会の中で、ここまで女性の「性」の強さを謳う作品は他に無いのではないでしょうか。
過剰なエンターテイメント性の裏には、戦国の男社会に一矢報いようとする千姫と妖婦たちの執念があります。
その結末はまさに壮絶、圧巻の他ありません。同じ女性として拍手を送りたい。
風太郎作品を語る上でも、決して外すことのできない一作です。
女性の性が虐げられがちな社会の中で、ここまで女性の「性」の強さを謳う作品は他に無いのではないでしょうか。
過剰なエンターテイメント性の裏には、戦国の男社会に一矢報いようとする千姫と妖婦たちの執念があります。
その結末はまさに壮絶、圧巻の他ありません。同じ女性として拍手を送りたい。
風太郎作品を語る上でも、決して外すことのできない一作です。
AランクとBランクの中間位に位置する作品ではないでしょうか?
そもそも秀頼の胤を宿したくノ一が、追撃してくる家康の忍を迎撃しながらその任をまっとうするといった設定自体が無茶な話。
しかも家康の放った忍の術が奇天裂(流石は作者。よくもこんな事考えるはと思います。)、ハチャメチャぶりはシリーズ随一かも。
あいかわらず、ラストは流石。
(読者を驚かせる事に心血を注いでいるとしか思えない結末を用意してくれています。後日譚があったら読みたい位です。)
「柳生」「甲賀」「風来」といった出来の良い作品があるので先ずは本作からとは言いませんが、外せない一作ではあると思います。
そもそも秀頼の胤を宿したくノ一が、追撃してくる家康の忍を迎撃しながらその任をまっとうするといった設定自体が無茶な話。
しかも家康の放った忍の術が奇天裂(流石は作者。よくもこんな事考えるはと思います。)、ハチャメチャぶりはシリーズ随一かも。
あいかわらず、ラストは流石。
(読者を驚かせる事に心血を注いでいるとしか思えない結末を用意してくれています。後日譚があったら読みたい位です。)
「柳生」「甲賀」「風来」といった出来の良い作品があるので先ずは本作からとは言いませんが、外せない一作ではあると思います。
「くの一忍法帖」のあらすじですが。
「大阪夏の陣、落城前夜に救出された千姫とその侍女たち。智将真田幸村はそのなかに秀頼の落とし胤を身ごもる五人の女忍者を潜ませていた。それを知った家康は、「子が生まれる前に始末せよ」と密命を伊賀忍者に下す。子を宿しながら迎え撃つ、くの一、五人衆に鬼気迫る!」
要約すると妊婦たち戦う戦う戦うです。妊婦だって戦います、そして容赦なく死にます。
「大阪夏の陣、落城前夜に救出された千姫とその侍女たち。智将真田幸村はそのなかに秀頼の落とし胤を身ごもる五人の女忍者を潜ませていた。それを知った家康は、「子が生まれる前に始末せよ」と密命を伊賀忍者に下す。子を宿しながら迎え撃つ、くの一、五人衆に鬼気迫る!」
要約すると妊婦たち戦う戦う戦うです。妊婦だって戦います、そして容赦なく死にます。
うへえ。
でてくる術がすごいんですよー。「吸壺の術」「蛇まといの秘法」「忍法筒枯らし」とか。全部エロ。「吸壺の術」はその名のとおりヤッてる最中に男の精を吸い尽くす術です。蛇まといの術は……ええそうです、あなたが想像したそれが正解です。忍法筒枯らしはおそろしい術です。でてくる術でてくる術全部そんなかんじ。伊賀の男忍者の中で「美男子というより凄味のある男前」とか描写されて私の心をときめかせてくれた鼓隼人なんて女の影を犯して実体にまで超絶的な快感を与える忍法の使い手ですよ。他にも弥勒菩薩並べて裸の女の幻覚見せて男を骨抜きにするくの一とか女陰から泡吹いて敵を赤ん坊がえりさせるくの一とか、なんだこれギャグ!?ギャグなのか!?とツッコミながらそれでも面白くて次へ次へとページをめくり……
隼人の最期とか凄まじい。子宮で男を食うファムファタールお由比。
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