どうしてこう、恩田作品の入りは良くできているんでしょうか。
ごくごく平凡な男が突然失踪して殺されて・・
ぐいぐい人を惹きつける展開でした。
この男が持つ特技についての細かいエピソードなどは
「なるほどね」と思わせてくれるのですが、
やはり後半に行くにつれ、??の連続で。
殺人事件の話じゃなかったの?
これって、テーマは?
誰を主役にして進めてきたお話だったの??
と、色々疑問点ばかり膨らみ、消化不良になってしまいました。
いつもこんな感想ばかり持つのに、
何故恩田陸を読んでしまうのか。
ほとほと自分に愛想が尽きた感じです。
きのうの世界
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水路と塔のある町で、一人の男が死んだ。
徐々に明らかにされてゆく住民の関係や町の謎。
文体からじわじわとにじみ出す、静かだけれど、どこか不安にさせる町の空気が、心地よかった。
怒涛のようなラストの展開は、恩田ファン以外にはちょっとハードルが高いかも・・・。
徐々に明らかにされてゆく住民の関係や町の謎。
文体からじわじわとにじみ出す、静かだけれど、どこか不安にさせる町の空気が、心地よかった。
怒涛のようなラストの展開は、恩田ファン以外にはちょっとハードルが高いかも・・・。
秘密を抱えた街、
謎めいた来訪者、
不可解な事件。
魅力的な装置や巧みな心理描写は万全、
半ば以上はそれだけで読み進めることができるが、
終盤になるとその回収をSFで放棄している。
半ばまで楽しめたので「面白くなかった」とは言えないが
読み終わって満足とは言い難い。
ユージニアでは解消されない謎の余韻が
うまく奏功していたがこれはいかんでしょう。
力のある、好きな作家なので
「雰囲気」だけで書いて放り出す癖をなんとかしてほしい。
謎めいた来訪者、
不可解な事件。
魅力的な装置や巧みな心理描写は万全、
半ば以上はそれだけで読み進めることができるが、
終盤になるとその回収をSFで放棄している。
半ばまで楽しめたので「面白くなかった」とは言えないが
読み終わって満足とは言い難い。
ユージニアでは解消されない謎の余韻が
うまく奏功していたがこれはいかんでしょう。
力のある、好きな作家なので
「雰囲気」だけで書いて放り出す癖をなんとかしてほしい。
とある町の橋の上で命を落とした「市川吾郎」。彼の死の謎を解明するのがこの物語。
町は不思議な雰囲気に包まれ、町自体が謎に包まれている。
死の真相はなかなか解明できない。
全体を包む不安な感じは、よく知る恩田陸の世界。
これは決して嫌いではない。
全体を俯瞰で見て、語る目線が次々変わるのはよくある手法なのだが
なんだか今回は少々登場人物に入り込めないというか
何ともいえない違和感を感じるのだ。
読んでいる自分も俯瞰で見過ぎて夢中になれないような感じ。
後半は徐々に雰囲気も変わり、ストーリーに入っていけるのだが
500ページ近いボリュームなので前半はちょっと苦しかった。
謎は「おお!」と驚くモノ。
しかし死の真相はミステリー好きを満足させるかどうかは疑問。
町は不思議な雰囲気に包まれ、町自体が謎に包まれている。
死の真相はなかなか解明できない。
全体を包む不安な感じは、よく知る恩田陸の世界。
これは決して嫌いではない。
全体を俯瞰で見て、語る目線が次々変わるのはよくある手法なのだが
なんだか今回は少々登場人物に入り込めないというか
何ともいえない違和感を感じるのだ。
読んでいる自分も俯瞰で見過ぎて夢中になれないような感じ。
後半は徐々に雰囲気も変わり、ストーリーに入っていけるのだが
500ページ近いボリュームなので前半はちょっと苦しかった。
謎は「おお!」と驚くモノ。
しかし死の真相はミステリー好きを満足させるかどうかは疑問。
この作品は、水路と3つの塔が印象的なM町を訪れてそこで生活し始めた市川吾郎という男が何の目的でこの町を訪れ、そして殺されてしまったのかという謎をメインに話が展開していく。
内容はこの町に住んでいる人物の事件のかかわりや「あなた」と呼ばれる人間が市川吾郎が東京から突然失踪し、M町で殺されてしまった理由を調べにやってくる描写が描かれ、次第にこの町の本当の姿や事件の真相が明らかになっていく。
私は話の中盤辺りまでは、非常に楽しく読めたが、終盤に明らかになるM町の秘密が明らかになったところからつまらなく感じ出してしまった。M町の秘密はそれほど衝撃な内容ではなかった。
そして一番がっかりしたのは、市川吾郎という人物が殺された水無月橋の殺人事件の真相があまりにも現実離れし過ぎていたことである。この作品は中盤までは現実的な話だったが、終盤からSF、ファンタジー色がかなり濃くなりリアリティが無くなる。したがって推理小説を期待して読む人には絶対にお勧めできない。かなり結末がいい加減なので、ミステリ好きは必ずと言っていいほど、読んでがっかりするだろう。
個人的意見としては、恩田陸ファン以外の人はあまり楽しめないのではないかと思う。
内容はこの町に住んでいる人物の事件のかかわりや「あなた」と呼ばれる人間が市川吾郎が東京から突然失踪し、M町で殺されてしまった理由を調べにやってくる描写が描かれ、次第にこの町の本当の姿や事件の真相が明らかになっていく。
私は話の中盤辺りまでは、非常に楽しく読めたが、終盤に明らかになるM町の秘密が明らかになったところからつまらなく感じ出してしまった。M町の秘密はそれほど衝撃な内容ではなかった。
そして一番がっかりしたのは、市川吾郎という人物が殺された水無月橋の殺人事件の真相があまりにも現実離れし過ぎていたことである。この作品は中盤までは現実的な話だったが、終盤からSF、ファンタジー色がかなり濃くなりリアリティが無くなる。したがって推理小説を期待して読む人には絶対にお勧めできない。かなり結末がいい加減なので、ミステリ好きは必ずと言っていいほど、読んでがっかりするだろう。
個人的意見としては、恩田陸ファン以外の人はあまり楽しめないのではないかと思う。




