南九州を舞台とした大規模火山災害のお話です。
ただスケールが大きいだけでなく、科学的な裏打ちのある、現実味にあふれた描写に圧倒され、一気に読んでしまいます。
ただ、火山災害自体以外の描写(特に首相の言動)に関する現実味が追いついていないので、序盤からちょっとしたちぐはぐ感が散見され、最後にまるで作者の言葉のようにあふれ出てしまっているのがちょっと興ざめしてしまいました。
死都日本
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主人公が噴火後気を失い命からがら辿り着いて井戸水を飲ませてもらった付近がおばあちゃんちです。その先の小さな神社も本当にあります。
この本に出てくる施設などは全て別の名前で実在しています。
道路もその通りです。
主人公の妻の病院は、私の実家のすぐ近くにあります。
つまり 噴火が起これば、私の家族は全員被害にあっていて生き延びれてないでしょう。
本当に地図がもっと詳しく描かれていたならもっと迫力があったであろうと思います。
霧島は活火山です。
宮崎は本当に地震も多いです。
とても他人事だとは思えませんでした。
こんなに詳しく地元のことが書かれているのに地元の人の多くはこの本を知りません。
その後どうなったのか続きが知りたいです。。
描写が正確で 火山灰の動き 火砕流の流れが辿る道筋までびっくりしました。
本当にどこに逃げようかと今も考えています。
この本に出てくる施設などは全て別の名前で実在しています。
道路もその通りです。
主人公の妻の病院は、私の実家のすぐ近くにあります。
つまり 噴火が起これば、私の家族は全員被害にあっていて生き延びれてないでしょう。
本当に地図がもっと詳しく描かれていたならもっと迫力があったであろうと思います。
霧島は活火山です。
宮崎は本当に地震も多いです。
とても他人事だとは思えませんでした。
こんなに詳しく地元のことが書かれているのに地元の人の多くはこの本を知りません。
その後どうなったのか続きが知りたいです。。
描写が正確で 火山灰の動き 火砕流の流れが辿る道筋までびっくりしました。
本当にどこに逃げようかと今も考えています。
空想軍事モノ、北朝鮮モノよりもリアル。
災害シュミレーションの描写が怖い。
実在の固有名詞も多々出てくる。
ただ、ラストは脱力しまくり。
独善ぶりムキだしの首相の国家再建演説が延々と続く。
少なくとも350万の人間が死んだ翌日に、国際中継で「日本が蘇えるためには、これでよかったんです」みたいなことをホザく総理大臣は不要。
小泉さんだってそこまでは言わないよ。
災害シュミレーションの描写が怖い。
実在の固有名詞も多々出てくる。
ただ、ラストは脱力しまくり。
独善ぶりムキだしの首相の国家再建演説が延々と続く。
少なくとも350万の人間が死んだ翌日に、国際中継で「日本が蘇えるためには、これでよかったんです」みたいなことをホザく総理大臣は不要。
小泉さんだってそこまでは言わないよ。
面白い。その面白さは、精密な科学的知識に裏打ちされたリアルな火山噴火災害の描写にある。
日本列島は数万年に一度は破局的噴火を起こしてその当時存在していた生命体の内、食物連鎖上の上位種例えば哺乳類の何割かは死に絶えたことが科学的に推定されている。現在それが起これば地球上の高等生命体全体に及ぼす影響は甚大で、世界人口も数分の一にすらなるかもしれない。なぜなら、自分達の勝手な都合で想定した”自然”を前提にして、生命維持の根拠を人工的環境に置いているからである。
しかし、近年においては人類はこれをまじめに捉えて政策に掲げてはいないし各種社会科学者も哲学者も殆ど問題にあげてはいない。著者は小説化することでこの問題を訴えることに成功している。
ここでは破局的噴火は次のようなものであると述べられている。即ち、人間とは無関係に地球上で発生する数万年に一度の出来事であるが確実に起こることであり、それは起こらないことではなく今起こってもちっとも不思議ではないことであると捉えるべきものである、と。
そのような見方をすれば人々の生き方即ち思想は変わるのではないだろうか?。これはまさに自然哲学の変様である。西欧近代社会思想はこの点に弱みがあり、そこから生み出された科学技術も弱みを持っている。それを止揚できるのは日本列島に住む日本人の適任かもしれない(でも火山が沢山あるイタリアやトルコもその点では同じだからなんとも言えないか)。
日本列島は数万年に一度は破局的噴火を起こしてその当時存在していた生命体の内、食物連鎖上の上位種例えば哺乳類の何割かは死に絶えたことが科学的に推定されている。現在それが起これば地球上の高等生命体全体に及ぼす影響は甚大で、世界人口も数分の一にすらなるかもしれない。なぜなら、自分達の勝手な都合で想定した”自然”を前提にして、生命維持の根拠を人工的環境に置いているからである。
しかし、近年においては人類はこれをまじめに捉えて政策に掲げてはいないし各種社会科学者も哲学者も殆ど問題にあげてはいない。著者は小説化することでこの問題を訴えることに成功している。
ここでは破局的噴火は次のようなものであると述べられている。即ち、人間とは無関係に地球上で発生する数万年に一度の出来事であるが確実に起こることであり、それは起こらないことではなく今起こってもちっとも不思議ではないことであると捉えるべきものである、と。
そのような見方をすれば人々の生き方即ち思想は変わるのではないだろうか?。これはまさに自然哲学の変様である。西欧近代社会思想はこの点に弱みがあり、そこから生み出された科学技術も弱みを持っている。それを止揚できるのは日本列島に住む日本人の適任かもしれない(でも火山が沢山あるイタリアやトルコもその点では同じだからなんとも言えないか)。
実際に起こりそうな話として、つまりノンフィクション的に見れば、とても面白い。しかしながらエンターテイメントとして見る場合には、人物描写などが今一に感じる。映画ダンテズピークが面白いと思った人は読む価値あり。



