陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず) (講談社ノベルス)
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今回のお話は元華族の豪邸でおこる連続花嫁殺人事件。謎は序盤でわかってしまいますが、このお話の主題は儒教思想、生と死、日本における仏教と儒教の関係のウンチクです。陽明学、朱子学、論語、孔子など名前は知っていますが、全くの無知の私はその一端に触れ、しきりに感心した次第です。今回は久しぶりに関口くんが登場しますが、どうにも鬱が悪化しますね。榎木津の破天荒さで吹き飛ばしてくれるので、なんとか読み終えられました。
駄目だという評価が多いが、それは今までのシリーズと比較するからだろう。
今までと比べてと考えるのもアリかとは思うが
そういう先入観を持ってこの作品を読むのは余りに勿体ない。
今までの話を一度頭からとっぱらって、0にして読んでみて欲しい。
少なくとも私は泣いた。
余りにも切なくて悲しくて、そして遣る瀬ない。
これはミステリであって、推理小説では無い。
そこだけは念頭に置いて読んで欲しい。
今までと比べてと考えるのもアリかとは思うが
そういう先入観を持ってこの作品を読むのは余りに勿体ない。
今までの話を一度頭からとっぱらって、0にして読んでみて欲しい。
少なくとも私は泣いた。
余りにも切なくて悲しくて、そして遣る瀬ない。
これはミステリであって、推理小説では無い。
そこだけは念頭に置いて読んで欲しい。
ほかの方も書いてらっしゃるように、すぐに犯人やらなにやらが分かってしまいました。途中で出てくる人物達に「何で分かんないのさ!」と突っ込みながら読んでました。あまりにも簡単に分かったので「まさかなぁ。きっと何かどんでん返しがあるはず」と思ってたのにそんなものなく…。
世界に一気に引きこむ強さみたいなものは顕在なだけに拍子ぬけした感じです。今までの作品は推理小説として読んでもすばらしいと思っていたので、また、読者自身が登場人物達と一緒に憑物落としされているように感じられる物語を期待したいと思います。
世界に一気に引きこむ強さみたいなものは顕在なだけに拍子ぬけした感じです。今までの作品は推理小説として読んでもすばらしいと思っていたので、また、読者自身が登場人物達と一緒に憑物落としされているように感じられる物語を期待したいと思います。
個人的にはそれなりに楽しめました。
他の方々同様、推理小説としてというより小説として。
ただし規模(本の分厚さではない・よみごたえ的なもの)でいうなら、
『夏』『理』等を長編、『百器』等を短編として
これは中編くらい。
結局のところ『宴』からの
沈黙の期間(巷説その他番外編はカウントせず)の割りに合わない。
(タイトルから当然)長編クラスを期待した方々が、
待ちに待った挙句これかよと思っても仕方がない。
発売直後の書評が手厳しいのは、そこら辺にあるのでは?
他の方々同様、推理小説としてというより小説として。
ただし規模(本の分厚さではない・よみごたえ的なもの)でいうなら、
『夏』『理』等を長編、『百器』等を短編として
これは中編くらい。
結局のところ『宴』からの
沈黙の期間(巷説その他番外編はカウントせず)の割りに合わない。
(タイトルから当然)長編クラスを期待した方々が、
待ちに待った挙句これかよと思っても仕方がない。
発売直後の書評が手厳しいのは、そこら辺にあるのでは?
冒頭で犯人と動機をあっけらかんと提示しているのは、どう考えてもわざとですよね……。
種明かしをするまでもなく、犯人の成育歴や思想等を延々と読まされるわけですから……。
すると、これは犯人当てミステリーではない。
動機や殺害方法を推理するものでもない。
心理小説?
幻想小説?
いやいやもしかして同調者にして弁護人たる関口による変形倒叙ミステリー?
最初からそう思って読めばもしかしたら面白いのかもしれないけど、序盤で横溝が出てきたりしたので、旧家のドロドロとした人間関係の陰惨なミステリー、意外性のある犯人や動機を期待して読んだ分、肩透かしを食らい、ラストでは「ええー、そりゃないよー」と、思わず情けない悲鳴を ^^;
種明かしをするまでもなく、犯人の成育歴や思想等を延々と読まされるわけですから……。
すると、これは犯人当てミステリーではない。
動機や殺害方法を推理するものでもない。
心理小説?
幻想小説?
いやいやもしかして同調者にして弁護人たる関口による変形倒叙ミステリー?
最初からそう思って読めばもしかしたら面白いのかもしれないけど、序盤で横溝が出てきたりしたので、旧家のドロドロとした人間関係の陰惨なミステリー、意外性のある犯人や動機を期待して読んだ分、肩透かしを食らい、ラストでは「ええー、そりゃないよー」と、思わず情けない悲鳴を ^^;



