スパ、スパ、テンポよくあらゆることを切り刻みながら
俎上に載せる。まるで、料理上手の主婦のように。
そして、その姿はエレガンスでもあります。
年齢も感じさせない。
いったいこのひとはいくつなのだろう。
恋や、化粧や宝石には無頓着。
むしろ、そういうものに絡む人間や歴史がおもしろい。
並々ならぬ人間観察への欲求を感じます。
歴史のこぼれ話のような部分(ベルサイユ宮殿のトイレやギロチンに関する話など)もおもしろいし、
作者の周りの友人もおもしろい。
しかし、一番おもしろいのは
そういうものを柔軟に受け止めて、料理してしまう、
作者自体の姿勢がおもしろい。



