人気歴史小説家、しかも「洋物」の作家である。
題材はフランスが多く
勝手にセレブでお上品で近寄りがたい方かと想像していたのだが
エッセイから垣間見る素顔はとても普通で好感がもてた。
又彼女の周りの友人たちの個性の強いこと!
こういう面白い友達がいたら、振り回されて大変かもしれないながらも
退屈しないだろうな・・・
結婚や恋愛について、DNAがなせる面食いや、過去の大罪(小中学生にしてだめおとこを一人世に生み出してしまったとか)そんな笑えるエピソードが非常に軽快な文章で語られ
読みながら笑いころげてしまった。
このエッセイを読んでから作者の本を読めば、まじめな小説でも親近感が沸くこと間違いなし。
パンドラの娘
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といっても、悪い意味ではありません。
スパ、スパ、テンポよくあらゆることを切り刻みながら
俎上に載せる。まるで、料理上手の主婦のように。
そして、その姿はエレガンスでもあります。
年齢も感じさせない。
いったいこのひとはいくつなのだろう。
スパ、スパ、テンポよくあらゆることを切り刻みながら
俎上に載せる。まるで、料理上手の主婦のように。
そして、その姿はエレガンスでもあります。
年齢も感じさせない。
いったいこのひとはいくつなのだろう。
恋や、化粧や宝石には無頓着。
むしろ、そういうものに絡む人間や歴史がおもしろい。
並々ならぬ人間観察への欲求を感じます。
歴史のこぼれ話のような部分(ベルサイユ宮殿のトイレやギロチンに関する話など)もおもしろいし、
作者の周りの友人もおもしろい。
しかし、一番おもしろいのは
そういうものを柔軟に受け止めて、料理してしまう、
作者自体の姿勢がおもしろい。
藤本ひとみ調らしいテンポの良い文体で、綴られているエッセイ。主にまわりの友人との会話からはじまりテーマの確信に近づくと、おもむろに西欧歴史での見解を語り始める。肩肘をはらずに読める一冊。藤本ひとみ先生ファンならずとも、西欧歴史物ファンなら楽しめる事間違いなし。「ひとみファン」であるなばら普段着の先生にふれるチャンス。少女時代の思い出から、香水、酒、お茶、男(!?)まで数々の趣味趣向が満載だ。



