「麦の海に沈む果実」の幻惑的な世界観に魅せられて、その続編として期待した本書でしたが、その香りは微塵もありませんでした。
麦の海〜が青の丘を舞台とする幻想的なミステリーとするなら、本書は現実的で、また麦の海〜に出てきたような魅力ある人物達もあまり登場しません。
もし麦の海〜の世界観を求めてこの作品を読もうと思われるなら、読まない方がいいです。
また、麦の海〜を読んでない方は、人物関係が非常に分かりずらいと思うので、そちらを読んでからをお勧め致します。
麦の海〜を読まれた方は、そちらの世界観とは切り離して読める方には静かに進んでいくミステリーとしていいのかもしれません。
黄昏の百合の骨 (Mephisto Club)
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読みきれないこともありませんが
ほかの作品を読んでからのほうが読み込めると思います。
登場人物たちの
はっきりしない関係に
もどかしさを覚えながら
どんどん読み進められます。
挿絵に描かれた静物は好みです。
ほかの作品を読んでからのほうが読み込めると思います。
登場人物たちの
はっきりしない関係に
もどかしさを覚えながら
どんどん読み進められます。
挿絵に描かれた静物は好みです。
恩田陸の名作長編「麦の海に沈む果実」の続編。
前作は物語の中のような(まあ物語なんですが)学園の中での幻想的なミステリで、ファンタジー色も強かったが、今作はグッとミステリ色が濃くなり、随所に散りばめられた謎や伏線が、一癖も二癖もある色とりどりの人物によって紡がれる。
誰が味方か、誰が敵か、何を考えているのか、事件の真相は…?ラストのラストまで気を抜けない、静かなミステリ。聡明な主人公・水野理瀬にシンクロしながらも諸処のキャラの目線に立って読み進めてください。
前作からの継続キャラが少ない上、ストーリー上の内容もそれほど関連していないため、前作を見なくても十分楽しめるが、やはり目を通しておいた方が面白い。
恩田陸はスピンオフや予告編などは目にするが、このシリーズほど地続きなシリーズは珍しい。構想段階と言われる完結作「薔薇のなかの蛇」にも期待!
「あのばあさんも、異様な迫力があった。威厳というか、誰にも干渉させない、という意思のようなものが全身に滲み出ていた。みんな陰でひそひそ悪口を言っていたが、要するに、みんな彼女の持つ雰囲気に威圧され、彼女を恐れていたのだ。」本文122ページより
前作は物語の中のような(まあ物語なんですが)学園の中での幻想的なミステリで、ファンタジー色も強かったが、今作はグッとミステリ色が濃くなり、随所に散りばめられた謎や伏線が、一癖も二癖もある色とりどりの人物によって紡がれる。
誰が味方か、誰が敵か、何を考えているのか、事件の真相は…?ラストのラストまで気を抜けない、静かなミステリ。聡明な主人公・水野理瀬にシンクロしながらも諸処のキャラの目線に立って読み進めてください。
前作からの継続キャラが少ない上、ストーリー上の内容もそれほど関連していないため、前作を見なくても十分楽しめるが、やはり目を通しておいた方が面白い。
恩田陸はスピンオフや予告編などは目にするが、このシリーズほど地続きなシリーズは珍しい。構想段階と言われる完結作「薔薇のなかの蛇」にも期待!
「あのばあさんも、異様な迫力があった。威厳というか、誰にも干渉させない、という意思のようなものが全身に滲み出ていた。みんな陰でひそひそ悪口を言っていたが、要するに、みんな彼女の持つ雰囲気に威圧され、彼女を恐れていたのだ。」本文122ページより
記憶が戻ってからの理瀬の物語。
幼少時代から「女の子」であることに絡め捕られた彼女は少女とも少年とも女性ともつかない「観察者」になっています。
祖母の遺言で館にすむ理瀬は二人姉妹と同居中、そしてそこへ一緒に育ったきょうだいのような彼らが帰ってきて…。
あの学園であのひとを喪ってから彼女が出会ったのは?
むせるような百合の香り、その理由は?
「麦の底に沈む果実」に続く理瀬シリーズ本編第二弾。
幼少時代から「女の子」であることに絡め捕られた彼女は少女とも少年とも女性ともつかない「観察者」になっています。
祖母の遺言で館にすむ理瀬は二人姉妹と同居中、そしてそこへ一緒に育ったきょうだいのような彼らが帰ってきて…。
あの学園であのひとを喪ってから彼女が出会ったのは?
むせるような百合の香り、その理由は?
「麦の底に沈む果実」に続く理瀬シリーズ本編第二弾。
恩田陸さんの本は最初結構好きでした。
けれど読み薦めていくうちに感じること。
「意味がわからない・・・。」
これは多分文章読み取る力がない自分のせいだと思うのですが、何を伝えたいかが全くわかりません。
正直この本は、途中で挫折をしようと考えたほど頭が痛くなる推理小説?でした。
しかも、最後の文章を読んで「だから何?」と思ってしまう悲しくて陳腐な結末には少々驚きました。
読み終わった後に「あの時間は一体・・・。」と思う本を個人的に『駄作』と感じますが、まさにこれは・・・。
けれど読み薦めていくうちに感じること。
「意味がわからない・・・。」
これは多分文章読み取る力がない自分のせいだと思うのですが、何を伝えたいかが全くわかりません。
正直この本は、途中で挫折をしようと考えたほど頭が痛くなる推理小説?でした。
しかも、最後の文章を読んで「だから何?」と思ってしまう悲しくて陳腐な結末には少々驚きました。
読み終わった後に「あの時間は一体・・・。」と思う本を個人的に『駄作』と感じますが、まさにこれは・・・。



